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書籍分類/IT技術書ではないけどITエンジニアに役立つ本

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IT技術書ではないけどITエンジニアに役立つ本の紹介記事です。
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2023年10月の記事一覧

蔵書紹介:ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修/飯村結香子, 大森久美子, 西原琢夫

本の概要『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修 第3版 エンジニアになったら押さえておきたい基礎知識』飯村 結香子 (著), 大森 久美子 (著), 西原 琢夫 (著), 川添 雄彦 (監修) ソフトウェアエンジニアリングの入門者向けに、開発プロセスについてウォーターフローの場合とアジャイルの場合に分けて説明されている。ほかにチャート記法やセキュリティなどのテーマもある。 昨日までに紹介した『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1』『ず

蔵書紹介:ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業2/鶴保征城, 駒谷昇一

本の概要『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業2 増補改訂版』鶴保 征城 (著), 駒谷 昇一 (著) ソフトウェアエンジニアリングの基礎として、システムの種類や開発プロセスについて書かれている。昨日紹介した『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1』の続編であり、『1』のテーマは特に基礎的・上位概念的だったのに対して、本書はもう少し具体的な方法論に踏み込んでいる。 本書では代表的な業務システム(POS、CRM、CTI)、提案書、費用見積、ド

蔵書紹介:ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1/鶴保征城, 駒谷昇一

本の概要『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1 増補改訂版』鶴保 征城 (著), 駒谷 昇一 (著) ソフトウェアエンジニアリングの基礎や全体像についてエンジニア向けに書かれている。本書では開発プロセス、設計手法、プロジェクトマネジメント、ITスキル標準などの説明があり、プログラミングなどの具体的な技術要素は説明していない。理想を言えばすべてのエンジニアリング関係者が読むべきではあるが、特に元請けのSIerのエンジニアが学ぶべき内容だと思う。 購入経緯と読

蔵書紹介:システム障害対応の教科書/木村誠明

本の概要『システム障害対応の教科書』 システム障害の問題点、対応時の体制、プロセス、ドキュメント、ツールについて書かれている。一般的にシステム障害はないに越したことはないが、障害ゼロの実現は難しいため、障害が発生する前提で対策する必要がある。障害の発生自体の抑制、発生時の影響の抑制、検知、検知後の暫定対応、根本対応、対応の記録などいくつかのアクションがあるため、本書のような教材で体系的に学ぶと良いだろう。 購入経緯と読書状況先日紹介した『運用設計の教科書』の類書と考えて仕事

蔵書紹介:運用改善の教科書/近藤誠司

本の概要『運用改善の教科書 ~クラウド時代にも困らない、変化に迅速に対応するためのシステム運用ノウハウ』 すでに導入・運用開始しているITシステムの効率的な運用と改善について書かれている。既存運用の分析と改善の方法論に始まり、CI/CD、IaC、ローコード/RPA、クラウド化、セキュリティ、人的スキル、組織づくりがテーマになっている。 昨日紹介した『運用設計の教科書』の続編で、前作は新システムを最初から構築する場合のノウハウで、本書は既存システムに対するノウハウという違い

蔵書紹介:運用設計の教科書/近藤誠司

本の概要『運用設計の教科書 ~現場で困らないITサービスマネジメントの実践ノウハウ』 ITシステムの運用設計について入門向けに体系的な説明が書かれている。ITシステムの運用フェーズは開発フェーズよりも期間が長いことが多いため業務への影響が大きいが、実際には運用の考慮が甘かったり全然考慮していなかったりするので、体系的に学ぶことの意義は大きい。本書で設計書を起こすべきテーマや検討するべき項目のセオリーを学ぶと良いだろう。 購入経緯と読書状況Twitterでクチコミを多く見たた

蔵書紹介:エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント/梅田弘之

本の概要『エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント』 システム開発プロセスと設計書作成時の考え方のポイントとして、作成時の心構えやドキュメントの位置付け・役割が丁寧に説明されている。システム開発やドキュメンテーションの根本的な考え方や本質を理解するのに役立つだろう。本書はエンジニア入門者の学習だけでなく、今まで開発プロセスやドキュメントを何となく・惰性でこなしていた人の学び直しにも良いと思う。一方で具体的な書き方への言及はあまりないので、別の教材で補いたい。

蔵書紹介:数学的に話す技術・書く技術/曽布川拓也,山本直人

本の概要『数学的に話す技術・書く技術: 文系の人も使える!』曽布川 拓也 (著), 山本 直人 (著) 数学的に考えて表現することの仕組みと方法論が書かれている。ビジネスにおける数学の必要性、教養としての数学の基礎知識、実践的な数学の使い方により本質的な理解を目指す。どちらかと言えば数学を中心にしてその応用としての表現方法もあるといった構成になっている。 購入経緯と読書状況書店で見つけて、コミュニケーション力の向上を目指してジャケット買いした。まだ読んでいない。

蔵書紹介:エンジニアのための文章術 再入門講座/芦屋広太

本の概要『エンジニアのための文章術 再入門講座 新版 状況別にすぐ効く! 文書・文章作成の実践テクニック』 エンジニア向けにビジネス文章の文の書き方が書かれている。エンジニアは設計書や仕様書に触れる機会が多いため、ふだんのメールや資料でも設計書や仕様書の書き方を使ってしまいがちである。しかし開発の設計書や仕様書と開発以外のビジネス文書では目的や読み手の違いから要求される文章の性質が異なるため、わかりづらい文書になってしまいコミュニケーションロスを生んでしまう。 本書では、

蔵書紹介:エンジニアのためのWord再入門講座 新版/佐藤竜一

本の概要『エンジニアのためのWord再入門講座 新版 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方』 エンジニアのドキュメントをExcelやPowerPointではなくWordで書く方法について書かれている。本書はドキュメントの意味を考えることから始まり、Excel(特にExcel方眼紙)とPowerPointの問題点やWordの優位性を述べた後、Wordの基本的な設定や作成方法などの使い方が示されている。 私の感覚的にもエンジニアのドキュメントはExcelが一番多

蔵書紹介:スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい/四禮静子

本の概要『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい ~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』 WordとExcelの資料作成で「美しさ」「スピード」「共有性」を高めるための方法が書かれている。内容は入門向けでカラー刷りと具体的なスクリーンショットで丁寧に説明されているため、わかりやすい。 購入経緯と読書状況Twitterでクチコミを何度か見て、自分用というよりは同僚や後輩に案内するために購入した。まだ読んでいない。

蔵書紹介:Google流資料作成術/コール・ヌッスバウマー・ナフリック

本の概要『Google流資料作成術』コール・ヌッスバウマー・ナフリック (著), 村井 瑞枝 (翻訳) 見やすいグラフとそうではないグラフの表現の具体例が紹介されている。タイトルは資料作成術と大きな言葉になっているが、実際にはプレゼン資料のグラフの表現に絞られている。プレゼン以外の資料や、グラフ以外の表現、グラフを書く方法については書かれていないので、別の教材で補う必要がある。 購入経緯と読書状況Twitterのクチコミを見て気になって購入した。買って満足して手が伸びずまだ

蔵書紹介:良いFAQの書き方/樋口恵一郎

本の概要『良いFAQの書き方──ユーザーの「わからない」を解決するための文章術』 FAQ(よくある質問と回答)について、良くない書き方の例とその改善案が説明されている。FAQの書き方がわからないとき・改善したいときに読むと良いだろう。入門向けに書かれており、具体例の紹介が多く、解説も丁寧に書かれていて読みやすい。 世の中のドキュメントは読み手の理解度や読もうとしたときのシチュエーションを想定できていないケースがあり、本書はFAQに注目してはいるが、本質的な考え方や方法論は

蔵書紹介:良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方/雨宮美季, 片岡玄一, 橋詰卓司

本の概要『【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方』雨宮 美季 (著), 片岡 玄一 (著), 橋詰 卓司 (著) Webサービスの「利用規約」「プライバシーポリシー」「特定商取引法に基づく表示」をの3大ドキュメントを称してこれらの作り方が書かれている。3大ドキュメントの必要性の説明や書き方、また、サービス名の商標権、同意の取り方、行動履歴の使い方など周辺の注意点まで説明されているため、利用規約を書く際に一通り読むことで主要なリスクを抑制できるだろう。本