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絵の上達で頑張って上手くなろうとしているクリエイターを痛烈に批判する話

273回目のNoteです

今回は絵の上達で頑張って上手くなろうとしているクリエイターを痛烈に批判する話を
して行きます。
先ず結論からお伝えすると
絵を「頑張って描く 頑張って成し遂げる」
と言う考えでクリエイターとして活動している人は「必ず途中で投げ出して二度と戻ってきません」

割とこういう人は言い方はあれですが
何かを仮に成し遂げたとしても
燃え尽き症候群になってしまうんですよね。
そうではなくて、
「自分に出来る範囲で自己ベストを尽くす
無理な事は絶対しないしやらない」
と言う考えの方が圧倒的に上手く行きます。

特に漫画はページ数も多く一つ一つのコマに
こだわるのではなく「短時間(2~3時間)で
全体をよく見せる技術」
が必要不可欠になって来ます。
さらに割と残酷な事実をお伝えするのですが
正直絵の上達の伸び幅は後天的な要素(努力)
と言うよりも
「生まれ持った先天的な要素(才能)の方が
比重としては大きい」
と感じております。

つまりどんなに練習したとしても生まれ持った
能力値が低いorクリエイターとして
絵を描く事に適していない場合
残酷な現実をお伝えしますが
「幾ら努力したとしても時間の無駄」
だと言わざるを得ません。
私自身専門学校に通っておりませんでしたし
社会人経験はありましたが
クリエイティブな職種の経験は
クリエイター活動を始めて以降
採用されたものですし
漫画の描き方も人から教わった事すら
ありません。
しかし有難いことに
某成人向け雑誌(有名所ではありませんが)に
掲載出来る画力や現在絵の仕事を頂ける
だけの画力を持ち合わせていると自負しております。
確かに私自身絵の技術に関しましては
オンライン上ではある程度勉強はしましたが
それよりも私自身上達する上で意識した点は

「アウトプットの質」
です。

「アウトプットの質」とはどう言う事かと
具体的に解説致しますと

例えばAと言う作家にBは憧れていたとします。
普通の作家であればAと言う作家に近づくために
クロッキーやコツコツと基礎画力を高める練習をします。
が冷静に考えて見てほしいのですが、

「その練習法で貴方はAになれるでしょうか。」

答えは否であります。
理由としてはこの練習法をAはして来たとは
限りませんし何よりも上達法の中で
非常に効率が悪いです。

でしたらこれは練習ですので
「Aの描き方や筆致線の書き方をそっくりそのまま真似しアウトプットもAの絵柄に寄せてみる」
という考えの方が上達法としては
1番効率良く上達出来るかなと思われます。
 
これは練習の際何よりも重要視する部分は
「絵柄の正確性」です。
貴方の個性はどうでもいいと言ったら
おしまいですが 練習の際は
全て貴方の個性を消して練習して下さい。
そのうち資料を見なくても
Aと言う絵柄を自然と描けるようになってきます。
そうなってから個性を出しても
全く遅くはありません。

そしてこれは個人的に努力と言うよりも
自然と気がついたら手が勝手に動いている
習慣化していますので
私自身こういう一連の上達法を
「努力」とすら考えた事ないんですよね。

努力と言うよりも目の前の事を淡々と
マイペースにこなすと言う考えの方が
圧倒的に上達しますので
割とやってる事は非常に地味で緻密な作業
ではあります。

この緻密さと面倒さを乗り越えられるかが
上達の鍵ではありますが
9割の人はここまで辿り着く前に途中で挫折
します。
挫折して途中で放棄し結果
下手くそな手癖に戻ると言う悪循環に陥ります

それは嫌ですよね。
正直技術に関しては努力ではどうにかなる部分は
無いとも言いきれないのですが 
根気や粘り強さは後天的に鍛えることは
可能っちゃ可能です。
それを努力と呼ぶかは話が変わってくるので
飛ばしますがクリエイター皆様のご参考に
なると幸いです。

今回のNoteは以上です。

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