マガジンのカバー画像

失敗の再現性。

33
「成功」は再現性低く「失敗」は再現性が高い。失敗しまくった経験からくる成功の為ではなく失敗しない為のマニュアル。店舗ビジネス版。
運営しているクリエイター

#店舗

㉝失敗の再現性「人を活かす」

㉝失敗の再現性「人を活かす」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【人を活かす】
をやっていない。

●このスタッフはバカだから何してもダメだ。

●ダメな奴らしか集まらない。最近の若い奴はダメだ。

完全にコレ。

コレらは決定的にダメで、マネジメントする上でスタッフが悪いと『他責』になっているからダメ。自責でないと店舗は機能しない。

スタッフがダメと言うなら…

●教育システムはあるか?または機能してい

もっとみる
㉕失敗の再現性「未来を描くこと」

㉕失敗の再現性「未来を描くこと」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【アクション】が無いこと。

●夢やヴィジョンはあるが行動や言動がない。

●ワクワクするような未来が全員見えない。

完全にコレ。

「人材不足」で人が辞めない様に辞めない様と
考えてばかりで目先の事や小手先の技術で
離職率を減らそうとしても
失敗する理由の一つにもコレがある。

労働に対する賃金を支払おうとせず
やりがいだけで
続けてもらお

もっとみる
㉒失敗の再現性「感謝」

㉒失敗の再現性「感謝」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は例外なく【感謝していない】に尽きる。

●「いらっしゃいませ」は言うけど何も買わなかったら「ありがとうございます」は言わない。

●お客が来るのが当たり前と思っている。

完全にコレ。

当たり前の様に与えられる事に対して本当に当たり前だと思っていると「感謝」出来ない。

感謝しないと感謝されない。

ダメになるお店は「感謝」を忘れている。

もっとみる
⓲失敗の再現性「商品だけが商品じゃない」

⓲失敗の再現性「商品だけが商品じゃない」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【良いと思うものを作って終わり】にしてしまう事。

●良いものを作れば売れる

●成功事例を真似すれば売れる

完全にコレ。

良いものを作っても【それ以外をサボって】止めてしまう事。

成功事例を【ただそのままパクるだけ】で終わってしまう事。

それ以外の顧客の体験を軽視している。

全ての体験が商品になっている。顧客は「商品だけ」を買ってい

もっとみる
⓰失敗の再現性「観察していない」

⓰失敗の再現性「観察していない」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【取ってつけた様にノウハウを使うこと】

●他社(他店)の成功事例を導入!

●あの人が売れてるから手法を真似しよう!

完全にコレ。

これ自体が悪いわけではないけど中身(土台)がないのにその上に城を築くようなモノで大体の場合は上手くいかない。

基礎がなければ建物は建てられない。建っても酷く脆い。

そもそもそんな簡単に売れる様なら世の中全

もっとみる
⓯失敗の再現性「競合はどこか?」

⓯失敗の再現性「競合はどこか?」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【競合と戦う】をしてしまっている事。

●近所に同じ業種の店ができた!危機だ!

●近所に同じ業種の店ができた!シェアが削られる!

完全にコレ。

日本人は既得権益を守ったり、金を溜め込んだり「囲い込んで離したくない」という国民性がある。その流れと地続きにあるのがコレ。村社会の根本もコレだと思う。

これの何がいけないかと言うと「外ばかり気に

もっとみる
⓮失敗の再現性「アフターフォロー」

⓮失敗の再現性「アフターフォロー」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は購入後の【アフターフォローを軽視】していること。

●売ったら終わり。
●売るのがゴール。

完全にコレ。

「売上至上主義」はただの瞬間最大風速でしかない。

売り方は問わない。問題が起きたら潰す。
これ結果的に顧客を減らしてしまう。

リピートされないから常に新規顧客を追うことになる。これは厳しい。

見込み客から新規顧客へ

新規顧客から

もっとみる
⓬失敗の再現性「贈り手から受け手へ」

⓬失敗の再現性「贈り手から受け手へ」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【細部に神宿る】を信じていない事。

●顧客の手に渡る瞬間が見えていない
●顧客の気持ちが想像できていない

完全にコレ。

普段マーケティングで上流を担当している会社が小売で一個数百円のお菓子の販売をしたら苦戦して思うようにいかないというツイートを見た。

森を見て木を見ない、木を見て森を見ない。
だからこういう言葉があるんだなと思った。

もっとみる
❿失敗の再現性「渋滞を解消する」

❿失敗の再現性「渋滞を解消する」

問題が尽きない店舗で共通している事。「売れない」場合は共通して商品購入に至るフローの中に【渋滞】が起きている。

●商品は凄く良いのに売れない
●席が埋まらなくて閑散としている

コレは「購入」という顧客の意思決定に対して向き合っていない事が原因になっている。

もしくは「自分基準」の価値観で考えているため顧客が付いてこれず置いてけぼりになっている。

だから購入に至るフローをプロセス毎に分解して

もっとみる
❽失敗の再現性「売上を上げるのではなく上がる」

❽失敗の再現性「売上を上げるのではなく上がる」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は例外なく【売上だけ】を上げようとしている。

●売上至上主義になって顧客の利益を下げる事がある。押し売り・売りつけ。

●個人主義に走るあまり全体を軽視してしまい組織にダメージを与える。

完全にコレ。

企業の目的が「利潤の追求」であれば「利益を損なう行為」は当然ながら【悪】だ。

しかし売上が上昇しているとその瞬間最大風速の勢いに隠れてしま

もっとみる
❼失敗の再現性「良いお店と悪いお店」

❼失敗の再現性「良いお店と悪いお店」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は例外なく【やらない(出来ない)理由しか考えていない】

上記の画像は昔に在籍していた店舗に常に貼っていたPOPで、基本的に移動した先の店舗にも貼っていた。

これの言わんとしている事はつまり

●出来ない理由ではなく出来る方法を考える。

●後ろ向きにならず常に前向きである事。

この2つを言っている。

別に仕事だけではない。プライベートでも

もっとみる
❻失敗の再現性「チームになっていない」

❻失敗の再現性「チームになっていない」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は例外なく【チームになっていない】

●協力が出来ていない

●一丸になっていない

完全にコレ。

凄く抽象的だけど同感という人は多いと思う。

そして【学校的な意味でのチーム】と【ビジネスの意味でのチーム】は根本的に違う。

多くの場合は「学校的な意味でのチーム」をイメージしてしまうと思う。

だから同じ【チーム】という言葉を使うため話が食い

もっとみる
❺失敗の再現性「見て盗むが出来てない」

❺失敗の再現性「見て盗むが出来てない」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事はほぼ確実に【他者(他社)の良い点を取り入れる事】が出来ていない。

●あの店は上手く行ってるけどオーナーが気に食わないから参考にする箇所は全くない。

●自分が好きなものしか見ない・体験しない。

完全にコレ。

そもそも創造は模倣から始まる。その人類の普遍の原理原則を無視している。もしくは人類史を学んでいないのかもしれない。車輪の再開発という

もっとみる
❹失敗の再現性「意識改革」

❹失敗の再現性「意識改革」

問題が尽きない店舗で共通している事。共通して言える事は【意識改革】しようとする事。

●外部からセミナー講師を雇おう
●社内研修を実施しよう

完全にコレ。

これ自体は別に悪くはないのだけど、コレだけで何かが変わると考えていると痛い目を見る。

改革した気になって気持ち良くなって終わり。
結局何も変わっていないという事がある。

コレは本を買っただけで読まずに満足してしまう事に似ている。

ここ

もっとみる