夏のお嬢様キャンペーン
こんばんは。パイロットの万年筆のインクカートリッジを2種類持ってますが、同じ青系なのもあって、気分転換に新しくしても、代わり映えしない。手紙に使ってますが、受け取った人は「どこが違う色なんだ! 自己満足にすぎないでしょ!」と思ってるに違いありません。
「深海」と「月夜」の2色なんだけどねえ。ブラウザでサンプルの色を見ても、違うように見えるのですが、便せんとの相性でしょうか。それも万年筆に合う便せんを選んでます(その人のために万年筆向けの便せんを使ってます)。
※和紙風を謳う便せんは、万年筆とは相性が悪いんです。滲む。
季節に合わせてインクを変えたいので、来年は新緑の時期に落ち着いた緑色にしようかなあと考えています。
毎年夏に必ずある、各出版社の文庫本の夏のキャンペーン。昔はグッズ目当てに何冊か買っていました。そして積ん読になるというのは、読んでくださってるみなさんはお見通しのことと思います。
今岩波少年文庫で、「ケストナーとドイツの作家たち」というキャンペーンをやっていて、キーホルダー欲しさに2冊買ってしまいました。先にケストナーの「点子ちゃんとアントン」と「ふたりのロッテ」は買っています。今まさに「点子ちゃんとアントン」を読んでいるところです。あ、こうしてバラすの初めてかもしれないw
これも日本全国で展開されているわけではないので、やっている本屋さんを見つけたら即飛び込みます。昨日もまさにそんなチャンスがやってきました。2冊買って応募すればいいんぢゃね?と思われるかもしれませんが、キーホルダーは2種類あるのです。2口分応募券があれば、どっちもゲットできるっしょ!
ついうっかり買ってしまったのは、ケストナー「飛ぶ教室」(私が生まれて初めて読んだケストナーの本)とエンデの「モモ」でした。これは合計文庫本2冊分のお値段で、新書よりは可愛かったです。
エンデといえば「はてしない物語」も対象書籍です。しかし中身を見ると、現実の世界と物語世界で文章の色が違わない。黒一色。やっぱりあれは図書館にある分厚い本じゃないと、出せない世界観なのか。図書館で借りる恥ずかしさは一瞬、それを乗り越えて没頭して読むことで初めて理解できる世界ってやつ。
このケストナーとドイツの作家たちキャンペーン、家の近くの本屋さんも対象店舗だった。さすが意識高い書店だけある。どれくらい意識高い書店なのかというと、地域柄、国立や私立の小学校受験対策アイテムが普通に売ってる(参考書とか)。マンガが少ない。岩波文庫が駅ビルの本屋さんより充実している。しかも普通の文芸関連の文庫とは一線を画している。売ってるフロアまで違う。
この本屋さんには、コロナ初期に大変お世話になりました。新書が1000円でおつりがこないことを知らず、散歩しながら立ち寄って、ふらふらと買ってました。
というわけで、ケストナーとドイツの作家たちキャンペーンのキーホルダーが欲しくて買ってしまった本は、ちゃんと読みます。「モモ」は未読です。ブックカバーをかけ直すタイミングで、応募券を4枚集めてキーホルダーの応募をします。