20220525 アルバイト・ヒストリーNo.2
その1からの続き。
ヒーローショウの着ぐるみ僕がその頃通っていた専門学校の同級生にHがいた。彼とは家も近い事もあったが、来るものを拒まない独特の空気を持っており、僕はそのうちにHの家に入り浸って遊ぶことが多くなった。Hは高校時代の同級生Iと家賃を折半して2DKの部屋に住んでおり、その広さが僕を気軽に遊びに行かせる後押しとなった。ある日、Hがアルバイト情報誌で面白そうなバイトを見つけてきた。それはヒーローショウの着ぐるみに入るというもので、バイト料は非常に安かったが、その内容