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9選|年末年始にオススメのビジネス書|2021年版
大寒波で寒いですね〜〜、東京も昨夜は雪のクリスマスとなりました。。
2021年に読んだ中で、個人的に心に残った本や今後も読み返すだろうなぁという本、あるいはまた読み返しちゃったよ!!という名著を9冊ピックアップしてみました。
絶対読んだ方がいい!!!と思える本ばかりなので、もしよろしければ年末年始のお供にぜひ!(Kindle Unlimitedで無料で読める本もあります)
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1.起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男
【ひとことふたことでのレビュー】
- ドラマのような展開にのめり込んで読めてしまう一冊です
- セリフや考え方に共感でき、そのまま日々の仕事に生かせると感じる部分も多々(あるいは反面教師に…)
【読後に変わったこと】
- リクルートを構成する(社会人なら聞いたことのあるあの)数々の考え方について、まるで体験入社したように背景と内容の理解が進みました。それにより取り入れられるものの実践を意識したこと。
背筋がヒンヤリするけど心が熱くもなる本だった...#起業の天才! pic.twitter.com/QHCVGWQHo5
— 中川 祥一|タイミー|マーケター (@sho1nakagawa) March 7, 2021
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2.進化思考――生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」
【ひとことふたことでのレビュー】
- 抽象と具体を行き来しながら新しい思考方法を学べる1冊
- 生きるヒント集
【読後に変わったこと】
- 「すべてのものは変わり続ける」ということを前提にしていくべきという想いがより強固なものになった。安定なんてないわけで、生き残りたかったら自ら変異に挑戦し続ける方がむしろ安全だという思考になった。
話題の #進化思考 を読みました。スゴ本。
— 中川 祥一|タイミー|マーケター (@sho1nakagawa) May 8, 2021
生物の進化と創造性を結びつけ、創造性を「変異」と「適応」で構造化しているのみならず、そのフレームワークも体系的。
個人的に唸ってしまったのは、下記の専門分化による影響。マーケ領域も「専門化しすぎると創造性と離れる」ジレンマありそう。 pic.twitter.com/qU1yzEagNL
>古来から創造性を発揮してきたデザイナーたちには、現在のような専門分化した姿はなく、ただ創造性を発揮するための技術と思考があった
— 中川 祥一|タイミー|マーケター (@sho1nakagawa) May 8, 2021
たしかに、専門分化することによって、その領域に、
①創造性を要するするような課題があるとは限らない
②他領域の学習コストが重くなる
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3.ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる
【ひとことふたことでのレビュー】
- ゼロからはじまる企業のための教科書といっていいくらい網羅的な内容
- 下記にツイートしていたように汎用的な学びを得られる良書。
- マネジメント・社内カルチャー・リーダーシップのあり方などなど・・・
【読後に変わったこと】
- 自社のビジョンミッションと戦略の接続を自分なりに考えた。
#ビジョナリー・カンパニーZERO|ジム・コリンズ 、ビル・ラジアー
— 中川 祥一|タイミー|マーケター (@sho1nakagawa) September 4, 2021
・採用の逆回転で成長マシンを作る
・頼り合う文化を作る(オールスクラム的な)
・判断は「誤る」ほうが「しない」よりもマシなことが多い(やっていき的な)
特に、ビジョンミッションと戦略を接続させてくれて、サンキュージム😆
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4.確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
こちらの本については直近の記事でも少し内容の解説をしたのでご参考ください🙏
実践したことで新しい視点で市場を見られるようになりました!
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5.爆速成長マネジメント
【ひとことふたことでのレビュー】
- ビジョナリー・カンパニーZEROと比べ、もう一段、二段、具体的な戦術に言及しているのが本書。
- 目次も 第1章 CEOの役割 / 第2章 取締役会のマネジメント / 第3章 人材の募集、採用、マネジメント / 第4章 経営チームをつくる …. みたいにすぐに具体的なアクションを想起できる内容です。
- 「CMOは本当に100のことができなければなりませんから。大袈裟に言っているわけではないのですよ。マーケティングのリーダーとして成功するには、それぞれのスキルについてある程度の知識を持っている必要があります。」…… ひょえぇえ〜〜〜😇 (でも同意)
【読後に変わったこと】
- まずこのフェーズで求められるマーケティングの種類(グロースマーケティング・プロダクトマーケティング・ブランドマーケティング・広報とコミュニケーション)の整理が参考になった。
- これらの要素をもとに、自社の将来の組織構造を考えるきっかけとした。
『爆速成長マネジメント』 イラッド・ギル
— 中川 祥一|タイミー|マーケター (@sho1nakagawa) September 2, 2021
マーケティングという職種に求められる幅広さよ😂
グロースマーケ、プロダクトマーケ、ブランドマーケ、、
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6.急成長を導くマネージャーの型 ~地位・権力が通用しない時代の“イーブン"なマネジメント
【ひとことふたことでのレビュー】
- マネジメント部分について「爆速成長マネジメント」と比較して、日本での経験を書かれているので、よりあるあるな内容と感じられると思う上に、型化されているので、そのまま真似できる部分が多い。
- マネージャーの4つの役割:❶「経営」からオーダーされた成果を残す ❷人的資産を維持・活用する ❸人を育てる ❹会社の中でチームを機能させる
- 成果を時間軸と行動結果の組み合わせでマトリクスに定義しているのが参考になる
【読後に変わったこと】
- 上のマネージャーの4つの役割に沿って、自身の過去4ヶ月を振り返った。
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7.現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)
この辺りからビジネス書というくくりではなくなってきます。笑
こちらに関しては好きすぎて別記事でも書いているので、ご参考まで。
個人的には人生哲学のかなりを占めている本。
国語の教科書に載せてほしいくらい好き。笑
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8.超訳 自省録 よりよく生きる
【ひとことふたことでのレビュー】
- 古典って好きなのですよね、ノルウェイの森でも永沢さんの「俺は時の洗礼を受けてないものを読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」というセリフがありますが、個人的にはこれは結構な本質をついていると思っています。
- 早起き、面倒なことを今日やっちまえ、周囲の声について、、などなどローマ皇帝のマルクス・アウレリウスなのに、2,000年前の本なのに、
悩んでいることが現代の自分たちと同じ(!)で親近感
- 自問自答しながら自分を律しようとする文章から自然と影響受けられます
- kindle unlimited だと無料です!
【読後に変わったこと】
- 「これから一万年も生きるかのように行動しないこと。死は、君の目の前にぶらさがっているのだ。生きているあいだに、それが自分の力で可能なあいだに、善き人になることだ。」を頭に叩き込んだ
マルクス・アウレリウス・アントニヌス師匠にここまで共感できるとは、ただ世界史を勉強していた頃には想像できなかった
— 中川 祥一|タイミー|マーケター (@sho1nakagawa) August 29, 2021
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これから一万年も生きるかのように行動しないこと。https://t.co/hQWdPzV8EP
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9.もしあと1年で人生が終わるとしたら?
【ひとことふたことでのレビュー】
- 2021年は良いこともたくさんありましたが、他方で非常にお世話になった祖母が天国に旅立ったことがずしんときた年でもありました。
- 誰にもある「終わり」に目を向ける契機となったというか、「あなたはこれからどう生きる?」と問われている感覚があります。
- それは非常に大事なことで、そういった「自分の人生で大事なことは何か?」を立ち止まって考える際にお供になるのが本書だと思います。
【読後に変わったこと】
- 時間の使い方を少しずつ変えていくことにしました。
以上、年末年始にオススメの本たちでした!
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