ユクスキュル未邦訳文献(1)Was ist Leben?
ユクスキュルの未邦訳文献の日本語訳の一部を公開。ちなみにオリジナルの版権は切れていますので、ご安心を。
"Was ist Leben?" 『生命とは何か?』という、たった1ページの小論は1920年(ユクスキュルが56歳のとき)に"Die Neue Rundschau"に掲載されたものです。
この論文の争点は20世紀初頭の生物学らしく、創発を巡るものとなっています。彼は「機構(Gefüge)」と「構造(Struktur)」という概念を使い分け、部分と全体の関係を論じています。