身体管理学協会ニュース(2023年1月16日発行)
◉新着情報
【第七期身体管理指導士®︎養成講座】
昨年の11月9日より第七期養成講座がスタートし、現在、受講生の皆様はオンライン講座での学習を済ませ、いよいよ認定試験です。
「試験」と聞くと皆様はどのような記憶、ご経験があるでしょうか。
私の学生時代は、とにかく試験範囲とされたところを憶えて問題を解くことに一生懸命でした。
が、それだけではどうにもならない試験も記憶にあります。
知り得たことをつなぎ合わせて答えを見つけること、考えることも大事なことですね。
むしろこの能力を高めることの方が、大事な時代かもしれません。
様々な教科で学んだことがつながっていき、それがまた新しい知識になっていくワクワクというか面白さというか。
様々な学びは、日々の活動と重ねることで目的が明確になり、真剣さや本気度が高まります。
トレーナーとして活動されている方で、クライアントさんの課題にうまくお応え出来ていないと感じている方は、身体管理指導士の資格にチャレンジしてみませんか?
◉神谷教授の内科系身体管理の視点
【第17回:「日々の習慣と身体の変化」】
こんにちは、理事の神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
早くも新年になって半月が過ぎました。
やり残しや取り組み遅れが無いようにしていきたいと思います。
さて、今日は日々の習慣と身体の変化について考えてみます。
以前にこのコラムで老化に関するお話をしました。
https://note.com/shintaikanri/n/nd912d0eebfe3
今回はそのことを踏まえて身体の変化と習慣について考えてみます。
これまでの本コラムでもお伝えしてきた通り、生まれてから年齢を重ねるごとに身体の様々な機能が発達・成長していき、またある程度の年齢からは衰えていきます。
衰えていく変化を一般的に老化というようです。
では、その老化はどこにどのように起こるのか。
また、その結果体にどのような変化が起こるのか.
などなど、気になることが出てきます。
よくイメージするのは「体力の低下」でしょうか。
加齢による低下は起こりますし、実感する方も多いことと思います。
この体力の中には「防衛体力」も含まれますから、免疫の働きが低下しやすくなったり、病気にかかりやすくなったりすることも起こり得るようです。
「体力」と聞くと、重いものを持ち上げるとか長い時間早く走るとか、素早く動くなどが想起される方も多いことと思いますが、免疫も防衛体力と言って、重要な体力要素の一つとされています。
老化の進み具合は、成長と比べると個人差が大きいと言われています。
日々の習慣の影響を受けますし、病気やケガなどによる影響も考えられます。
食事や睡眠についても、その習慣によって体に及ぼす影響が変わっていきます。
「老化」という人間に平等に起こる変化も、日々の過ごし方によって起こり方が変わります。
それは老化を否定的なものと捉えるのではなく、自然と起こるなかでもより良く体を管理することで、余計な病気の心配を減らし、毎日を楽しく過ごすために役立つものと思います。
多くの方が身体を適切に管理できるように指導することは、トレーナーとして大切な仕事の一つではないかなと思います。
もし、トレーナーとしての日々の指導が「運動だけ」に偏っていると感じている方は、身体管理指導士への道を進んでみませんか?
◉養成講座のご紹介
【実技講座の単発受講】
身体管理指導士®︎養成講座内の『運動器機能解剖実技』と『スポーツテーピング実技』の2つの講座につきましては、単発で受講できます。
詳細は下記の通りです。
【費用】両講座ともに1講座あたり¥30,000(テーピングについては別途約¥6,000程度の実費が発生)
【日程】詳細はお問い合わせくださいませ。
【条件】テーピング実技に関しましては、運動器機能解剖をご理解いただいている方とさせていただきます。(自己判断で可)
【備考】ご受講料につきましては、『受講から1年以内』に身体管理指導士®︎養成講座を正式にご受講された場合に、ご受講料から実技受講費用を差し引かせていただきます。
(そのため、費用が余分に発生することはございませんのでご安心ください。)
◎編集後記
2023年がスタートして早くも半月が過ぎ、一年の1/24が終わりました。
こうやって過ぎていく日々は本当にあっという間です。
出来ること、やるべきことをしっかりとやっていく日々を過ごしたいですね。
私が新年に息子と引いたおみくじは大吉でした。
「何事も油断せずに取り組むべし」という戒めが書いてあり、やっぱり日々の積み重ねは大事ということですね。
2023年も身体管理指導士の皆様と、弊会の拡がりに貢献できるように取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願い致します。