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テレビの世界から本物の偽キャビアがやってきた

年末年始の帰省で持参したおみやげ

◻️母◻️
✔️千疋屋せんびきやのフルーツケーキ
✔️千疋屋のゼリー
✔️ドライベジタブルとドライフルーツ
✔️無印良品むじるしりょうひんの炊き込みご飯の素
✔️崎陽軒きようけんのシュウマイ
✔️有名店のくず餅
✔️有名店のカレーのレトルトパック
✔️IKEAイケアのランプフィッシュの卵(キャビアの代用品)
✔️IKEAのクッキー

◻️姉夫婦とおいっ子◻️
✅千疋屋のフルーツケーキ
✅崎陽軒のシュウマイ
✅IKEAのランプフィッシュの卵(キャビアの代用品)
✅IKEAのクッキー
KOSEコーセー米肌まいはだセット

キャビアの代用品以外は、母には好物ばかりをプレゼントした。ほんとうは、キャビアを一度も食べた経験がないらしい母に、キャビアとはどんな味や食感がするのか経験させてあげたかったのですが、安月給ではランプフィッシュの卵を買うのがやっとでした。

甥っ子に喜んでもらおうと、フルーツケーキとシュウマイとクッキーを買い、姉夫婦には酒のアテにランプフィッシュの卵を用意した。

ところが、である。姉夫婦の家におみやげとお年玉を渡しに行くと、甥っ子が唯一にして激しく反応した単語

にせキャビア

だったのである。まだ小学5年生なのに、原材料を凝視し

ランプフィッシュの卵だー!!

と、嬉しそうに歓声を挙げ、興味津々である。甥っ子に話を聞いてみると、正月恒例のテレビ番組『芸能人格付けチェック』で、

キャビア』『ランプフィッシュの卵

が出てきたらしい。音楽やタンゴは、テレビを通じて目と耳を使い、テレビ視聴者も一緒にクイズに参加できるが、食材は口と鼻がなければ参加できない。

しかも、キャビアもランプフィッシュの卵も田舎ではまず売っていることはなく、お目にかかることすら至難の技であった。

それが、叔母ちゃんが、奇跡的に『偽キャビア』をもって現れたのだ。

甥っ子からすれば、テレビの中の珍しい食材が、突然目の前に現れたのだから、びっくりしたのだろう。

補足すると、都会の子どもはテレビの中の出来事は身近な存在かもしれないが、日本の端っこに住む田舎の子どもにとっては、テレビの中は、遠い遠い外国か、はたまた異世界くらいの現実感がない国と同じである。

その現実感がない世界からやってきた本物のの偽キャビアである。

できれば、甥っ子が偽キャビアを食べて、その味や食感の感想を聞いて見たかったが、姉夫婦の家には、姉の旦那さんが留守にしているわずかな間しかお邪魔しなかったので、残念ながらそれは叶わなかった。

しかし、甥っ子には冬休みの思い出の一つとして良い経験ができるのではと、自画自賛している。

甥っ子には、是非、偽キャビアを食べて、本物のキャビアの味や食感を想像してほしいし、芸能人が複雑な表情を浮かべた理由も感じとってほしい。

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