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【スウェイバック姿勢】姿勢改善のための大腰筋の運動療法をする前提条件とは?

Physio365は今年いっぱいで終わるみたいですが、自分自身のマガジンやオンラインサロンは今後も運営していきますのでお知らせさせて頂きます。

オンラインサロンも350名を超え、とても賑わってきて有難いです。

オンラインサロン


今回は、オンラインサロンの内容の一部を抜粋した内容として、スウェイバック姿勢を改善するための大腰筋トレーニングの考え方について解説します。


スウェイバック姿勢について

スウェイバック姿勢について

スウェイバック姿勢の特徴として…

知っている方も多いと思うので深くは解説しないですが、、


骨盤が前方シフトする様な姿勢がスウェイバック姿勢。

上半身重心より下半身重心が前方にあって、上半身と下半身重心の位置関係が矢状面上で前後にズレていることが特徴。


今回は、大腰筋の話をメインにしますが、、

上半身と下半身を繋いでいる筋肉は大腰筋しかないため、下半身重心より上半身重心が後方にある時点で大腰筋がほぼ確実に機能してないと姿勢アライメントからも判断することができます。


大腰筋が機能するための条件

大腰筋が機能するための条件

腸腰筋の機能解剖学として…

深層に腸腰筋は位置しているインナーマッスルという位置付けのため、運動療法をしても腸腰筋に効いているって感じとか一般の方はほとんど分かりにくいです。

そして、、

これは自分自身の経験上としてもですが、腸腰筋が機能してないからといって、腸腰筋の運動療法をいきなりしても効果が全くないケースも多いです。


腸腰筋が機能するための条件

筋肉はどの筋肉も当たり前の話として、、

起始と停止があります。

片方が安定した状態になるから、もう片方が可動できます。


大腰筋に関しても機能するためには…

・腰椎が安定している状態
・股関節が安定している状態

この2つの状態がどちらにせよ必要になってきます。


立位姿勢において、、

スウェイバック姿勢を考えた時には、股関節は伸展しているし、腰椎も骨盤が前方スウェイしているため形上としては伸展位になっています。


伸展位に可動することは悪いことではないですが、その状態で居続けることやその状態ばかり取っているのは基本的に筋肉を機能させる上ではあまり良くないです。


大腰筋の運動療法の前提

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