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えごま油のおススメと選び方のポイント

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

今回のテーマは【油】です。その油の中でも「オメガ3系脂肪酸」と言われているモノが多く含まれている【えごま油】について取り上げていくことにします。

○脂質は健康の敵、ダイエットの敵なのでしょうか?

脂質は糖質・たんぱく質と並び、三⼤栄養素の1つです。

糖質:脳のエネルギー源になる
たんぱく質:⾝体の組織や筋⾁などを作る

では、脂質は何をしているのか?とイメージをしたときに、ネガティブないイメージをされる方が結構多い印象を持っています。

・摂りすぎたら太る(1g=9kcal)
・コレステロール値が⾼くなると、⽣活習慣病になるのでは?
・⾎液がドロドロになる
・脳や⼼臓の⾎管が詰ま理やすくなる

などなどです。確かにこれらのイメージも決して間違いではないでしょう。 しかし、だからといって脂質を敵視するのは、実は間違いなのです。

例えば、ネズミを使った実験で、無脂肪⾷で育てられたネズミが

・成⻑が⽌まる
・⼦供ができない
・しっぽの⽪膚がうろこ状になってしまう

このような問題を抱えてしまうようになるのですが、これは脂質が重要な栄養素である証拠と言えるのではないでしょうか。

では、実際に脂質はどんな働きをしているのかをみてみましょう。

○脂質の役割

●エネルギー源となる

先ほども申し上げたように、脂質は糖質・たんぱく質と並びカラダに必要不可⽋な三⼤栄養素の1つです。 人間の体の約15~20%は脂質で構成されていて、健康を維持するためにも必要不可⽋なものです。 そして、糖質やたんぱく質よりも効率のよいエネルギー源になります。

・糖質・たんぱく質:1g=4kcal
・脂質:1g=9kcal

●細胞膜をつくる

脂質は、細胞を構成する細胞膜の材料になります。

<細胞膜の役割>
・細胞内に酸素や栄養素を取り込む
・細胞内で発⽣した⽼廃物を排出する
・細胞同⼠の情報伝達をする
・有害物質の侵⼊を防ぐ

といったように、細胞膜は非常に重要な役割を担っています。

●その他

・ホルモンの材料になる
・体脂肪として体温を保つのを助ける
・筋⾁や臓器を衝撃から守るクッションの役割を果たす
・太陽の光を利⽤してビタミンDを合成したり、脂溶性ビタミンの吸収を助ける

などなどです。

今回のメインは「オメガ3系脂肪酸」についてなので、以上のことは書かなくても良いかと思いましたが、油の話をするにあたって、オメガ3系脂肪酸の話をするにあたっては、大前提の話になり、これを伝えておかないとなぜオメガ3系脂肪酸の話をするのかその本質が失われるし、お勧めする理由が不明確になるからです。

油を摂ることはマイナスなことではなく、健康に生きる上で非常に重要なことなんだということ。そして、現代では油の摂りすぎが問題になっていますが、油にも種類があって、摂り過ぎなのはオメガ6系脂肪酸(トランス脂肪酸も含めて考えます)です。オメガ6とオメガ3のバランスが崩れているので、積極的にオメガ3系脂肪酸を摂取していきましょうということを、今回の投稿のプロローグとしてお伝えしておきたいのです。

参考記事として3つ貼らせて頂きます。お時間ある時にご覧頂けると嬉しいです。油の種類等についてのご案内はこの投稿では割愛させて頂きます。

○えごま油について

えごまはシソ科の植物で、⾒た⽬も⽣育特性もシソに似ています。遺伝⼦も99%同じなのです。 涼しくてやや湿潤な気候を好み、⽇本では東北地⽅や岐⾩県、島根県を中⼼に栽培されています。

えごま油を使用した方ならご存知かと思いますが、かなりシソの味わいを感じるものもあります。でも、僕がお勧めしたいえごま油は、シソの感じは少なくて、非常に香ばしいものとなっています。最後にお伝えいたします。

●えごま油の抽出方法

主に2つあります。同じえごま油でも原料や産地や搾油⽅法によって成分量が変わってきます。

●圧搾法
昔からの⽅法で、油圧機を使ってゆっくりと圧をかけ、油を摂りだす⽅法です。 ⼀度に搾油できる量が限られているので、時間と⼿間がかかります。

ただし、抽出法のようにえごまを粉砕や薬剤などのストレスによる不純物が⼊らないため質のよい油が抽出できます。上質な油ができますので価格は⾼めです。

●抽出法
油を溶かす有機溶剤を使⽤して油を抽出します。この⽅法を⽤いれば効率はいいし油分もほぼ完全に抽出することが出来ます。

しかし、有機溶剤を除去する過程で蒸留するため、熱に弱い栄養素などが破壊されてしまいます。

●えごま油の保存方法

これはえごま油に限らないことですが、オメガ3系脂肪酸が多く含まれている油は、他の油と⽐べてとても酸化しやすいので、保存には注意する必要があります。

(未開封の場合)
⾼温多湿の場所を避け、光が⼊らない場所ならば常温でも⼤丈夫です。⻑期保存には不向きなので、1〜2カ⽉で消費できる量を都度購⼊するのが理想的です。

(開封後の場合)
開封すると急速に酸化が進みますので必ず冷蔵庫に保存し、1か⽉を⽬途に使い切ることをお勧めいたします。60⽇を過ぎたら期待できる効果はほぼないと言っても過言ではありません。

●えごま油の選び方のポイント

1 製品も原料も国産
栽培も製造も国内でされているものが良いでしょう。ホームページもしっかりしていて、製造⽅法など全て公開されているものが望ましいです。

裏⾯の原材料のところを⾒ると

加⼯:⽇本
原料:中国

なんてものも少なくありません。中国の原料のものが悪いというわけではありませんが、国産のが安⼼です。国内で流通している純国産のえごま油は、全体の3%くらいだそうです。

2 無農薬栽培

3 αーリノレン酸の含有率が分かるもの
これは製造会社のホームページでちゃんと確認できるものが良いです。

4 低温圧搾法での製造

5 容量が少ないもの、または遮光びんに⼊ったもの
先ほども申し上げたように、えごま油は酸化しやすいので、⾼品質なものを選びましょう。

以上5つをクリアしているものを選ぶことが1つの基準となります。

●オススメのえごま油

僕がお勧めするえごま油は「飛騨えごま本舗」さんのえごま油です。

とにかく香りが香ばしくて、他のえごま油とはまるで違います。

正直申し上げまして、えごま油はクセがありまして苦手な方が多いと思います。そんな方こそ、こちらのえごま油を試して頂きたいです。本当に美味しいです!!


といったところでいかがでしたでしょうか?

これを読んで頂いた方のえごま油選びに参考になって頂けるととても嬉しいです。

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