自分で自分を満たす方法|自分で自分を満たす感謝のワーク【2日目】
こんにちはSHOです。僕のnoteを読んでいただきありがとうございます。
「自分で自分を満たす」
これができると、控えめにいって【人生変わる】といっても過言ではありません。
こうやって思う人もたくさんいるでしょう。
「自分で自分を満たすことができる」たったそれだけで人生変わるわけないやろと。
騙されたと思ってやってみていただきたいんです。
このシリーズは1週間分(計7回)で、ワーク形式で行います。
このようなスケジュールで行っていく予定です。
今回は2日目の内容をお伝えしていきます。早速始めましょう。かなりのボリュームがありますので、心してお読みください。
<1日目>
○満たされない原因
2日目はインプットが多い分、ワーク(アウトプット)を少なめにします。
「自分で自分を満たす方法」について早く知りたいと思っているかもしれませんが、少しずつご案内させて頂きますので、ワークを通じて実践していって欲しいです。
「自分で自分を満たそう」と言っても、何が原因で満たされていないのかが分からないことが多いのではないでしょうか。
原因が分かれば自分で対処することができるかもしれませんが、それが難しいのがこのテーマのポイントの1つです。
●外側から満たされることに期待しすぎない
自分で自分を満たすことができない理由の1つは「外側の世界から満たされようとしているから」でしょう。
自分と対話をしたことがある人はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
「え?自分と話す?どうやって?」
「どこにいるの?」
「自分と話すことなんてできるわけないじゃん」
このように思う人も多いはずです。
そりゃそうだ、姿も形もないし目に見えないわけだから、もう1人の自分なんているわけがないと考えるのでしょう。
人は「目に見えるもの」を特に信じる傾向があります。逆を言えば、目に見えないものを信じないということ。
それと同様に、多くの人は目に見える外側の世界だけに意識を向けて生きようとします。
すると、自分よりも他人に意識が向き、他人から認められたい/褒められたいという評価を求めるように。外側の世界から満たされることを求め、満たされるために生きるようになってしまうのです。
これはいわゆる【他者承認欲求】というもの。承認欲求については別記事でまとめています。
外側の世界から満たされようしても、これでは自分らしく生きるのは難しいでしょう。
●自分の内側から満たしていく
なので、こちら側に少しずつでいいのでシフトしていきましょう。
他人や周りの環境に癒しを求めるのではなくて、内側にいる自分自身から満たしていくのです。
外側の世界に癒しを求めると、自分以外の何かに期待するようになってしまいます。そして、思うような結果が出なかった時には裏切られたように感じるのです。
外側に期待するのではなくて、自分自身を信じる心が重要になります。
○自分で自分を満たすことが苦手な人の特徴
ここでは「自分で自分を満たすことが苦手な人の特徴」をお伝えしていきます。
ポイントは【自尊心が高く、傷つきやすくて、挫折しやすい】ということです。
高圧的で横柄にみえますが、自尊心が高い分繊細で傷つきやすく生きづらさを感じています。
●成功のみをイメージする
とにかく失敗が怖いので考えることすらしません。または、失敗するととにかく落ち込むので、行動するのに躊躇しやすいです。
●外的価値しか信じない
自分に自信がなく、自己判断ができないために外的価値に従って生きています。
●他人の期待に全て応えようとする
他人が自分をどう評価するのかが不安で不安で仕方がありません。
●結果こそ全てだと思う
他人から評価されたいので、プロセスよりも結果を重視するようになります。
●上昇志向が強い
凡人から見下されないように、自分の身を高いところに置こうとします。
○思い通りにならない時の3つの兆候
自尊心が損なわれるようなことがあると、大きな挫折感を味わい乗り越えることができなくなりやすいです。
具体的には、このような徴候をみせます。
① 怒り
感情が爆発して相手を無能だと決めつけ罵倒をしたり、パワハラに近い言動を見せ激しく攻撃することもあるでしょう。
② 落ち込み
挫折から立ち直ることができずに、そのまま抑うつ状態になったり食欲不振や不眠になったりします。
③ 現実逃避
自尊心を守るため、人にこれ以上傷つけられないようにするために、相手を蔑んだり無関心を装うことも。
●なぜ、このようになったのか?
ここでお伝えすることが全てではないということ前提に読み進めていただきたいですが、1つは「幼少期の教育」にあると言えるでしょう。
周囲からは「自惚れが強くて自分大好きな人なんだろう」と思われがちで、過保護に育てられた結果横柄になったんだと思われがち。
でも、実際にはその逆。
親から甘やかされたのではなく、甘えてはいけないんだと思って育てられたケースの方が多いです。
幼少期にこのような思考パターンが定着してしまったために、これが当たり前なんだと思っています。
●自己愛とは?
ここでは「自己愛」について触れておきます。
ざっくりいうと、自己愛とは「自分を大切にできる能力のこと」です。
正常な自己愛が形成されていくと、自分自身のことを信頼できて自信と誇りを持つことができます。幼少期に親(特に母親)と愛し愛される体験を通じて、心に内在化され育っていくのです。
それに比べて、いわゆる「自己愛が強い」と言われるタイプの人は、自分や自分の世界を愛しすぎているが故に、自分以外の他者は、自己愛を満たすための手段にしかみないこともあるでしょう。
無条件に愛された記憶もなく、親からの期待に応えようとして生きていてもそれに応えることができなければ、生きる価値がないとすら思ってしまうこともあります。
だから、このようなタイプの人は「自分は特別な存在でなければ他人に認められないんだ」と考えやすいし、「他人に必要とされる自分でなければならないんだ」というような強迫観念も持ってしまいやすいのです。
○内的価値と外的価値
人は「自分はこうありたい」という内的価値を持ちながら、人からどう思われるかという外的価値も無視することができません。
なので、この2つの価値観のバランスをとりながら生きています。
自分で自分のことを満たすことが苦手な人は、内的価値があまり存在せず、他人が評価してくれないと自信を持つことができません。
とはいっても、結果が全て。
結果が悪ければ価値がないと思ってしまいます。このタイプの人は過程は大事ではなく、「できたかできないか」だけが重要です。
●内的価値
自分で評価し、自分にしか見えない価値のこと。
客観的評価が難しく、人と共有できない信念や美学に近いもの。
ex.几帳面、律儀、勤勉、真面目、優しさ、自分に正直、気配り
●外的価値
他人の評価を通じて見える価値のこと。
人から「すごい」と言われることが価値基準。
ex.学歴、収入、外見、センス、知識、才能
○特有な人間関係
自分で自分を満たすことが苦手なタイプの人は特有な人間関係を作りやすいです。いくつか挙げていきます。
●人と対等な関係を築くことは難しい
このタイプの人は他人を「勝つか負けるかの競争相手」としか見ません。要するに、上下関係なんです。
他人に対しては見下されまいと高圧的な態度を取りがち。友人でも常に勝ち負けを意識してしまうので、気の休まる暇がありません。
●自分より圧倒的に上だと思っている人にはへりくだる
これは要するに、外的価値があって周囲から高く評価されているような人です。
●部下に対してあからさまに見下した態度を取ったり、自分の思い通りにさせたがる
とにかく「なめられたくない」気持ちが強いのです。
何かしらにつけて相手より優位に立とうとするし、今までのキャリアや勤務先などで相手を格付けしたがります。
自分が主導権を取りたいので、取れない相手とは積極的に繋がろうとはしません。人を選ぶのです。
○まとめ&ワーク
いかがでしたでしょうか。
「自分で自分を満たすことが苦手な人」は以上のような特徴があるのですが、あなたの身の回りにいらっしゃるのかもしれません。
「他人の評価=自分の評価」になりがちで、自分の内側にエネルギーを注ぐことが苦手なので「自分と向き合う」ということがなかなかできません。
なので、「まずはもう1人の私が自分の身体の中にいる」として、その人との信頼関係を作っていきましょう。
自分の本音を大切にして行動し、素直な気持ちに意識を向けて本心ととも生きましょう。
理不尽なことが起きることだってあるはずです。でも、そこに自分が居合わせたのも自己責任だと捉えると、結果的に自分との信頼関係を構築していくことができます。
他人との約束も大事ですが「自分との約束」をもっと意識して過ごしてみましょう。
さて、今日のワークは「感謝」のワーク。
このワークは今日だけではなくても、可能なら毎日の習慣にして欲しいワークです。
今回は以上となります。
次回は3日目の「自分の得意を見つける」についてお伝えしていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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