「183日間の探求に終止符を」
それぞれがさまざまな想いと覚悟を持って集まった。本当にこの半年間は一瞬で過ぎ去っていった。
受ける前と受けた後で何が変わったのか。この講座で何を学んだのか。そして、何に気付いたのか。そんなことを書いていきたい。
そもそもコーチ養成講座を受けようと思った背景
1.自分の内省力を上げたい
心の中に感じているものを、そのまま表現できるようになりたい。感情というものは、人それぞれ感じ方が違うからこそ、自分の感じたものを自分を含むいろんな人に伝えられるようになりたい。
「自分はどうしたいのか」がこれからも問われ続けるからこそ、内省力を高め、自分の人生を生きていきたい。そう強く思っていた。
社会人となり、自分と向き合う時間が無くなった。そして、今まで以上に選択肢が増えていった。そんな時に自分の心の声に従い、生きていきたいと思った。
2.人の可能性を信じたい
人は無限の可能性を秘めている。今でも自信を持って言える。今できないことが、未来もできないという事にはならない。
今まで自分の可能性を信じ続けられたからこそ、できたものがたくさんある。可能性というものは、どれだけ信じ続けられるかが大きなカギとなってくる。
自分自身の可能性も信じたいし、そして周りの人の可能性も信じ続けたい。
3.コーチングができるようになりたい
学生時代にコーチングというものに出会った。対話を通して、自分自身で気付く経験が自分自身に大きな衝撃を与えた。
人と話すだけで、自分の知らない自分に出会えるんだ。
その経験を周りの人にも味わってほしい。そして、コーチングを通して、自分自身の心の声に従い、可能性を感じてほしい。
そんな想いからコーチングができるようになりたいと強く思った。
コーチ養成講座を受けてみて
1.聴き手の質感が左右する
コミュニケーションにとって、話し手だけが重要だと思っていた。しかし、この講座を通して、話し手よりも聴き手が重要だということに気付けた。
話す時に相手が無表情で聴いているのか、それとも相槌や目を見ながら聴いているかでは話し手の心持ちが変わる。
ただ聴くということが、どれほど日常からできていないのか。聴いているようで全く聴いていないということを思い知らされた。
この講座を通して、聴く力をさらに伸ばしていきたいと感じた。
2.弱い部分を出せるのが強さ
私にとって強さとは、弱さを見せずに生きていくこと。この講座を受ける前までそう考えていた。
しかし、その考え方はこの講座を通して、違うということに気付けた。
弱さを出せるという事が強さである。弱い部分を見せるのには勇気がいる。その勇気を持って、自分の弱さを出せるかどうか。
他の講座生は、弱さをオープンに出している人がいた。そんな人を見ると、嫉妬してしまった。自分もあんな風に弱さを出せたらいいなと。
誰しもが強い部分と弱い部分を持って、生きている。みんな持っているからこそ、弱い部分を出してみることで強い関係性が生まれていくのかもしれない。
3.捉え方は十人十色
同じ事実を見ているのに、感じ方が人それぞれ。捉え方が違うからこそ、感じるものも違った。
目の前の事実を見て、どう感じているかをシェアすることでいろんな視点から物事を見ることができるようになった。
事実は一つ、解釈は無限大。
事実を受け止め、そこからどう解釈するかは人それぞれ。事実を事実として捉えながら、自分にとって生きやすい解釈をしていけるようになりたいと思えた。
何を学び、何を感じたのか
1.弱さの情報公開
この講座を通して、一番自分に刺さったもの。
弱さを自分の中で受け入れる。そして、周りの人に公開し、受け入れてもらう。そうやって私たちは強いつながりを感じていけるのだろう。
弱さを出すことは弱さではない、むしろ、強さなのだ。
みんな弱い部分を出すことに躊躇してしまう。何事もないかのように振る舞ってしまう。いや、振る舞えてしまう。感情にフタをしすぎると、偽りの自分で生きていけてしまう。
でも、いつか限界が来る。その限界が来る前に、弱さをさらけ出してみるのもいいのかもしれない。
2.外に放ち、循環させる
私は感じているものや思っていることを、自分の脳内で留めてしまう癖がある。そうすると、脳内がパンクし、何も湧き上がってこなくなる。そして、自分がわからなくなってしまう時もある。
頭にあるものを話す。そして、頭から離れ、外に放す。
血液の流れのように上手く循環させていく。自分の中から外に放つことで、それを受け取った人が何かを感じ、外に放つ。その循環を作り続けることが大事なんだと。
想いを循環させることで、また新しいものが生まれてくる。その感覚をこの講座を通して、学ぶことができた。
3.判断を保留し、今を生きる
すぐに何かをジャッジする必要はない。私たちは無意識に自分の色眼鏡を通して、判断している。
判断をしてしまうと、事実を事実として捉えられなくなる。判断することで解釈したものが事実だと感じてしまうのだ。
そうは言っても判断してしまうのは仕方がない。まずは自分の色眼鏡を通して、判断をしているのだと客観的に捉えられることが重要。
定期的に自分のフィルターをクリーンな状態にし、判断を保留できる状態に整える。
そして、「イマここ」に生きる。今感じているもの。今湧き上がってきているもの。それに対して、蓋をせずに出していく。
終わりに
約半年間。この期間でたくさんのことを学び、たくさんの気付きを得ることができた。半年前の自分に受講するという選択をしてくれてありがとうと伝えたい。
全ての人に感謝し、これからもコーチングを磨き続けていきたい。
ZaPASSを受講し、同期の11期生に出会うことができて、かけがえのない時間を過ごすことができた。
11期生のみんなが自分らしく、突き進んでいつかまたどこかで出会えることを心より願っています。
募集再開しましたので、ご興味がある方はお早めに!
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!!!