空腹感×ファスティング
こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。
今回のテーマは【空腹感×ファスティング】でお伝えしていきます。
「私は食べることが好きだから、断食なんてやりたくない」
「絶対にファスティングなんて無理」
「お腹が空いちゃうし我慢することなんてできない」
「ファスティング」というワードを聞くだけで、一種の拒否反応を示す人はかなり多くいらっしゃいます。色んな不安からこのような思考に至るのでしょうが、そのような人の気持ち、僕もすごく分かります。
過去のファスティングの記事でもお伝えしたように、僕も「絶対にファスティングをやりたくない」と思っていた1人なのです。
そのような不安の中でも特に多くの方が抱えているものが「空腹に耐えられるのだろうか」というものではないでしょうか。
『空腹感に負けて、ファスティングを続けることができないのではないか?』
このような心配を多くの方がされます。
そんな方に今回の僕の投稿を読んで頂きたいです。
ファスティングを経験されていないと分からないかもしれませんし、「嘘だろ?」と思う雨かもしれないですが、騙されたと思って一度受け止めて頂きたいのです。
それは何かというと…
【ファスティングをすると、空腹感は増すのではなく減る】
ということなのです。これはファスティングを経験したことがある方なら共感をして頂ける方が多いのではないでしょうか。
「空腹感に打ち勝つ」ということが、とにかく骨が折れる作業だと思ってしまうのでは、実は勘違いなのです。これは空腹の性質を誤解しているからそう思ってしまうのです。
今回の投稿はその解説を行なっていきますので、ご興味ある方は最後まで読んで頂けると嬉しいです。
○空腹の「勘違い」
「ファスティングを行うと空腹感に耐えれない!!」
このように思ってしまっている人の思考回路は、もしかしたらこのようになっているのかもしれません。
何かを食べると胃がいっぱいなる、そうすると脳に「もうお腹いっぱいだよ!」というような命令が送られる、そして、胃が空になると「お腹が空いたよ!何か食べさせてよ!」と脳にサインを送るからお腹が空いたと思っちゃう…このような感じでしょうか。
要するに、空腹だと感じるかどうかは「胃の具合によって決まる」という説です。何も食べていない時間が長くなると、何か食べないといけない、胃が空になるからお腹が空いているものだと思い込んでしまうのです。
でも、これは事実ではありません。
例えば6時にご飯を食べて、朝ごはんを7時だったり8時に食べるとしましょう。1日3食きっちり食べる人でも、夜と朝の間隔は12時間程度空くのではないでしょうか。そうであっても、朝起きた直後の空腹感と、昼〜夜の間の空腹感とでは、朝の方が圧倒的に少ないはずなのです。
これは「概日リズム」というものが関係しているのですが、概日リズムについてはまた別途書かせて頂く予定です。
○空腹について覚えておくことは2つ
まず1つは「空腹は胃の具合で決まるものではない」ということです。
そして、もう1つが「条件反射」で決まるということです。
もし時間がありましたら、こちらをご覧ください。
上に載せた動画は、ただただ肉が焼ける音が垂れ流されるというものなのですが、この音を聴いただけでも「なんだかお腹が空いてきた」と思った方はいらっしゃるのではないでしょうか。
このような音を聞くだけで、自然に空腹を引き起こす刺激もあれば、「パブロフの犬」みたいなことだってあります。
これは何かというと、ロシアの科学者であるパブロフ氏が犬の唾液分泌を研究していて、犬にベルを鳴らしてえさを与えると、ベルを鳴らしただけで、犬が唾液を分泌するようになったというものです。
これは食事以外でも言えることですが、食事に関していえば唾液分泌、膵液分泌、インスリン産生については、何か食べることをしなかったとしても、それを予期・予測しただけで増えると言われています。これは、腸の反応として入ってくる食べ物を同期させるのに役立ち、「脳相反応」と呼ばれています。
○じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?
ということにいきますよね。
そこでお勧めしたいのが「ファスティング」なのです。ファスティングを行うことで「空腹の思い込み」にさよならをしましょうというご提案です。
ファスティングの断食期間中は固形物を摂りません。なので、普段と食事の間隔が変わりますので、何が何でも1日1回〜3回の食事を摂るという普段の習慣を打ち破ることになります。これをすることで、毎日約3〜6時間おきにお腹が空いちゃうという習慣(条件反射)と離れることができるし、○時になったからご飯を食べないとというようにはならなくなります。
ただ、あくまでこれは「空腹を感じない」というわけではありません。当然のようにお腹は空きますので、ここは勘違いをしないで頂きたいところです。
今回お伝えしたいことは、特定の時間・機会という条件反射をするわけではなくて、しっかりと「お腹が空いているから」空腹を感じるというようにするための1つの手段としてファスティングを推奨したいという話です。時間を気にするのではなく、栄養摂取については体に聴きませんか?というススメなのです。
○空腹感はいずれ去る
「お腹が空いたら力が出ない」だから空腹を感じたらすぐに食べたいんだという方もいらっしゃいます。その気持ちもすごく分かります。
そんな時にこの言葉を思い出して頂けると嬉しいです。
【空腹感はいずれ去る】
体を動かすことが多い人、運動強度が高いことをされている人が積極的に食べるのであれば良いのですが、現代人の多くの人ははっきり言ってしまうと「食べ過ぎ」なのです。
空腹感は増えた続けることはありません。いったんは増えるものの、ピークを迎えればその後は去っていきます。
なので、私たちができることは「空腹感をいかにスルーするか」ということなのです。そのための前提知識として「空腹感はいずれ去る」ということを知っておきましょう。これを知っていれば対処方法を考えることができるからです。
そのための手段として僕は「ファスティング」を推奨します。
僕の経験上、ファスティングの1日目が最も空腹感を感じてキツイです。2日目もまだキツイですが、1日目ほどではありません。そして、3日目になるとだいぶ落ち着いてきます。これは「僕だから」できたことではありません。あなたも必ずできます。空腹感は乗り越えることができるのです。
だからといって、通常より空腹の期間が長いにしても、なぜ長期間のファスティングをすることが可能になるのか?ということなのですが、それは空腹感は特定の食事時間に決定されないからなのです。
空腹感を決定するものは【ホルモン】です。以前の記事でも取り上げましたが、インスリンだったり、グレリンというホルモンもそれにあたります。
上でもお伝えしましたが、空腹を感じるのは「胃が空だから」というものではありません。ステーキの音などの自然な刺激だったり条件反射によるものなのです。ファスティングをすることで、このような刺激に負けない、打ち破ることが可能になるのです。
今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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