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茶色くなったバナナ大量消費にバナナパンはいかが?
うちの人たちはバナナに茶色の斑点が少しでも出てくると食べません。
うっかりしてると茶色のバナナが大量に残ってしまい、それらの消費に私が慌てます。とりあえず、冷凍庫に放り投げる時もあります。
多くの場合、バナナマフィンや、バナナブレッドに使います。
熟したバナナはヴィーガンケーキのレシピにおいて卵の代わりに活躍しますので、そんな流れでケーキになります。
一言に、熟したバナナは大抵甘いお菓子系のものに。ただ、これだと砂糖の消費も自然と増えてしまうのが問題。そして飽きる。
ところで、私は趣味でかれこれ10年近くサワードウパンを焼いてます。
サワードウパンの一番気に入ってる点。
それは材料がとにかくシンプルなこと。イーストを買わずに済みます。
サワードウ自体は小麦粉と水で出来てます。それに小麦粉、水、塩の3点を加えてパンが出来ます。(実のところ、塩はなくても良いので、ぶっちゃけ、小麦粉と水の2点でパンができる。)
ある時、水の代わりにバナナを入れてパンを作ってみました。これ、私的には大ヒット。ほんのりバナナの甘い香りはしますが、でも甘いわけではありません。生地はとてもしっとり。
材料:
サワードウスターター(小麦粉と水 1:1のもの) 1カップ
潰したバナナ2−3本+水少々、合わせて1カップ
小麦粉 3カップ
塩 小さじ1
*北米1カップ=250ml
そして、あってもなくてもだけど、香り付けにスパイスを入れるのも良し。一番オススメなのは、カルダモン。
フェネルシードやアニス、キャラウェイシードも○。
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材料を混ぜたら長時間放置派なので、生地をこねる重労働無し。適当に膨らむのを待ち、適当に形成し、また適当に膨らむのを待ち、そして焼きます。
適当でも許してくれるしなんとかなるこの大らかさ。
まさに自然の包容力。
仕込んでから出来上がるまで1日以上かかりますが、まあ気長に構えます。どうせ家以外にいる場所もないし。
(サワードウがなくとも、イースト菌を使っても、もちろんできます。)
スライスして、バターとハチミツをつけるのが美味しいです。
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p.s. サワードウの作り方、育て方については長くなるのでここに書きませんが、興味ある方、今、家にいる時間が長い時に始めるのがオススメ。また、これから暖かくなるので時期的にも最適。ちなみに私は育児休暇中に始めました。。。