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活字ラジオ 2023年8月

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2023年8月分の活字ラジオです。
記事は1本100円なので、月単位で読んでいただくほうがお得だと思います。
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作家デビュー5周年

今日でですね、作家デビューから丸5年となりました。僕のデビュー作である『永遠についての証…

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岩井圭也
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手紙を手書きすること

先日、手書きで手紙を書く機会がありまして。たまにあるんですけど、そのたびにやっぱり手で手…

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岩井圭也
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ジャズバーという空間

先日初めてジャズバーというところに行きまして。吉祥寺にあるお店なんですけれども。飲んでる…

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岩井圭也
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近刊『楽園の犬』について

今日は9月初旬に刊行されます新刊『楽園の犬』について、少しお話ししようかなと思っておりま…

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岩井圭也
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やる気はやらなきゃ出てこない

丹羽文雄が『小説作法』という本の中でこんなことを書いてるんですけれども。 物書きというか…

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岩井圭也
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「書いている」のか「書かされている」のか

僕は小説を書くとき、結構きっちりプロットを作って書き始めるタイプです。完成までにプロット…

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岩井圭也
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知識がある人に見える世界

また南方熊楠の話で恐縮なんですが、熊楠が土宜法龍という僧侶に書いた手紙の中に、こういう一節がありまして。 つまりは、自分の方が海に関する知識があるから、より海というものを楽しむことができた、ということを言っているんですね。本当にその黒人の方が熊楠より楽しめていなかったのかどうかは確かめようがないんですけれど。熊楠が言いたかったのは、「多く事を知れる」ことで、海に関する古人の言葉であったり、歌であったりを思い出すことができ、目の前の景色がより深く楽しめるということだと思うんで

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「夏の陰」の執筆経緯

今日はデビュー第2作『夏の陰』の執筆経緯についてお話ししようと思うんですけれども。 『夏…

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岩井圭也
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愚かに生きる権利

先日、木ノ戸昌幸さんの『まともがゆれる』(朝日出版社)という本を読みまして。この本すごく…

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岩井圭也
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VS糖分

先日ある事情でお昼ご飯を抜かなきゃいけないことがありまして。しかもそのお昼の時間帯に原稿…

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岩井圭也
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歴史小説を書きはじめて感じたこと

昨日に引き続いて新連載「われは熊楠」に関する話なんですけれど。この小説で僕は初めて(広義…

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岩井圭也
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新連載「われは熊楠」

昨日発売の別冊文藝春秋から、新連載「われは熊楠」が始まりました。この小説は、タイトルに書…

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岩井圭也
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物語化できないこともある

別のコラムでもちょっと書いたんですけど、人は勝手に現実を物語にしてしまうような性質がある…

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岩井圭也
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小説の「一文」が持つ力

先日たまたま「壁面書店」というアイデアを見かけまして。こちらなんですけれど。 https://www.tanseisha.co.jp/nexsto/images/archive/2022/hekimen_shoten.png 「NEXSTO~次世代店舗アイデアコンテスト2022~」で出されたアイデア なんですが、コンセプトを引用すると。

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