トレーナー・イントラに必要なのは累積的な知か、直線的な知か?
こんにちは。
日本身体管理学協会事務局の新美です。
本日もnoteをご覧いただきありがとうございます。
本日も引き続き、『一生モノの知識』というテーマで書かせていただきます。
これまでの内容はこちらです。
その中で、一生モノの知識の特徴として挙げられる
『累積的な知』について書かせていただきたいと思います。
またまた本日も、一生モノの知識と一過性の知識を比較しながら、
その違いについて考えてみたいと思います。
まず、一過性の知識=ノウハウや事例といった枝葉的な知識というのは、
結果に直接影響を与えるモノです。
例えば、ビジネス書のノウハウ本などで言えば、
『トップセールスマンが行っている10のこと』や
『〇〇店が繁盛している7の秘密』
などがそれにあたります。
トレーナー系でも、
『〇〇選手が毎日行っているウォーミングアップルーティング』や
『〇〇選手の当たり負けない為のコアトレ100選』
『腰痛改善のための7つの手技』
などもノウハウ本です。
これらの特徴は、実際にそこに書いてあることを”そのまま”行っても、
”それなりに”結果を出すことができるということです。
ただ、結果を出すことができるのは、
今抱えている問題とそのノウハウでの解決方法が
”たまたま”一致したとき”だけ”ということになります。
さらに、これらで得た経験というのは常に、
一つを学んで一つの結果を出す
という直線的な知になります。
それに対して、一生モノの知というのは、
すぐに結果に結びつくものではありません。
例えば運動器の解剖学を勉強したからといって、
それが直接的に『腰痛改善のための方法』や『当たり負けしない身体』に結びつくことはありません。
ただし、これらの知というのは、
前回の『知識の木を育てる』にもあったように、
堅実な根や幹を作ることにつながり、
その結果、その後にさまざまな枝葉を身につけ統合していくことで、
累積的な知を得ることができるようになるとされています。
直線的な知は、すぐに結果が出る、直接的な知識である一方で、常に得られる成果は一対一。
対して、累積的な知は、すぐに結果にはつながりませんが、知が積み重なっていくことで、その後成果は一対多に。
これが『一生モノの知識』と『一過性の知識』の大きな差だと言われています。
簡単にいくらでも、どこからでも知識を得ることができる現代の私たちは、
どちらを学ぶこともできます。
あとは自分次第ということになるでしょうか。
発行元
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一般社団法人日本身体管理学協会
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一般社団法人日本身体管理学協会
理事兼事務局長 新美光次
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