SHIVA
2006年から現在まで、人間彫刻パフォーマンスを続けてきました。同じく人間彫刻パフォーマンスをする方々に向けた、演技技術や体のメンテナンス方法の共有。そして一般の方々への周知を通して、人間彫刻パフォーマーの地位を向上するために、自分が多くの現場を経て獲得したスキルを紹介します。
江戸・明治時代の古典怪談を、朗読用に現代語訳して書いたテキストです。どうぞお楽しみ下さい。
人間彫刻パフォーマンス「白リーマン」の、お仕事の現場をレポート。白リーマン自身の肉声で、1回30分の演技の模様を紹介します。
古典怪談をオリジナ曲に乗せて語る「電気怪談」の制作裏話。オリジナルの怪談話なども。
柳田國男先生が明治43年に出版した「遠野物語」を、朗読用のやさしい言葉で書いたテキストです。少しずつ、各エピソードを順不同で掲載してゆきます。
秋です。 パフォーマーにとっては繁忙期。 毎週、いくつもの現場を駆け回る売れっ子の方もいます。ついつい体の調子をかえりみず、ありがたいお仕事の依頼をたくさん受けてしまいます。 しかしこれを何年も繰り返していると、必ず体のどこかに異常が溜まります。そしてそれは、腰やヒザといった下半身の関節の異常がほとんどなのです。 多くのパフォーマーは繁忙期がひと段落すると、整体やマッサージに行きます。しかし、これらは高くつくのです。 いま、整体に行くと最低でも1回5000円くらいはか
腰や背中に負担をかけない立ち方を、する。まずこれが一番大事で、最初の一歩だと思います。特にスタチューは、静止の時間が長いので演技の質だけでなく、健康面に関わります。腰痛や背中への負担に悩んでいるスタチューパフォーマーは、多いのではないでしょうか。 そうしないためには、お立ち台あるいは地面に立ったとき、つま先はかかとと並行にする。こうすると、背中側への負担は減ります。もし、つま先を開くと(両足が逆ハの字になっている、)股関節横から背筋にかけて力が入るはずです。 この状態です
~1862年に出版された随筆集『宮川舎漫筆』(みやがわのやまんぴつ)からのお話です。 疫病神と出会った二つの事例を紹介しています。 なるべく優しい現代語に訳してみました~ 時は、嘉永元年。 西暦でいえば1848年。 あの四隻の黒船が、浦賀にあらわれた事件の五年前にあった話である。 この年、夏から秋にかけて疫病が大いにはやったが、一つの不思議な話がある。 名前は忘れてしまったが、浅草あたりに住む老女がいた。 あるとき、一人の女と道づれになった。 たまたま、ゆく方向が同じだっ
江戸時代、人びとの生活に潜んでいた疫病神たち。1862年に出版された『宮川舎漫筆』からのお話です。語り用に平易な言葉で作成したテキストを、オリジナルBGMに乗せて朗読。6分31秒の美しく妖しい古典怪談の世界をどうぞ。
芥川龍之介が学生時代に編んでいた古典怪談集『俶図志異』に収められているお話です。これは、芥川の創作ではありません。両親や友人から聞いた、あるいは図書館で調べた古い怪談の数々を芥川はノートに書き連ね、怪談集としていました。この朗読では、語り用に平易な言葉で作成したテキストを、オリジナルBGMに乗せてお届けします。12分56秒の、美しく妖しい古典怪談の世界をどうぞ。
~芥川龍之介 『椒図志異(しょうずしい)』より~ 平田篤胤(ひらたあつたね)氏の縁者に、浜田三次郎というひとがいた。 このひとの妹婿に、能勢平蔵という男がいた。 町同心をつとめており、男の子ふたり、女の子三人の父親であった。 だが五十年ばかり前に、突然平蔵は家を出て行方しれずとなった。 時代が時代であったので、家は断絶とされた。 五人の子どもたちは三次郎が引きとって養育し、みな立派に成人した。 そのうちのひとりの男の子は、他の家へ養子入りさせられた。 この人は
〜芥川龍之介 『俶図志異(しょうずしい)』より〜 これは、桜町天皇の御世(みよ)のとき、元文五年にあったことである。 元文五年は、西暦では1740年になる。 この年、比叡山の西塔、釈迦堂の御修理があった。 これを采配した奉行は、江州信楽の代官、多羅尾四郎左エ門(たらおしろうざえもん)と、もう一人は、大津の代官、石原清左エ門(いしはらせいざえもん)であった。 その石原の家来に、木内兵左エ門(きうちへいざえもん)という三十をいくつか過ぎた人がいた。 この人が、あるときふと
1677年の古典怪談集『諸国百物語』から禁断の恋を描いたお話を、自作曲に乗せてお届けします。どうぞお楽しみください。 #電気怪談 #古典怪談 #歴史 #民俗学
江戸時代の雑話集『耳嚢』に入っているお話です。語り用に書き下ろしたオリジナルテキストを、自作BGMに乗せてお届けします。2分38秒です。どうぞお楽しみください。
12/6のclubhouse版電気怪談にて朗読した「城主の亡霊の」音声です。夜毎、奥方の寝室に通うお殿様の幽霊。一国の主ならではの、その訳とは。江戸時代、1773年の怪談をオリジナルの現代訳文+BGM付で語りました。4分38秒です。どうぞお楽しみください。
12/6のclubhouse版電気怪談にて朗読した「八王子城亡魂」の音声です。豊臣秀吉に滅ぼされた八王子城の落城にまつわる悲話を、オリジナルのテキストとBGM付で語りました。8分6秒です。どうぞお楽しみください。
「甲子夜話」巻の八その五より、語り用に現代語訳したテキストです。どうぞ、お楽しみください。↓ 先年、能勢伊予守が訪ねてきてこんな話を語ってくれた。 この世に、「ろくろ首」というものが実際にあったと云う。 能勢家の末端の家の主、十次郎の弟に、源蔵と云う男がいた。 性格は豪胆で、拳法を西尾七兵衛という人に学んでいる。 七兵衛は、御番衆で十次郎の親戚である。 源蔵はこの七兵衛の家によく泊まりに行っていた。 その七兵衛の家に、一人の下働きの女がいた。 この女は、人からろくろ首だ
11/22のclubhouse版電気怪談にて朗読した「鳥居元忠の幽霊」の音声です。江戸時代、1841年の随筆集『甲子夜話』にあるお話です。古文から書き下ろした現代訳オリジナルテキストを、自作BGMに乗せて朗読しています。4分54秒です。どうぞお楽しみください。
10/18のclubhouse版電気怪談にて朗読した「耳なし芳一」の音声です。小泉八雲の原作から朗読用に書き下ろしたオリジナルテキストを、自作BGMに乗せてお届けします。12分16秒です。どうぞお楽しみください。
(2023年10月12日) 下水道フェスタとな。 なんだか、賑やかだな。 商談が始まった。 オススメ商品となります(宣伝)。 ぷしゅっ。除菌してあげよう。 あ、呼び出しの電話が。 やれやれ。 もう帰るね。 あっぱれ、下水道フェスタ。(おわり)
10/18のclubhouse版電気怪談にて朗読した「耳切れうん市」音声です。小泉八雲の「耳なし方一」の元ネタの一つとなった江戸時代の怪談を朗読。自作テキスト、BGMに乗せてお届けします。10分38秒です。どうぞお楽しみください。