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日本茶散歩

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日本の原風景、茶畑や棚田が織りなす琴線に触れる風景は、そこに生きた先人たちが繋いできたものです。 旅先で心動かされた日本茶をめぐる物語を綴りました。
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日本茶散歩 もくじ

<鹿児島>司馬遼太郎が見た望郷の里と私が見た茶 <新潟>『野を歩む者』に見るバタバタ茶 <…

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<東京>三鷹の森ジブリ美術館から吉祥寺まで、キンモクセイ香る季節に喫茶点々

三鷹の森ジブリ美術館ティータイム  この日、まず目指したのは、三鷹の森ジブリ美術館。予約…

お茶ガイド
6時間前

<東京>東京雲海 椿山荘インルームアフタヌーンティーステイ

 山縣有朋は長州藩下級武士の子として生まれ松下村塾で薫陶を受けて、伊藤博文らとともにイギ…

お茶ガイド
6時間前
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<山形>4潔が生きた、築いた地。米沢の郷土料理を食べる

米沢市は米沢藩の城下町だった  前田慶次、伊達政宗、上杉謙信、上杉景勝、直江兼続、その歴…

お茶ガイド
11時間前

<和歌山>開創1250年余唐僧開基の寺紀三井寺、可愛いパン屋を見つけた

1250年、唐僧開基の寺  西国観音霊場第二番札所救世観音宗総本山紀三井寺は、奈良時代末期の7…

お茶ガイド
12時間前

<東京>ミステリークエストで夏目漱石と過ごした新宿ティータイム

ミステリークエスト夏目漱石からの挑戦状  『ミステリークエスト夏目漱石からの挑戦』は漱石…

お茶ガイド
12時間前
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<高知>坂本龍馬脱藩の道は、茶堂点々

坂本龍馬脱藩の道  坂本龍馬は1862年3月24日に土佐藩(高知)を出奔し伊予の国(愛媛)に向けて、佐川町、葉山村、東津野村を通過、翌25日に梼原(ゆすはら)に到着しました。この夜は梼原の勤王の志士の家に泊まり、26日未明、彼らの道案内により、宮野々番所を抜け、四万川茶や谷の松ヶ峠番所を抜けて県境・韮ヶ峠を越えて脱藩を果たしました。梼原では、ここから維新の門が開かれたとされています。 坂本龍馬脱藩の道 絶景布施坂  坂本龍馬が駆けぬけた旧東津野村で当時の面影を感じさせるのが

<高知>山奥に隅研吾建築群、雲の上の図書館で知る雲の上の歩き方

 「ゆすはらは日本のチベットだよ」旅の途中、民宿で出会った人が語った言葉の謎を解くため、…

お茶ガイド
13時間前
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<岡山>可愛いを見つける倉敷散歩、ティータイム三昧

3つの日本遺産が交錯する倉敷のイメージを体現した倉敷美観地区  岡山県には、7つの日本遺…

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<島根・東京>森鴎外没後100年、津和野から鴎外忌の谷根千散歩

 2022年は森鴎外没後100年でした。山陰の山に囲まれた町に生まれて明治大正という日本がまだ…

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<愛知>プーさんに教えてあげたい。メルヘン世界みつばち村のさんぽ道

 みつばち村のさんぽ道を初めて目指したのは6月の頃。  みつばち村の最寄り駅は豊川稲荷で…

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<奈良>地蔵盆とは?空海ゆかりの寺で知る古都の伝統文化

 古都奈良の観光地と言えば、鹿たちが集う奈良公園一帯、東大寺・春日大社などの世界遺産に、…

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<岡山>日本三大庭園後楽園の夏は、幻想庭園

桃太郎伝説発祥地  空の玄関口である空港、陸の玄関口である駅、共に桃太郎が出迎えてくれる…

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<東京・ソウル>夏こそ食べたい韓国フード、コングクスを求めて

パッピンス  ここ数年、夏が近づくと特集されるかき氷。夏のひんやりスイーツの代名詞ですね。韓国では、かき氷をピンス(빙수)と言います。これにパッ(팥)(=小豆)を加えるとパッビンス、あずき氷を指します。定番レトロなパッビンスではありますが、この前コリアンタウン新大久保を歩いていたら、めっちゃ可愛いパッピンスを見つけました。この夏一番フォトジェニックなかき氷じゃないですか? コングクスと蓮花茶、夏の思い出  夏になるたび、コングクスを探してしまいます。  ひととき、月に一回通