スモールステップで成果を出すために必要な’スポット’~皇居ランはなぜ続いたのか?

2021年、年末。今年やってきたことを振り返るに、あらためて「スモールステップ」大事だな、と思うのです。習慣化などでよく挙がり、かつ挫折する「ランニング」を例に考えてみます。

ランニング。「寒くても着替えてしまって走らなくてもよくて歩くだけでもいいから」というスモールステップを聞いたことことがありませんか?

たしかにそうなのだけれど、それで走ったこともないし、続いたこともないのです。

そういう意味では家の近くを走るようないわゆる「ランニング」「ジョギング」はできないとあきらめています。

何がダメかというとシンプルに「さみしいから」(笑)

知らない人でいいから一体感がないとダメということです。

「じゃあジムなら人がいるでしょう?」
半分くらいあっていますが、ジムは屋内なのがダメです。
雨が降っているときとかそういう外に出られない時の代替であって、すごい青空なのにジムに行って、日が暮れるとなるとなんか気分が落ち込むのですよね。エキササイズとしてもランニングボードの上を走るのと、外を走るのでは効果は全然違います。

「外がいいのなら登山とかキャンプはどうですか?」
草食系の方が多いのと荷物が多い、重いのがダメです。
そういう意味では山を身軽に走るトレイルランとか登山の皇居ラン的ポジションの富士山登山は合ってる気がします。

アラフィフに足を突っ込んでるアラフォーとしては落ち着きすぎず、きゃぴきゃぴしすぎてない皇居周辺とか、遠出するでも御殿場とか、マラソンでも東京マラソンとかホノルルマラソンとか。そういうのがあってるようです。

さて、タイトルにあったスモールステップ、に戻ると基本的にスモールステップというのは平地かな、と見まごうほどに小さな段差を埋めていく発想ですが、個人的に大事にしているのは「踊り場」なのですね。

右肩上がり「だけ」の発想だとこの踊り場については「停滞期」と言ったり、「プラトー」と言ったりします。停滞期に耐えて我慢して続けるとある時突然伸びるのだ、と。

そういういい方もできますが、個人的にはこの伸びなくなるところを「踊り場」だったり「オアシス」とさえ位置付けているのですね。

登ってきたのだったらやってきたことを振り返ったり、振り返るという形式じゃなくてもオアシスで一緒にうだうだ話す相手がいたり、イベントでもらう飲み物とかお菓子だったり、おまけだったり。

一応距離やらタイムやらの伸びはあるものの、ずっと同じだったら飽きるから伸ばすだけであって、メインはオアシスでいい。

走ることについていうなら寒い時期は皇居ラン、暑い時期は避暑的にトレイルラン、シーズンごとに4回くらいイベントに出たりできたらいいな、という2022年を祈念しております。


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