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ロールアップ&ロールダウンができない人に共通する点と運動療法のコツ!
ピラティスの種目にロールダウン&ロールアップという種目があります。
このロールアップは一般の方だけに限らずインストラクターの方でも中々苦戦する方もいるくらい出来る人はできるけど、出来ない人はできない様なエクササイズであって、、
一般の方が開脚が出来るようになりたいという人が多いように、ピラティスをされている方であればロールアップやロールダウンが出来るようになることを目標にされる方も多いです。
ロールアップやロールダウンが出来ない理由も人それぞれですが、今回は臨床的に多い原因や理由を1つ紹介します。
実際に運動療法としても活用できる方法をお伝えするので、臨床でも活用できる内容になっていることは間違いないです。
ロールアップがなぜ難しいのか?
ロールアップが難しい理由としては、「重力の影響」があるからです。
エクササイズによっては、立位や座位での運動療法の方が難易度が高いケースもありますが、エクササイズによっては立位よりも背臥位からの動作の方が難易度が上がるケースがあります。
この立位よりも背臥位の方が難易度が上がる種目の代表格が「ロールアップ・ロールダウン」になります。
重力は常に上方から下方に向かって力が働いているのに対して、そこに抗って背骨の動きや骨盤の動きをコントロールするスキルが必要になってきます。
そのため、座位や立位でロールアップやロールダウンの様な背骨のラウンドを作る様なエクササイズをするよりも、確かに支持基底面は増しますが重力に抗してコントロールする必要性があるため難易度としては高いです。
ロールアップ&ロールダウンに必要な機能
ロールアップやロールダウンをスムーズに行えるためには、腹筋群の強さというよりは、背骨を分節的に動かせるスキルの方が明らかに大切です。
正直、腹筋群の力はほとんど必要なくて、、
動き方のコツだったり、動かす場所と安定させる場所が適切になっていると、比較的スムーズな動作パターンになります。
では、、
腹筋群の強さよりも、背骨を分節的に動かすスキルが必要であることをお伝えしましたが、この背骨を分節的に働かせるためにはどの様なところを意識したり、どんな身体機能が必要なのかを知っておく必要性あります。
ロールアップやロールダウンで必要な「背骨を分節的に動かすスキル」を身に付けるために、なくてはならない機能だったり、臨床の運動療法に活かすためのコツを以下に解説していきます。
ロール系の運動が出来ない人の共通点とは?
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