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改めて「チキンラーメン(日清食品)」の凄さを思い知る
こんにちはSHOです。いつも僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。
今回の投稿は【食】をテーマにした話です。はっきり申し上げまして、ご覧頂いているみなさまがご想像している「ダイエット」とはかけ離れている内容になっているかもしれません。
ただ、僕にとっては大きな気づきがありました。
その「気づき」とは何なのか?その話をしていきたいと思います。ご興味がある方は是非最後までご覧頂けると嬉しいです。
○なぜ、チキンラーメンの話を急にし始めるのか?
まずはこの経緯を話す必要があると思います。
高校からの友人(苗字がNから始まるので以降N氏)と、プライベートでよく遊んだりしているのですが、彼と面白い企画を考えて実行していることがあります。
僕が電車が好きだから、サフィール踊り子号に乗って河津桜を見に行ったり、実際に行ったけど時期が終わっていて滞在時間約1時間で帰りもサフィールに乗って帰ってきたり。こういうことにも付き合ってくれる僕の大事な友達です。
それ以外にも色々と楽しいことをやっているのですが、その1つで「チキンラーメンを使って他の食材1000円以内でどっちが美味しいものを作れるか対決」というものを先日行ったのです。
この勝負のポイントは2つ。
1つは、インスタントラーメンって大体付属のスープが付いているんです。だけどチキンラーメンにはありません。なので、素材の味を生かしてどこまで美味しくなるのかというのに興味がありました。
もう1つは1000円という縛りをつけたことです。高級食材を使えば無限に料理の幅も広がるのかもしれないのですが、限られた予算でどこまで美味しくできるのか創意工夫して料理をしてみたかったのです。
N氏が作った料理もとても美味しかったのですが、ここは僕のnoteなので(笑)紹介するのは心苦しいですが割愛させて頂き、僕が作ったものを紹介させてください。
○僕が作ったチキンラーメンを使った料理とは?
購入した食材はこちらです。
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これね、正直に白状させてください。
企画倒れになってしまうのですが、1000円超えてしまったのです。なぜかというと、1番上にあるニンニク。海外産のものを購入したつもりだったのに、間違えて国産のものを購入してしまっていたのです。ニンニクは国産のものより海外産のものが約100円安いのです。
レジで金額を見て驚愕…
写真をご覧になって「本当に1000円以内なの?」と思う方もいらっしゃる方もいるのではないかと思い、先に申し上げておきます。ちなみに、チキンラーメンの値段は除外しています。
そして、僕が作った料理は「ニンニク薫る豚チキンラー飯」と勝手に命名させて頂きました。チキンラーメンを使った料理はyoutubeなりクックパッドなり、チキンラーメンのHPでも紹介されているのですが、これはどこにも載っていません。既存のものと一緒のものでは面白くないので勝手に考えました。
僕のnoteは「ダイエット」がテーマとなっているものなのでニーズがあるか非常に微妙なのですが、レシピご紹介させて頂きます。ただし、このレシピは食材1000円以内にこだわったレシピなので、他のもので代用できる場合は是非そうされてください。
<食材>
チキンラーメン 1袋
パックごはん 180g
卵 2個
豚挽肉 100g
ニンニク 2片
コンソメ 5g
小ネギ たっぷり
塩 適量
胡椒 適量
本当は豚肉はバラ肉を使いたかったです。ただ高くて…豚バラ肉を使った場合は、調理を開始する前に細かく刻んでおきます。
これはどの料理をする場合も一緒ですが、調理前に下ごしらえをきちんとしておくことが非常に大事です。特に炒め物はスピードが命だったりします。卵も溶いておく、ネギも切っておく、調味料も手がすぐ届くところに置いておく、準備しておくことがとても大事です。
<工程>
1 フライパンにサラダ油大さじ2をひいてそこにスライスしたニンニクを入れて、カリカリになるまで焼く。
2 フライドガーリックチップはフライパンから一旦取り出して別皿に移す。フライパンに残った油はガーリックオイルとしてそのまま使う。
3 豚肉をいい感じになるまで(?)焼いていく。
4 チキンラーメンを投入。フライパンに入れる前に袋に入っている麺を手で砕いて細かくしておく。
5 お水を150cc投入。2〜3分弱火にして蓋をして蒸し焼きにする。
6 水分がなくなったら卵を投入。スクランブルエッグ状にしたらご飯を投入して炒めていく。調味料(塩、胡椒、コンソメ)を入れていく。
7 出来たものの上に小ネギとガーリックチップを乗せて完成。お皿に盛らずにフライパンのままで。そうすると下におこげが出来ていたり。
で、完成品がこちら。
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ガーリックチップにすることで食べた時の食感が増します。そして、上でお伝えしたように、僕はニンニクの買い間違えをしたことで予算1000円を超えてしまったので、もう企画が終わってしまい、N氏宅のキャベツを若干いただいています。お肉と一緒に炒める感じで良いかと思います。
味付けは香りを出すために醤油を小さじ1程度入れてもいいかもしれません。あとニンニクは僕はフライドガーリックチップにしましたが、みじん切りにしてそのまま炒め続けても良いかもしれません。これは好みです。
さらに上の写真をご覧頂けると分かると思いますが、卵がどこにあるんだと思うかもしれませんが、鋭いご指摘です。僕、卵を投入するのを完全に忘れていまして、最後の方に焦って入れたんで目立っておりません…。
○料理を作って食べた後の感想
自分で作った料理で手間みそなのですが、美味しくできたと思っています。
ただし!!
正直に伝えると、チキンラーメンは不要でした。ない方がもっと美味しくなった気がするのです。
このように書くと「チキンラーメンは美味しくない」ということを公然に書いてしまうことになるのですが、そういう意味ではないのです。
言い方を変えると「チキンラーメンは完成された商品」だと思ったのです。チキンラーメン単体で食べるのが美味しいと思ったのと、CMでも放映されているように、卵を落として食べるというのがベストの食べ方な気がします。頑張って美味しくしよう、工夫しようとしても、チキンラーメンが完成されている商品なのだと思ったのです。
これはびっくりしました。
僕、このレシピは「サッポロ1番塩ラーメン」を使って作った「塩ラー飯」を参考にして作ったのです。この時はめっちゃ美味かったのですが、今回はそれを上回ることが出来なかったです。
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○ダイエット的には炎上ポイントかもしれません
ダイエットを教えている身分にもかかわらず、インスタント食品を使った料理を作りアップするというのは「この人大丈夫なの?」と思われるかもしれません。
確かにダイエットをするにあたっては、チキンラーメンのようなインスタント食品を積極的に推奨することはありません。健康的な食事か、不健康な食事かと言われたら、後者の方に近いものだと言えます。
でも、なぜあえてこのような投稿をしたのか?
もちろんそれには理由があります。
僕はどんな食べ物であっても「食べることができるということは当たり前ではないし、非常に有難いことなんだ」という価値観を持っています。
チキンラーメンが作られたのは1958年のこと。もう60年以上前で、戦後からは10年後くらいのことです。開発したのは、日清食品の創業者である安藤百福氏です。世界初のインスタントラーメンであり、今もなお多くの方から愛されている商品であり続けていることってものすごいことだと思いませんか?
ダイエットをしていると、何を食べようかより「何を食べないといいんだろうか?」のような食事制限のことをメインで考える人が多い印象を持っています。
今の世の中は飽食時代であり、食べ物に困ることはほとんどありません。24時間営業のお店もあり、何か食べたいと思ったらすぐに買いに行けるし、ネットでも注文することだって可能です。
だからこそ「何を食べなきゃいいんだろうか?」というような考えが生まれるんだと考えています。食べることができる、食べる物があるということが有難いことなのに、それに気づくことができる人は今の時代どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
こんなことを言っていると「お前は時代錯誤なんだ」と言われてしまうかもしれませんが、僕はそう思いません。むしろ、今の時代だからこそ、食の有り難みを感じて頂きたいと思っています。
「何でもかんでも好きなだけ食べることができる」「お金さえ出せばどんな食べ方してもいい」と思っている人もいます。果たしてそうなのかな?と僕は思います。
「安くて食べられれば何でも良いんだ」と思う人もいます。果たしてそうなのかな?と僕は思います。
そして「無添加や身体に害を与えるようなものは一切口にしない」という人もいます。僕はこれも極論だなと思ってしまいます。否定はしません。ただb僕とは価値観が違うだけ。
僕が伝えたいことは【目の前に自分が「食べたい」と思ったものがあり、それを食べることができるというのは当たり前のことではない、有難いことなんだ、それが健康的だろうが、不健康なものだと言われようが、安かろうが、高かろうが、食にありつけること自体素晴らしいことなんだ】ということです。
それを知る手段は色々あります。
今回のように、1つの商品の製作過程や作った人の想いを知ること。そしてもう1つは、実際に意図的にでもいいから「食べることが出来ない状態」を体験することだと思っています。これは「ファスティング」をすることで可能となります。
安藤氏がいてくれたから、日清食品があったから救われた人、満足感を得た人、感謝してもしきれない人はたくさんいらっしゃるはずです。
そういう意味で、僕は日清食品ってなんて素晴らしい会社なんだろうという想いがこの料理を作って溢れました。本当にすごいなと。
こういうことを考える人は少ないと思うのですが、何を食べても「ありがたい」と思うことは大事なこと、感謝しかないと思います。
特にお子さまにはこのような気持ちをもって育つと、大人になっても食べ物の有り難みを感じることができる人に育つのではないかと思っています。
ということで最後の方が暑苦しくなってしまいましたが、今回はチキンラーメンを食べての気づきをお伝えしました。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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