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てるもともんきち
2022年2月1日 20:44
僕は昆布が嫌いだ。「他の苦手な食べ物は我慢して全て食べますから、昆布だけは残させて下さい」とお願いしたくなるほど嫌いだ。いくら昆布が美人だとしても僕は昆布と結婚できないと思う。口に入れることがただただ苦なのだ。人には苦手を超えてどうしても嫌いなものが存在する。悪意はなくとも、相性が合わないのである。僕にとってはそれが昆布だ。 僕は小学校入学と同時にある目標を立てた。「給食を減らさない、残さな
あきあき
2022年2月1日 23:21
恐竜になりたい。自分が、一番最初に思いついた夢だ。幼稚園のときに、唐突に僕が母に言ったらしい。「大きくなったら、恐竜になりたい」と。母は、笑っていたが、一つも否定することなく、その夢を褒めてくれた。そのときから、ずっと何かの夢を追っている気がする。小学校、中学、高校と時間が経つにつれて、たくさんの夢が思いついた。詳しいことは割愛するが、大人になるにつれて、より芸術的なものに関わる
Taken
2022年2月1日 20:07
私は好き嫌いが激しい。私のアイデンティティといえば好き嫌いである、と言えるくらいには、激しい。禅の言葉に悟無好悪(さとればこうおなし)というものがあるそうだが、これはあるがままを受け入れれば、好き嫌いは自然となくなる、という意味らしい。私から言わせてみれば、好き嫌いをする事が私自身のあるがままである。独自性をそこに見いだしている以上、この禅語を受け入れることは出来ない。悟りが足りてい
ごきげんたろう
2022年1月29日 22:46
バシャバシャバシャバシャ 重い足取りでの登場と共にフラッシュが焚かれ、花びら達は会見に臨んだ。 「えーこの度は、私共の会見のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。本日お集まりいただきましたのは、私共が日々抱いております不満を発表させてもらうべく、このような形を取らせていただきました。」 「早速本題に移らせていただきます。【花占い】についてです。私共、花びらは人間による『好き