見出し画像

ROIの重要性と計算方法

自社ビジネスをお客様に提案をしていて、検討の結果、他社で決まり失注となることってありますよね。
その際に「価格を比べて」「総合的に判断して」という理由を良く並べられることがありますが、あくまでそれは建前で
本質は・・・

「費用対効果」が示せているかどうか

が重要だとある著書に書いてありました。
じゃあどういったことを示せたらよいのか?という疑問が湧いてきます。
今回は会社でも現在協議している費用対効果について書いてみます。

ROIとは何か?

ROI(Return On Investment)は、「投資収益率」もしくは「投資利益率」とも訳され、投資額に対してどれだけの利益を得られたのかを見るための指標です。例えば、1,000万円の投資で2,000万円の利益を上げた場合、ROIは100%となります。ROIの計算式は以下の通りです

ROI=(売上 - 売上原価 - 投資額)/投資額×100

コンテンツマーケティングにおけるROIの重要性

マーケティングは投資活動の一環であり、ROIを計測することは欠かせません。ROIを計測しないまま施策を展開することは、無駄な投資に終わる可能性があります。特にコンテンツマーケティングにおいては、長期的な効果を測定し続けることが重要です。短期間でROIを計測しても、その効果を正確に把握できない可能性が高いからです。

なぜコンテンツマーケティングのROIを計算しない企業が多いのか?

  1. 長期間での測定が必要
    コンテンツマーケティングは、広告などの他の施策と比較して、効果が現れるまでに時間がかかります。そのため、ROIを短期間で計測すると、投資対効果を過小評価してしまう可能性があります。

  2. 早期に計測すると投資対効果を過小評価する可能性
    コンテンツマーケティングは、成果が出始めるまでに時間がかかるため、早期にROIを計測すると将来の見込み売上を加味しない結果となり、正確な評価が難しくなります。

コンテンツマーケティングのROIを最大化するためのポイント

コンテンツマーケティングのROIを最大化するためには、長期的な視点を持つことが重要です。毎月、四半期ごとにROIを計測し、その結果をもとに改善を続けることで、徐々に費用対効果が高まります。また、施策ごとにコストと売上を記録し、累計のROIを計測することで、より正確な効果測定が可能となります。

まとめ

コンテンツマーケティングのROIは、短期的には低く見えるかもしれませんが、長期的に見ると優れた投資対効果を発揮します。定期的にROIを計測し、継続的な改善を行うことで、コンテンツマーケティングの恩恵を最大限に引き出すことができます。また社内で議論していると、会社の上層部が納得するのは「ROI?」「施策を行ったことによるシュミレーション?」「KPI達成率?」などの意見が出ました。
どういった情報があれば納得するのかについては確認が必要かと思いますが、ROIも重要な指標であることは間違いないです。

ご拝読ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集