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[本紹介]NO RULES:誰のためにあなたは働く?

おはようございます、 @ShinjiTakenaka です。
今日も一冊お届けしようと思います。組織開発やカルチャーなどの点で学びが多い本だと思います。

今日の一冊

今日は、Netflixについての理解がますます深まる一冊 「NO RULES」です。

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このパッケージは結構目立つので、思わず手に取ったという方も多いのではないでしょうか。

DVD の郵送レンタルサービスから始まり、今や世界屈指のエンタメ企業となったNetflix。今や世界190カ国で 1 億 6700 万人の会員(本書執筆時点)を擁するまでに成長している大企業ですね。

彼らが大事にしていた価値観は何か?今日はそこにフォーカスしたいと思います。

会社にとって最善の行動をとれ

これは、ネットフリックスが掲げる標語だそうです。

上司を喜ばせようとするな 会社にとって最善の行動をとれ

「会社にとって最善の行動をとれ」って前提条件がいくつかあると思いませんか?私は次ではないかと思いました。

①社員はフラットな関係である(上下関係がない)
②社員間の心理的安全性が確保されている
③会社のミッション・ビジョンが社員に浸透している 等

まず、①はリーダー/メンバーともに意識したいポイントですよね。
仕事は目指している成果に向かって、平等に一緒に進めていくものです。
リーダーが偉そうにメンバーを使うのでは決してありません。ただ、役割が違うだけだときちんと認識する必要がありますね。

一方で、メンバーもただ仕事を与えられるのを待つのではなく、会社が何を目指していて、それを受けて自分の部署ではこれが目標だから自分は今期こういう風に貢献する!って思えてないとしたら改善の余地ありだと思います。

つまり、リーダー/メンバーともに互いの役割を尊重して仕事をしていくことが大事なんだと思います。

また、②は仕事を円滑に進める上で大事だと思います。
心理的安全性については、以前のnoteでも少し触れていますが、互いの価値観を大事にしながら、より生産性を上げるためにすることは何か?を意識したいですね。

少し脱線しますが、私は一番のポイントは雑談だと思っています。コロナ禍の状況でも心理的安全性を高める、これは意識的に考えないとまず無理です。

リモートワークとオフィスでの仕事、一番の違いは何だろう?そう思ったとき、気軽な相談はちょっとした雑談から生まれるなぁと改めて思いました。

あなたは最近、リーダー/メンバーと雑談できていますか?

例えば、IRU(イル)というサービスは仮想オフィスのような感覚にもなるのでおすすめです!(バーチャルランチクラブというマッチングサービスで知り合った方に教えてもらいました。)

本書でも、組織の壁を越えて、恒常的に建設的フィードバックを与えることを奨励しています。

最後に、③のミッション・ビジョンの浸透です。突然ですが、皆さんは会社のミッション・ビジョンを言えますか?(実際に言ってみてください!)

言えなかった人は要注意です。
なぜなら、ミッション・ビジョンはあなたの仕事の根幹に関わる部分だからです。ぜひ、今すぐ確認しましょう!

秋元 征紘さんによる「ビジョナリー・マネジャー」では次のように言っています。

企業ビジョンを念頭に、各部署のビジョナリー・マネジャーが部署の実情に即したチームビジョンやチームミッションをつくることで、社員は自分ごととして企業ビジョンを捉えられるようになる。

つまり、自分の仕事を自分ごととして、きちんと遂行するには、仕事の原点である企業ビジョンをきちんと理解・納得する必要があるということです。

最後に

今年は、なるべく私が普段読んでいる本の内容を頭から書き出してnoteという形で表現していこうと思います。

昨年までは、Twitterにて読んだ本の紹介をしていましたが、Twitterはどうしてもフローの情報なのでストックの情報として蓄積していければと思っています。(ただ、リアルタイムの気付きを発信したりしているのでもしよろしければフォローしてください!!)

個人事業主としても活動していますので、何かありましたらお気軽にご連絡ください!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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