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ダイエッター必見!!あなたが痩せない理由は「コレ」かもしれない!?

なんで私だけ痩せないの??

「●●だけで1ヶ月で3kg痩せた!」っていうから、私も同じことをやったのに、全く痩せない!!なんで!!

……なんて思ったことがある経験はありませんか?

自分にはダイエットは無理なんだ……自信がなくなってしまいますよね。

こういうことがあると、私は「痩せない体質」なんだと思ってしまう人が結構多いですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

今回は「仮説」のようなものをお伝えさせてください。

仮説といってもしっかりと説明させていただくので、自分でいうのもなんですが読む価値はあるはずです。

内容は「インスリン抵抗性」についてです。

この用語が初見の人には「ん?なんのこっちゃ?」という話になってしまうでしょうが、初見の人にも分かりやすくお伝えします。

今回は、「あなたが痩せにくいのはインスリン抵抗性の可能性がある」という話をさせてください。

○インスリン抵抗性になってしまう原因とは?

そもそもインスリン抵抗性とはなんでしょうか?まずはここから丁寧にお伝えします。

●インスリンとは?

インスリンとは、膵(すい)臓から分泌されるホルモンの一つ。 膵臓にはランゲルハンス島と呼ばれる細胞の集まりのβ細胞から分泌されます。

インスリンの主な働きは2つ。

 ▶︎エネルギーを使えるようにする

身体は食事によってエネルギーの素(三大栄養素)を取り入れています。これを細胞に送っているのがインスリンです。

インスリンは「血糖値を下げるホルモン」という認識をしている人が多いですが、これも間違いではありません。例えば、糖質は体内でグルコースに分解され、血中に入ると血糖値を上昇させます。

グルコースはエネルギー源なので、各細胞に必要なもの。インスリンが働くことで各細胞にエネルギーを届けています。結果、血糖値が下がるのでインスリンは血糖値を下げるホルモンだと認識されているのです。

実際は生きる上で超重要な働きをしていて、インスリンが働かなくなったら細胞は正常な働きができなくなります。なので血糖値を気にする人が多いのです。

 ▶︎エネルギーを貯蔵する

もう1つは、余分なエネルギーを貯蔵する働きです。

貯蔵方法も2つあって、1つは「グリコーゲン」にして貯蔵する方法。そしてもう1つ。貯蔵できるグリコーゲンの量は限度があるため、限界を超えてしまったものは「脂肪」として身体に蓄積されていきます。

このように、インスリンは「肥満を促進するホルモン」でもあることを知っておいてほしいです。インスリンが働いている限り、エネルギーを貯蔵するので脂肪が燃焼しにくい状態が続きます。

●インスリン抵抗性とは?

インスリン抵抗性とは、簡単にいってしまうと「インスリンがしっかりと働かない状態のこと」であり、インスリン抵抗性になってしまうと、インスリン値が異常に高い状態が続いてしまいます。

インスリンは聞いたことがあるけど、インスリン抵抗性は聞いたことがない人が多いと思いますので、どういう状態なのか例を出してお伝えしていきます。

 ▶︎電車を使ってインスリン抵抗性を説明する

インスリン抵抗性は、この3つを使ってお伝えします。

電車:細胞
乗客:グルコース
駅員(車掌):インスリン

だとしてイメージしてほしいです。

まず、駅に電車がつくとドアが開きます。

ドアを開くのは車掌さん。ドアが開いたら駅にいる人は電車に乗り込んでいきます。

実際の身体の中でも同じことが起きていて、インスリンが命令をして細胞の中にグルコースが入っていきます。

電車のドアが開いたら、通常であれば車内に入っていくはず。身体の中であれば、細胞内にグルコースを取り込むことは通常であれば無意識に行われていくはずなのです。

ただし、その電車が満員電車だったらどうでしょうか。電車の中はすでに乗客でいっぱい。

車掌さんは「駆け込み乗車はおやめください〜」「次の電車をご利用ください」などと言うかもしれません。車掌さんは乗客を電車に乗せたいのに乗せることができません。

正確ではないかもしれないですが、このような状態になっていることを「インスリン抵抗性」といいます。細胞の中にグルコースを取り込みたいのに、うまく取り込めない、頑張らないといけない状態です。

では、このような電車に乗客を入れるためにはどうしたら良いでしょうか?

朝の駅でよく見る光景を思い出してほしいです。日中や夜にはいないけど、朝の駅にいる人…それは「駅員さん」で、スムーズに乗車できるように誘導している人たちです。

実際には、彼らが「インスリン」として働くわけで、通常ならすんなりグルコースを押し込めるところ、ちょっと強引にでも押し込んでいくわけです。誤解を恐れずに申し上げるとすれば「強引にでも押し込め=インスリンをもっと増やせ」なのです。

正確な伝え方ではないかもしれませんが、この説明でインスリン抵抗性の初回を終えます。

○まとめ

今回は、「あなたが痩せにくいのはインスリン抵抗性の可能性がある」という話をさせていただきました。

インスリンは「肥満促進ホルモン」という前提知識があると、インスリン抵抗性になってインスリンが分泌する状態が続いてしまうのはダイエットに向かないということがイメージしやすいと思います。

今回の記事がダイエッターの参考になると嬉しいです。



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