「ショートスリーパーは誰でもなれます。」について考える
こんにちは。
日本身体管理学協会事務局の新美です。
本日は「ショートスリーパーになることはできるか?」について考えてみたいと思いますので、
もし宜しければ、最後までお付き合い頂ければと思います。
きっかけは『任意同行願えますか?』より
今年の10月より、深夜帯の日テレ系番組「任意同行願えますか?」という番組が始まりました。
この番組は、劇団ひとり、DJ松永(世界一のDJ)、ファーストサマーウイカ(←売れすぎでしょ)の3人が気になる人をスタジオに呼んで、
詳しく話を聞くという番組なのですが、
先日の放送をたまたま拝見していた時、
とある男性がスタジオでトークをされていました。
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、
その方は、「ショートスリーパーで1日30分程度しか寝ない」の方で、実際に協会を立ち上げ
今は自分自身が開発したショートスリーパーになるためのメソッドを使って
講座などを開いているようでした。
そして、そこでおっしゃっていたのが
「眠気をコントロールすることができれば、誰でもショートスリーパーになることができる」
ということでした。
現在の医科学においては・・・
現在の医科学上の見解では、ショートスリーパーの人は「遺伝的な要素が強いのではないか?」っということが言われており、
実際にショートスリーパーに誰でもなることができるかということについては、
おそらく「ない」、もしくは「可能性は低い」とされていると思います。
これは人間の歴史、はたまた動物の歴史を見ても、
夜行性でない限り、
動物は日の出と共に活動し、日の入り後の夜中は寝るということを考えると
あまり現実的ではないと思います。
私たちがお伝えする身体管理学でも、そのような考えに基づいた
今現在の睡眠科学で”基本のき”とされている、原理原則をお伝えしております。
ただ、せっかくそう言った主張をする方がいらっしゃるので、
これを機に、次の日すぐさまジュンク堂池袋本店へ足を運び、
ショートスリーパーを推奨する書籍を、
5冊(著者はバラバラ)を買い込み
すぐさまカフェに行って読み漁ることにしてみました。
そして、私の中でのこの読書に関する学びが一つ、確実にありました。
ショートスリーパーを目指すことはしないが・・・
私が今回のショートスリーパー系の書籍を拝読し、出た一つの結論は
「これで眠気をコントロールできるかもしれない」
というものです。
奇しくも、ショートスリーパーの方がおっしゃっていた事と同じ事なのですが、
だからと言って、私はそれを実践することで
「短時間睡眠を実現したい」とは考えておりません。
一定の範囲内(7時間程度)での睡眠は、やはり人間にとって必要だと考えるからです。
しかし私の場合、朝起きるのが苦手であったり、日中に眠気が襲って集中力が切れてしまう自覚がありました。
それらに対して、眠気が起こることの理由や、それを対処する方法などについては、
参考にする価値が少なからずあると感じております。
まとめ
結論としては、やはり現段階においては
ショートスリーパーが身体にとって良いとは考えにくいと
私は思っております。
ショートスリーパーの方は、
「睡眠は身体に悪い!」 とまで言っておりますから。
それは、論理の飛躍かと思います。
全くその点については参考にしなくて良いでしょう。
ただ、やはり、何かを知るということは、
必ずプラスに働くということが
今回も実感した次第であります。
これについては、さらに書き始めてしまうと、
さらに1回分の文字量になってしまいそうですので、
明日、改めて書きたいと思います。
一般社団法人日本身体管理学協会公認 身体管理指導士養成講座
(整形外科系機能解剖、内科系機能解剖、整形外科系疾患学、内科系疾患学、トレーニング理論、栄養学、休養学、テーピングで人の身体をより良くするための知識を包括的に学べます。)
詳しくはこちら
発行元
-------------------------------------------------------------------
一般社団法人日本身体管理学協会
-----------------------------------------------------------------
一般社団法人日本身体管理学協会
理事兼事務局長 新美光次
〒120-0033 東京都足立区千住寿町20−2
TEL:080-9893-4689
Mail:info@shintaikanri.com
URL:https://shintaikanri.jimdosite.com/
-----------------------------------------------------------------
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?