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そんな風に、おばあちゃん本人も 私たち周りの人間も辛い、2日間が 終わろうとしていた。 …
祖母が入院するまで。 あと2日。 これが、壮絶だった。 もう、正直言って…
入院は、入浴介助をしてくれている 市民病院に決まった。 自分の家から、小さな山を 1つ越え…
それからしばらくの間は 祖母の体調が悪化することもなく 平和な日々が続いた。 田舎か…
昔の人はよく言ったものだ。 私が小学校高学年ぐらいから 中学ぐらいまでの間、 何か大…
最近、亡くなった祖母が、 夢に出てくることが多くなった。 朝、その思い出に 泣きなが…
大学2年生の秋の終盤。 サークルの代わりに入った学祭実行委員会の活動も 全て終了し、 予定していた休学と留学に向けて 学業よりバイトに精を出していた。 うちの家は貧乏だった。 極端に貧乏なわけではなかったが 大学に行かせるのも精一杯、 留学なんて無理だ!と言われていたため 1年間休学し、ワーキングホリデーという 海外で働ける制度を使って 可能な限り負担を減らせる方法をとった。 とはいえ、先立つものは必要なので 100万程度を稼ぐ必要があり 4
祖母がシンガポールから帰ってきて 二日後に、祖母は近くの大学病院にかかった。 その日…
私はおばあちゃんっ子だ。 母親が嫉妬するぐらい、 おばあちゃんのことが大好きだった。…
それからの1ヶ月は、忙しかった。 当時おばあちゃんは、母の弟夫婦と同居していたのだ…
祖母が家に来る準備をしていた頃、 電車で1時間の距離に祖母は住んでいた。 ある時、い…
おばあちゃんとスマホを買いに行った日は 2月にしては暖かい日だった。 いまいちスマホ…
うちのおばあちゃんちは、汚い。 汚い、というよりは ものを捨てられない人なので、 と…
祖母と暮らすのは、初めてだった。 厳密には、父の職場が、一時的に 当時の祖父母の家から徒歩5分だった時に まだ妹が半年にもなってなかったので 里帰り出産&育児もかねて、 3ヶ月ほど、祖父母の家で 住んだことがあるらしいが、 2歳半だった私は覚えていない。 1月の中旬に、余命3ヶ月と診断されて すでに2ヶ月が経っていたが 家事はできるし、スマホは使いこなすわ、 不思議と、寿命を感じなかった。 病院の先生にも 「ご高齢なので、進行が遅いんでしょう、 梅雨が