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スパイスカレーでおいしく温活、好みど真ん中のとろろキーマに歓喜した話

大寒波に大完敗しております。この寒さで原付に乗るなんてだめですだめですだめすぎます。

暇さえあれば大豆田
10周目に突入

冬はもちろんカレー

夏になると「夏こそカレー!」みたいなコピーを目にするようになります。暑い時期こそ冷房の影響でからだが冷えていたりもするのだろうし、発汗作用を用いて体温を下げるのも狙いだろうし、スパイスで夏バテによる食欲低下を防ごうみたいな意図もあるのだろうなと勝手に推測。

そこでふと、このコピーの裏には「冬はもちろんカレー」があるのかなと。けれども冬場にスポットライトを浴びるのは圧倒的にシチューの類。言わずもがななのかもしれないけれど、スパイスのぽかぽか効果に救われる冷え性の民たちも多いと思うのです。

プロの冷え性

かくいう私はかなりの冷え性。思い返すと、大阪で暮らしていた時は季節を問わず週に3回くらいのペースでスパイスカレーを食べていました。カレーを食べない日でもお総菜にクミンをかけたりヨーグルトにシナモンをかけたりと毎日のようにスパイスを摂って冬を乗り越えていました。

名古屋で暮らし始めたころは好みのお店を見つけるべく意識して巡っていたのですが、結論、大阪に比べると店舗数が圧倒的に少ない。土地柄なのかもしれませんが、大阪のようにスパイスバッチバチの攻めたカレーが食べられるお店などほとんど存在しないに等しいことに気付く。

だいすきな攻めカレー

名古屋生活にてスパイスを摂らなくなったからなのか、就職してからの越冬はかなりの厳しさ。ここ最近なんて起きてから寝るまでずっと寒い。湯船がないとやってらんねぇ!な状態が数年続いていました。

善左衛門咖喱

前置きが長くなりましたが、実は先日ようやくドタイプなカレーに出会うことができたんです。歓喜!このnoteをフォローしてくださっている方々はもれなく食べることが好きだと勝手に思っていますので、この感動を大いに語らせてください!

名古屋駅から地下鉄で10数分、矢場町駅の近くにあるこちらのお店は「善左衛門咖喱」。繁華街ではありますが、静かな路地に位置するため落ち着いた印象。暖簾に書かれた店名がかっこいい!

外観からして好みの予感

価格帯は決して安くなく、トッピングをするのならばちょっと贅沢な感じはある。店員さんいわく「トッピングなしでも副菜もりもりですよ」とのことだったので、今回は定番らしき店名のメニューを注文。

焼左衛門、気になる
次回はトッピングにも挑戦したい

ごはんの量が300gまで無料なのも嬉しいポイント。卓上に辛味スパイスがあるのも辛党としてはありがたい。しばらくして届いたのがこちらです。

なんじゃこりゃ~!
別角度からも

メニューに詳細は書かれていないのですが、こちらの名物はとろろキーマカレー。スパイスカレーととろろのコラボなんて初めてでドキドキ!それにしても想像以上にもりもりな副菜に眼福です。

副菜の詳細を紹介してくれている

こういうお店、卵黄は有料トッピングなことが多いのですが、こちらはデフォルトで乗っているのもありがたいポイント。副菜のお野菜・薬味のネギも含めてこれだけ彩り豊かだと楽しみ方が幅広すぎる。

色とりどりの副菜に
食欲がそそられる

粗めのひき肉が使われた和風なキーマカレーととろろを混ぜると、これはもはやカレーなのか?と。なんだか高尚な和食を口にしているかのような満足感。とろろのトロッとしたなめらかさに卵黄のとろりが合わさって、すいすい体に沁み込んでいく。

ワサビが添えられているのも粋

添えられたワサビを混ぜるとさらに和食感が増す。初めての食体験に、おいしいよりもすごいが勝ります。この一皿でちょっと良いコース料理よ。

オリジナルラッシーは次回に持ち越し

名古屋で食べたスパイスカレーで圧倒的優勝でした。食べ終わるころには手先足先ぽっかぽか。越冬に必要なのは、まるでこたつ靴下よりもこのスパイスカレーですと冷え性の民たちへ伝えたい。

この日を境にスパイス欲が復活。こんなにおいしいのに美容にも健康にも良いなんて最高すぎます。名古屋スパイスカレー探訪はまだまだ続きそうです。

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