新谷大鷹@食事記録と題して本とかの記録

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食事記録#0

「感受性とは味覚。人生は食事の連続である。」 という序文から始まるファイルを見つけた。 半年間ほど自分が続けていた記録だった。 それには、その日読んだ本、見た映画、ゲーム、美術館、テーマパーク、ごはん屋さん、えとせとらえとせとら……。 それらに星評価と感想も一緒にのっていた。 おもしろそうなので、今日からまた再開しようと思います。 なるべく皆さんと共有できるように、私用のメモ書きにならないよう善処します。 自分用ではあるけど、自分ひとりしか読まないのって、やっぱり寂し

    • 食事記録#12『真実の行方』【ネタバレなし】

      はじめに1996年、アメリカからの映画。 殺人事件の真相と結末が、法廷を通して明かされていく。 『落下の解剖学』から裁判もの、いいな、と思って。 これまたネタバレしないと魅力が語れない、考察捗りがちな作品を選んでしまった。ネタバレしないけど。 あらすじ弁護士マーティンは、その手腕をもって窮地の容疑者たちを無罪にしてきた。 真実を差し置いて判決を勝ち取る彼のスタンスは、時に世論の反感を買い、検察は厄介者としていた。 ある日、教会の大司祭が惨殺され、その場から血まみれで逃

      • 食事記録#11『人質の朗読会』【ネタバレなし】

        はじめに九つのお話からなる「朗読会」。 読むのは三周目。全ての話をやんわりと覚えていたけれど、特に印象に残る話が読むたびに変わっていておもしろい。 前回は「第三夜 B談話室」。今回は「第二夜 やまびこビスケット」。 あなたにも読んでほしい。 あらすじ遠く離れた山岳地帯の小さな村。世界の片隅の隔絶された世界に、人質として拉致された八人の日本人。続く監禁生活の中で、彼らは自身の思い出をそっと思い浮かべ、語り始めた。 幼少期の鉄工所、人知れず人々が集まる談話室、花束を抱えて歩

        • 食事記録#10『落下の解剖学』【一部ネタバレあり】

          はじめにミステリ見たくて。フランス映画。2時間半の長丁場だったけれど、おもしろかった。 「感想」の後半からネタバレありです注意。 あらすじ雪山の山荘に居を構える家族。ある日、夫が転落死する。 男の死は自殺か殺人か。 容疑をかけられる妻・小説家のサンドラ。真相のカギを握るのは視覚障害をもつ息子・ダニエル。 家族の過去やそれぞれの想いが明かされてゆき、裁判の議論は加速する。 感想魅力の一つは検事の悪役感。自分だったらキレるか泣き出してしまいそうな、嫌~な尋問でサンドラを

          食事記録#9『救国のスネジンカ』【(ほぼ)ネタバレなし】

          はじめに ドットゲー大好き! 『溶鉄のマルフーシャ』に次ぐ、銃を構えてブラックな労働条件で国を防衛するディストピア系ローグライトゲーム。 エンド全回集を果たしたので記録~。 【ネタバレ】 本当にまっさらな状態で始めたい人は「ゲームシステム」四行目まで。 前作をちょっとプレイしてるorシステムやストーリーの流れぐらい別に平気という方は最後まで読めると思います。 あらすじ パン屋で働くスネジンカ。隣国との戦争が激化する中、スネジンカの姉マルフーシャは、精鋭部隊の兵士とし

          食事記録#9『救国のスネジンカ』【(ほぼ)ネタバレなし】

          食事記録#8『ブルース・ブラザース』【ネタバレなし】

          はじめに ミュージカル映画大好き! Eテレ「2355」の「トビー 映画音楽の夕べ」で知って鑑賞。よき。 1980年、米国のコメディバラエティ発のミュージカルコメディ映画。 そこの前知識がないので、人物の関係性や背景、ストーリーは手探りで楽しむ。 あらすじ ジェイクが仮出所し、弟のエルウッドが出迎える。黒いスーツにハット、サングラスで身を包んだ二人の男。こうして破天荒なブルースブラザースのバディが揃った。 ふたりは自分たちが育った孤児院が見放され、閉鎖させられることを

          食事記録#8『ブルース・ブラザース』【ネタバレなし】

          台湾失敗しまくり旅#1日目 高雄

          出発 海外旅の実感の無い朝。 東京駅からバスで成田空港へ、航空会社は「エアアジア」 さくさくと手続きが済み、まだ自覚のないまま、搭乗した。(日本人絶滅危惧種だった。機長のカタコトの日本語がかわいい) 高雄空港 は!?ここどこ!!?って感じ。17時着。 言葉も文字もよく分からないし、ほかの乗客はすいすい進む中、私だけキョロキョロうろうろ。なんとか空港を出る。 MRT 駅の中は水族館のような匂いがした。車内のつり革がかわいくて、それに車内は日本のものより広く感じた。

          台湾失敗しまくり旅#0日目(準備)

          はじめに 海外旅行で自分探しできるとはとても思えないけど、自分の弱いところを少しは変えれるかもと思った次第。 旅の目的 ①「失敗しまくって、やばかったけど、それでも生きて帰ってこれたから、人生なんとかなるね」と前向きになれたら大成功。 ②旅の経験を活かした小説を書く。 日程 11日間 ルート 高雄(台湾南西部) から北上し 台北へ(台湾といえばの首都) テーマおよびToDoリスト ①一日一回以上「失敗」をする ②毎日note更新(スマホ執筆つらいかも) ③美

          台湾失敗しまくり旅#0日目(準備)

          食事記録#7『風が吹くとき』【ネタバレあり】

          はじめに アニメーション映画。1987年、戦争を描いた作品。優しい絵で核爆弾の脅威を生々しく表現する。 以下ネタバレ注意。長くなるので無理せず中断してくださいませ。 あらすじ 退職し余生を過ごす夫とその妻。イギリスの地方で仲睦まじく暮らすふたりに、戦争の足音が近づく。 外したドアを立てかけ、室内シェルターを組み始める夫。戦争経験者のふたりは当時のことを「よかった」と、楽しい思い出のように懐かしみながら、被災の準備を進める。しかし、今回は広島に落ちた核爆弾が使われるかも

          食事記録#7『風が吹くとき』【ネタバレあり】

          食事記録#6『キラー・ナマケモノ』【ネタバレなし】

          はじめに キュートなもこもこナマケモノが女子寮を舞台に牙を剝く!ナマケモノ大暴れB級ホラー。 実は二週目。ナマケモノ大好き!! あらすじ 大学四年生のエミリーはある日、ナマケモノと出会う。エミリーはナマケモノを女子寮へ連れて帰り、その可愛さを使って、憧れの寮長になることを決意する。ナマケモノを野生に還そうと訴える親友のマディソン。エミリーを蹴落とし、寮長の座を狙うダイアナ。寮長選挙でざわつく学生たちだったが、キュートなナマケモノの正体が凶悪なキラーナマケモノであること

          食事記録#6『キラー・ナマケモノ』【ネタバレなし】

          食事記録#5「友だちのうちはどこ?」【ネタバレなし】

          はじめに 1987年イラクの映画。イラクの教育現場をテーマにした作品。とってもよかった。80分ほどで見やすい。 あらすじ 小さな村の学校。隣の席の少年レザは、宿題を紙に書いて持ってきて、また先生に怒られていた。「今度宿題をノートにやってこなかったら、退学だ!」しかし、その日の放課後、マハマッドは、間違えてレザのノートを持って帰ってしまった。明日までにレザにノートを返さないと彼が退学になってしまう…!マハマッドは場所もわからない彼の家にノートを届けることを決意する――。

          食事記録#5「友だちのうちはどこ?」【ネタバレなし】

          #4食事記録『耳に棲むもの』【ネタバレなし】VRアニメーション

          はじめに 認知度低いだろうけど、発表時から気になってた作品。 まずは、作品を知らない人に興味を持ってもらえるように制作陣を紹介。 監督:山村浩二 原作:小川洋子 メイン声優:岡⽥将⽣、川口調 映画祭のことは詳しくないけれど、いろいろな賞に選ばれているようです。 さて、映画祭コンペのために製作され、当時は一般公開の機会はあるのか分からなかったのだけれど、今年の5月から、数少ないXRコンテンツ施設「NEUU」にて上映が始まった。 あらすじ 少年は孤独であった。少年は穴を

          #4食事記録『耳に棲むもの』【ネタバレなし】VRアニメーション

          【ネタバレなし】#3食事記録「ビッグ・アイズ」

          ティム・バートン大好き!! ということで映画「ビッグ・アイズ」。実話らしい。 娘を連れて夫から逃げたマーガレットは、資金・親権に悩まされる中、画家のウォルターと出会い、二人は結婚する。あるきっかけで、彼女の描く異常に大きな眼が特徴的な人物画が注目を浴び始め、ウォルターの手腕で絵は売れ始めるが――。 一人の画家の人生をかけた痛快な物語。 ビッグ・アイズの少し不気味な感じや、笑顔に、元気になれるストーリーがめっちゃいい。ティム・バートン作品に出てくる女の子好きになりがち。「

          【ネタバレなし】#3食事記録「ビッグ・アイズ」

          食事記録#2『わたしたちに許された特別な時間の終わり』

          ネタバレはしないように。 作者は岡田利規「三月の5日間」と「わたしの場所の複数」の二篇が収録された薄い文庫本。 移動中にサクッと読みきれそうと入手したけれど、内容は慣れてないと苦労しそうな感じ。おもしろいよ。 「三月の5日間」 飲んだくれた六人が六本木のライブハウスに入る。そこで遭遇した「パフォーマンス」。そして、男の一人が知り合った女とラブホテルへ。二人はあるシナリオを迎えるために、五日間のセックスと対話を繰り返す生活を始める。 段落なくびっしり見開き埋まってるようなペ

          食事記録#2『わたしたちに許された特別な時間の終わり』

          【ネタバレなし】食事記録#1『デッドプール&ウルヴァリン』

          めっちゃおもしろかったです! オープニングから最高で、ギャグ満載で、アクションくそかっこいいです。 最高のコンビでした!

          【ネタバレなし】食事記録#1『デッドプール&ウルヴァリン』