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本当に読んで良かった!年150冊読む私のおすすめ本(組織作り編)

こんにちは!竹中紳治です!

今日は、スタートアップの組織作りに関わる人向けに、いくつかの本を紹介していきたいと思います!
私自身は、毎日読書をしており、年間150冊程度読むことを心がけています。ぜひ、これまで出会った本の中から、少しでも皆さんの何かのきっかけになればと思いこのnoteを書こうと思いました!

✏️このnoteを読んで欲しい人
・スタートアップで組織作りに関わっている経営者
・スタートアップで人事業務をしている人
・組織作りに悩まれている人
・組織を変えていきたいと思っている人


1. マインド編

(1)道をひらく

パナソニック(旧松下電器)を創業した松下幸之助さんの1冊です。
仕事や人生で困難に直面したときの助けとなるヒントがたくさん詰まっている1冊で、組織のリーダーとしての心構えや自己成長の重要性に気付かされます。
特に好きな言葉は次の1節です。

道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。

道をひらく

(2)生き方

京セラ、KDDIなどを創業した稲盛和夫さんによる1冊です。
己のためだけに利益を求めるのではなく、周囲や社会にもよかれと思うことを損してでもやるべきであるという思想のもと、「利他」に向き合える1冊です。
経営者としていつも迷ったときに立ち返る、そんな1冊です。

(3)自分の小さな「箱」から脱出する方法

私がこの本に出会ったのは、PwCのマネージャーになる少し前でした。
身の周りの人間関係は、すべて自分が原因で引き起こしており、それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」です。
自分に関わってくれている人たちに向きあうスタンスが変わる、そんな1冊です。

(4)嫌われる勇気

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた1冊です。
すべての悩みは人間関係による。課題の分離等、組織作りをしていく上でとても参考になる考え方に出会える1冊です。

(5)心理学的経営

江副浩正氏のもと、リクルートで30年にわたり組織における人間の「感情」や「個性」を深く追求した大沢武志さんによる1冊です。
しっかり理論を根拠としたマネジメント方法が紹介されており、組織作りをするうえでとても参考になる1冊です。

(6)リーダーシップの旅

リーダーやリーダーシップはあらかじめ準備されたものでなく、ある一人の人間が新たな境地を目指して冒険を始めるものです。
そして、リーダーシップの旅は、「リード・ザ・セルフ」、「リード・ザ・ピープル」、「リード・ザ・ソサエティ」という段階を経ていきます。本書はリーダーとは何か?という根本的な問いに向き合える1冊です。

2. 事業推進編

(7)爆速成長マネジメント

シリコンバレーのスター経営者たちが絶賛し、チーム・組織づくり、プロダクトマネジメント、資金調達、M&Aなど、スタートアップが直面する課題を解説するだけでなく、対話形式でリアルな声も聞けるのが特徴です。
CEOの役割などにも言及されており、スタートアップ経営をしていく上でバイブルとなる1冊です。

(8)HIGH OUTPUT MANAGEMENT

インテル元CEOのアンディ・グローブにより書かれた1冊で、アウトプットを最大化するための仕事の基本原理やマネジャーが最も注力すべき仕事は何か?などに向き合える1冊です。その中でも以下の公式はとても記憶に残っています。
マネージャーのアウトプット=自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット

(9)「起業参謀」の戦略書

起業家の視座を拡大/整理してアドバイス/メンタリングを行う「起業参謀」。起業参謀に必要な5つのケイパビリティ(能力)は、①他者貢献意識などのマインド、②全体俯瞰力、③地頭力、④対人力/アウトプット力、⑤戦略的学習力とされます。
また、活躍する上で、市場を見極める「鳥の眼」、顧客心理を捉える「虫の眼」、勝ち続ける仕組みを作る「魚の眼」、メタ認知力を高める「医者の眼」、行動量を引き出す「人(伴走者)の眼」等の各種フレームワークが紹介された1冊で、事業推進する際にとても参考になります。

(10)急成長を導くマネージャーの型

マネジメントは経験でもセンスでもない、フレームワークを実行するのみであると主張される1冊です。
チームの戦略3点セット(方針・KPI・重要アクション)や強いチームの作り方、戦略と組織を動かす「推進システム」を作るなど、具体的にどのように動けばいいのかのイメージが湧く1冊です。
マネジメントの地図である「役割」「基本動作」「ピープルマネジメントの技術」「立ち位置と心得」という4項目を常に意識しよう、そんな風に思える1冊です。

3. 人事・組織編

(11) NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

「上司を喜ばせようとするな 会社にとって最善の行動をとれ」
このシンプルな標語をベースに事業運営をしているNETFLIX。
フラットな関係性や心理的安全性が担保されるための仕組み、MVV浸透などにも触れられており、どのようなカルチャーを作ることが、「自由」な会社なのかという点でとても参考にしている1冊です。

(12)スタートアップのための人事制度の作り方

スタートアップで人事に関わる人に必ず読んでもらいたい1冊です。
等級制度、評価制度、報酬制度等、スタートアップが制度設計していく上で何を意識し、どう進め、どんな形にしていくかを考えていく上でとても参考になります。人事制度の設計・運用時に使える各種シートの特典もあるので、すぐにイメージしやすいのが特徴です。

(13)カルチャーコード

チームワークは魔法ではない。効果的な協調と協力は、3つのカギとなるスキルから生まれるとされます。
具体的には、①安全な環境を作り、②弱さを共有して、③共通の目標を持つの3点がポイントになってきます。私が本業で組織カルチャーを作るうえで大事にしている考え方の土台になっている1冊です。

(14)他者と働く

ビジネスの現場でこじれたままになっている問題の多くは、関係性のなかで生じる「適応課題」です。立場・役割・専門性などによって生まれる「解釈の枠組み」であるナラティヴを理解することこそが大事だと主張されています。自分にとっての当たり前は相手にとってそうだとは限りません。相手には相手のコンテキストがあるからこそ、それをきちんと理解することから始めようと思える、対話が大事だと思える、そんな1冊です。

(15)だから僕たちは、組織を変えていける

ダニエル・キムが提唱している、関係の質→思考の質→行動の質→結果の質→関係の質の「成功循環モデル」を大事にしています。それを認識した上で、組織に自律性をとりもどし、変化から学ぶ「学習する組織」を目指し、結果よりも「関係性」と向き合おうと主張されている1冊です。
この本にはワークブックもあるので、それも読むとなお理解・実践が進むと思います。

4. 最後に

今回は、これまで読んだ中でも厳選した15冊を選びました。
本当は、これ以外にもいくつか紹介したいのですが、それはまた今度の機会にしたいと思います。

あと、この本もぜひ!w

私は普段、コーチとして様々な起業家・経営者の伴走支援をしています。
組織作りに向き合うことで、企業価値向上に少しでも貢献できればと思っています!

また、何かの機会で他のジャンルの本紹介等もしていきたいと思っています!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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竹中紳治 | TCS認定シニアコーチ
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