神田古本まつりで買った本と思ったこと
こんばんは。よくある #振り返りnote のタグを使って、10月を振り返ろうとも思いましたが、
*高尾山に一度も行けなかった(連続記録が約2年でストップ)
*漢字検定準1級をサボり、数学検定4級1次検定で修羅場になった
ことに尽きます。基本的に土日は家族の用事が入るので、勉強はしないことにしています。いい年して何が家族なんだ、親と同居してるだろ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、家族の数だけ事情があると考えています。それに土日は図書館の学習室は混んでそうです。
数学検定が終わって、やっと友達にLINEできました。今度、その友達に「4級はこんな問題が出たんだよ」と実物を見せたいところですが、きっと問題用紙に書かれた式のいい加減さに「それは違うんジャマイカ」と言われるに1票入れておきます。
さて昨日神田古本まつりで買った本を紹介しましょうか。とりあえず1冊。
斎藤美奈子「誤読日記」(朝日新聞社)
※すみません、出版社品切れです。まあ古書店でゲットして喜ぶ本はこんなものでしょう。
斎藤美奈子の本は、以前講談社現代新書で「出世と恋愛 近代文学で読む男と女」を紹介したことがあります。
↑の文でも書いてますが、過去に市の生涯学習センターで開講されていた「名著再読」の先生が、斎藤美奈子の別の本を紹介していて、買って読んだら面白かったです。以来、著書が目に入ると買って読んでます(今図書館で順番待ちしている本もありますがw)。
週刊誌などの連載で紹介した書評を集めた本のようです。目次を読んでると、私も読んだことがある本も何冊か入ってます。独自の目線でぶった切った文章が楽しみです。堅苦しい本ではなく、ごく普通に当時売れてた本が主になってます。
買った古書店で他に目に留まったのは、橋本治の「桃尻娘」シリーズでした。ぱらぱらめくると、2段モーション……ではなく、2段組になっていて(1ページが上下2段になってる本。昔のSF小説にありがち)、字が小さくて読みづらいので断念しました。
「桃尻娘」シリーズは、以前「桃尻語訳枕草子」を読んで、「本当に“桃尻娘”を読みたい」と思ったのであります。図書館にあるらしい。でも何故買って読みたいと思った?
もう若くないので、文字が小さいと読みにくさを感じます。まだ40代だろ?と思われるかもしれません。古い岩波文庫も字が小さいです。昨日は何とか耐えられるくらいの文字の文庫を選んで買いました。
昨日リュックに突っ込んでいた、佐藤愛子の「九十歳。何がめでたい」は文字が大きかった。てか佐藤愛子の著作(主にエッセイ)の文字は大きいのだが、あれはやっぱりそういう年代の人をターゲットにしているのか? 小説は内容からして容赦しなさそうだが。
昨日買ったのは、他にも里見弴とか幸田文とか、杉浦日向子とかなんですが、積ん読にしないよう頑張ります。杉浦日向子は一時鬼のようにハマってたので、また重複して買ってたらどうしようと思いました。文庫本棚を見上げて「セーフ」とつぶやいたのであります。