『仲間』が欲しくて何かを作る。オリジナルカードゲームINVENTORY【SIDE PROJECT】 3/3
前の記事からだいぶ空いてしましましたが、元気にやってます。
どうも僕です、シフトブレインの浦川航です。
「あれは本当に販売されるの?」「もう発売された?」など個別に問合せをもらうことがありました。その度に「どうなんでしょう?・・・何か知ってたりします?」と逆に聞き返えしていた僕ですが、今日は一つ、正式なご報告がありまして記事を書かせていただきました・・・。
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INVENTORY(インベントリ)、
GameMarket2021春で販売するってよ!
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『SIDE PROJECT✳︎』として始まった本プロジェクトも一つの節目を迎えようとしています。本当は昨年の11月ごろには発売する予定でした。しかしコロナの影響で出展するはずだったイベントに参加ができなくなってしまったり、仕事の都合で思うようにメンバーのなかで制作時間を確保できなかったり・・・いろんなことがあって、計画より少し遅く発売することになってしまいました。いまはゲームマーケットの出展に向けてラストスパートをかけてる感じ。いやはや、いろんなことがあったなぁ(シミジミ)
そんなモヤモヤする準備期間にも、いくつかの発見がありました。それは商品自体のブラッシュアップにつながる発見から『なんでゲームを作りたいのか』というこのゲーム制作に対する僕自身の思いみたいなものまで。
ちょっと長くなってしまうかもだけど、
今日はそんな話をしたいと思います。
✳︎これまでの記事✳︎
🐣 ソレジャア ホンペン スタートッ 🐣
テストプレイ⇄ブラッシュアップを行ったり来たり
安友おじさん(弊社CTO)のそんな提案に乗っかり、大テストプレイ大会を行いました。シフトブレイン社内メンバー、近くにオフィスを構えるソニックジャムの有志の方に参加してもらいました。
ルールやカードの種類について説明する安友おじさん。
感染予防対策バッチリ。みんなと集まれるのはうれしかったな。
(開催は緊急事態宣言前の10月ごろ)
ソニックジャムの皆さん。写ってないけど、藤吉さんの奥さんも参加してくれました。ホントいつもありがとうございます!
毎回テストプレイでは、最低限のルール説明しかせず、参加者それぞれに説明書を配布し、それをヒントにプレイしてもらうことにしました。
・説明書だけでちゃんとルールを理解してもらえるか?
・プレイ中、どんなところでつまづくか?(わかりづらいところがないか)
を調査してみたかったんです。
説明動画、爆誕。
いろんな人に協力してもらいながらテストプレイを重ねるなかで、ひとつ分かったことがありました。それは「説明書だけではなかなかゲームを進められない人でも、僕と安友さんが一回プレイして流れを見せるとすんなり理解してもらえる」ということでした。でも僕と安友さんが買ってくれた人全員のもとにレクチャーに行くのは不可能です。
どうしよう?頭を悩ませているときでした。
そう誰かが僕の耳元で囁いた気がしました。だからその啓示に従い、動画を作ることにしました。(たまたまだとは思うのですが、啓示が聞こえたちょうどその時、僕の耳元には安友おじさんの唇が接近していました。きっと僕にキスするつもりだったんだと思います)
ゲームの流れを説明する動画のほかに、スキルカードの種類について解説した動画、攻撃力の計算方法を説明する動画を制作しました。Youtube公式チャンネルにアップしているのでもしお時間があれば見てみてください。(公式チャンネルってなんか偉そうですね、ごめんなさい)
説明書のブラッシュアップ!
テストプレイをもとに説明書の大幅なブラッシュアップも行いました。ゲーム全体の流れをざっくり説明するエリアと、詳しく説明するエリアを分けることにしました。まずプレイ全体の流れを把握してもらうことで大枠を理解してもらったあとに、詳しい説明をしていくような構成に変えました。
今まで作ってきた説明書のレイアウトを0に戻すような、大幅な改編にもかかわらずまったく嫌な顔せずに(むしろ「これいいね!」とノッてくれながら)デザインしてくれた藤吉さんには感謝してもしきれないです。
ただいま鋭意制作中!かっこよく藤吉さんが仕上げてくれています!
なぜゲームを作るのか?
ー 僕は『仲間』が欲しくて何かを作る。
世界観好きのおじさん二人が始めたプロジェクトでしたが、いろんな人の協力のおかげで、このINVENTORYもやっと世に出ることができそうです。
それこそ最初は好きが講じてって感じでしたが、藤吉さんに相談して、藤吉さんが国境を超えてoitamaさんを連れてきてくれて、最後はシフトブレインのみんなにまで協力してもらって。ソニックジャムさん、藤吉さんの奥さんにだってそうです。
それこそ何かRPGのように、旅を進めていくうちに仲間がどんどん増えていくような感じです。それが僕は何よりもうれしかった。
僕は小さい頃から何か遊びを考えるのが好きでした。オリジナルのカルタを作ってみたり、公園でできる遊びを考えてみたり。
(なぜそんなことをしていたのかな?)
テストプレイに参加してくれているみんなを見ながら、そんなことをずっと考えていました。
僕の子供の頃 再現イメージ(写ってるのは僕に瓜二つの息子)
で、分かったんです。
僕は『仲間』が欲しくて何かを作っているんだって。
幼い頃の僕は、友達が、仲間が欲しかったんです。だからその『きっかけ』となってくれる遊びやゲームを一生懸命作っていたんだと思います。
それはいまも変わらない気がします。
何かを作る仕事に執着しているのも、『世界観』を作りたいというのも、『仲間と共有できる遊び場』を作りたい、そこに『参加したい』という欲求の表れなのかもしれません。
最後に
これからINVENTORYが世に出ます。最初の街を出てから、もう2年が経とうとしています。最初はみすぼらしいおじさん二人で冒険を始めましたが、いつのまにかだいぶ立派なパーティーになりました。
発売することで、また仲間が増えたら嬉しいな。
そして買ってくれた人たちが、このINVENTORYを『きっかけ』にして仲間を増やしてくれたらもっと嬉しいな。
まだまだ冒険は続くけれど、大丈夫かな?馬車に乗り切るかな?誰か預けなきゃダメかな?
(きっと真っ先に俺と安友さんが預けられちゃうんだろうな。)
ゲームマーケットの公式サイトはこちら
予約も受け付けています。
4/10(土)、4/11(土)、ゲームマーケット2021春で当日のお引き取りができる方を対象に予約フォームもご用意しました。ゲームマーケットのサイトからも予約できますが、フォームリンクがわかりづらいので、こっちで予約いただいてもかまいません!
ゲームマーケット2021春 詳細情報
🎉🐔カイジョウ デ マッテルゾ🐔🎉
こんな世の中だからまだどうなるかわからないですが、もし開催が滞りなく行われるようであれば、新たな仲間と会えることを楽しみにしています。
バッチリ感染予防アイテム装備して、待っております。
それではみなさん、またおあいしましょーう。
▼ SHIFTBRAIN GOODS STORE
文、写真:浦川航