身体管理学協会ニュース【2024年3月1日発行】
一般社団法人日本身体管理学協会
身体を正しく管理できる人を日本中に増やそう!/日本身体管理学協会事務局
◉今週のごあいさつ
本noteをご覧くださりありがとうございます。
今回は以下の内容でお届けいたします。
・身体管理指導士®養成講座について
・内科系身体管理の視点
・編集後記
まだまだインフルエンザなどの感染症が流行っているようです。
お客様や一緒に働く仲間に迷惑をかけないようにしたいものですし、何より体調を崩すと辛いので、免疫の働きを高めて、しっかりと予防に努めましょう。
◉身体管理指導士®養成講座
2024年1月からスタートしました養成講座ですが、受講生の皆様は現在オンラインでの講座もいよいよラストスパートになりました!
オンラインでの学びの良いところは、自由な時間と場所で学びを深めることが出来るところです。
会場に通う場合には、そこまでの交通費や渋滞、遅延などもある程度考慮に入れて行動する必要があります。
が、オンラインの場合はインターネットの環境が整っていて、周囲にご迷惑をかけない環境であれば受講することが可能です。
また、講座は期間中は何度も繰り返し確認することができ、これもより良い学びの一助となります。
◉内科系身体管理の視点
【第45回:「循環器の基本とその重要性」】
こんにちは、神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
今回からしばらくの間は「循環器」をテーマにお伝えしたいと思いますので、是非お付き合いください。
循環器系は、心臓、血管、血液から構成され、体内の酸素と栄養素の輸送、老廃物の排出、さらにはホルモンや体温の調節など、生命維持に不可欠な多くの機能を担っています。
心臓はこのシステムのポンプとして機能し、収縮と弛緩を繰り返すことで血液を全身に送り出します。
血管は、動脈、静脈、毛細血管という3つの主要なタイプに分けられ、それぞれが特有の役割を果たしています。
動脈は酸素と栄養素を含んだ血液を体の隅々まで運び、静脈は二酸化炭素と老廃物を心臓へと戻します。
毛細血管は、これらの交換が行われる場所であり、体の各細胞と直接接触しています。
運動指導者として、クライアントの循環器系の健康を支えるためには、適切な運動量の提案が重要ですね。
運動は心臓の筋肉を強化し、血管の柔軟性を保つことで、循環器系の効率を高めることができます。
心臓の構造と機能について少し見ていきましょう。
心臓は4つの部屋から成り立っており、それぞれ右心房、右心室、左心房、左心室と呼ばれます。
右心房は全身から戻ってきた酸素が少ない血液を受け取り、右心室へ送ります。
右心室からは、この血液が肺へと送られ、酸素と二酸化炭素の交換が行われます。
酸素を豊富に含んだ血液は左心房へ戻り、左心室へと送られます。
左心室は最も筋肉が厚い部屋であり、強力な収縮によって血液を全身へと送り出す役割を担います。
運動指導者は、これらの知識を活用して、クライアントに適切な運動プログラムを提供することが大切です。
血管の働きや運動と循環器の関係についてはまたの機会にご紹介します。
◉編集後記
急に春を超えて初夏の陽気化と思ったら、急転直下真冬に逆戻り。
そんな日々が続いた先週でした。
私の現場でも、体調を崩してしまった方がいらっしゃり、自分の至らなさを感じたここ2週間でした。
今日から3月。
まだ少し肌寒い日が続きますが、季節は確実に春に向けて進んでいますね。
多くの方は年度末でしょうか。
なんだか忙しくなりそうです!