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#140字小説『若くても苦労は買ってまでしたくない』/お題:登山の日/Xへポスト10/3

2023年10月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『若くても苦労は買ってまでしたくない』

「愛とはお互いを見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
「誰かの名言?」
同じ方向を見て足並み揃えて進み、困難も共に乗り越えてきたけど……、疲弊しただけだったな。
「見つめ合って沢山おしゃべりしたい派だった、ごめん」
登山家でなく、カフェ巡りが趣味な彼の方を選んだ。

2023年10月3日作
「愛とはお互いを見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」(引用)
※フランスの作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名言

◆10月3日は「登山の日」らしいので
 自主お題として創作しました。

日本山岳会が1905年(明治38年)10月に発足したことにちなんで、と
「と(10)ざん(3)」(登山)の語呂合わせから制定されたそうです。
登山を通じて雄大な自然に触れ、自然の素晴らしさを知り、その恩恵に
感謝する日とされているようですよ。

本文の主人公にとっては、「愛とは共に同じ方向を見つめることでなく、
お互いを見つめ合うこと」だったのでしょうか。
はたまた、登山家の彼が「誰かの名言?」ではなく、
サン=テグジュペリの名言だよね?」とか
『星の王子さま』の作者の言葉だっけ?」などと会話が広がる人だったら
違う選択が待っていたかもしれないですよね……。

ご存知の方も多いと思いますが……冒頭の名言は、引用文です。
「愛とはお互いを見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめること
である」
というのは、代表作に『星の王子さま』『夜間飛行』がある、
フランスの作家であり、パイロットでもあった
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名言です。
(和訳の仕方に多少の違いはありますが……)

※下に記事へのリンクも載せましたが、お題「山の日」で創作した
 『付き合いたいのは山々だけど』のカップルのその後のお話……
 なのかもしれません。
山登りに懲りて一回きりのつもりだったけど、思い直して何回か
彼と山登りした後に出した結論なのかな。
もしかしたら、全く関係のない、別カップルのお話かも!?

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆お題「山の日」で創作した『付き合いたいのは山々だけど』のカップル  
 のその後のお話かもしれない!? 合わせて、ぜひご一読ください。↓

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