【読書】小さなことの積み重ね
最近読んで背筋が伸びた本のご紹介を。
それは『お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣(著:平井 正修)』です。
スラスラ読めて内容もわかりやすく、日々の自分の整え方のヒントがたくさん紹介されている本なのですが、どの行を読んでも『私はこんなに丁寧に、意識的に動いていないじゃないの』とドキっとさせられます。この本、たしかkindleで去年も読んだはずだけど、なんかもう初めて読むような気持ちでページをめくっています。
おそらく本質はとても些細で、私たちの生活の中に当たり前のようにそこここにありすぎて、普段は気づきもしないようなほんのちょっとしたことなのです。だから改めて文字や絵で「これ」と指摘されると、ドキっとしてしまうのです。
だって今日も、起きてすぐ家族にかける挨拶で、ちゃんと目を見て『おはよう』って言ってないし、職場で1人で食べるランチ時に『いただきます』と手を合わせなかった、、、、。
そんでもって職場の廊下で前を歩く人が当たってズラした山積みの段ボールも、面倒くさがらずに直せばよいのに『自分ならまだ通れる』って避けて通ってしまった。そういうところなのです、私の至らなさ。というようなことを、この本にズバリ突かれて『ハッ!見られていた…』と反省しきりです。
こんなちっさなこと!と思えるようなことを丸めて固めて積み上げて、服を着せたものが私だとしたら、今の私は全然自分を丁寧に生きていないよなぁ。神は細部に宿るのに。と、ホント、毎度気づかされ反省。でも気を抜くとまた怠けちゃうそれが私。
ちょっとしたことを疎かにしてしまいなぜか今を行き急ぐ性格なのです。もっと豊かに呼吸して、心落ち着けなくっちゃと思う秋の午後です。🍁
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