運動についてモヤシが語る

 私は運動が嫌いだったのではなく、どうしようもない要因で人に怒られながらする運動が嫌いだったのだと気づいてから人生が少し好転した。

 「遅いってことは本気で走ってない! もう一周!」←黙れ。究極に黙れ。走りたい気分の時に全然ジョギングにも満たない程度のペースで走って、それでも疲れたら唐突に歩き出しても誰にも何も言われない環境最高〜〜〜!!! その気まぐれのおかげで今筋肉痛だけどな! あの頃心に負った傷に比べりゃかすり傷よ。

 「勉強だけできたってしょうがないんだぞ」って散々言ってくる体育教師が、運動が得意な子に「運動だけできたって以下略」と言ってるところ、見たことない。目撃情報求む。

 こーいうことを考えるようなひねくれたクソガキだったから、向こうも私のこと嫌いだったろうな。担当させてごめんよ小6の頃の担任。可愛くてノリのいい女の子とガキっぽいけど元気でよく笑う男の子だけがあなたのクラスに集まればよかったのにね。そしたらみんな幸せだったのに。

 小・中学校に「程々に体動かす部」があれば避けられるトラブル、守れる自己肯定感ってたくさんあると思うのですがどうでしょう。中学校とか部活強制のクセに活動の厳しさにグラデーションがないよなーと今更。特に大会に出るでもなく毎日ラジオ体操とか軽いジョギングとかするだけの部、あれ。

 今日は体が痛いので、柔軟体操だけやって運動した気になって寝ます。そういうメンタルの保ち方があってもいい。


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