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#成人T細胞白血病リンパ腫
ATLから寛解したオカンの話①
2016.02.03 17:39
少しだけ重い話で続きものだけど最後には明るい話になるし、
当事者にとってはもしかしたら希望の光のような話になるかもしれない。
そんな私のオカンの話を聞いて欲しい。
そして私が妊娠&出産を発表できなかった理由のひとつでもあることも、
どうか理解して欲しい。
ある日、オカンに電話をかけた。
そしたらいつもと様子が違う。
疲れているとか、そういう類ではな
ATLから寛解したオカンの話②
016.02.04 23:22
ATLから寛解したオカンの話①からの続き
聞きなれない「成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)」という病気を、
とにかくネットで片っ端から調べた。
ネットの履歴がすべてATL関連で埋まるほど。
簡単に言うと、「HTLV-1」というウイルスが、
免疫細胞であるT細胞に感染して、潜伏期間を経てがん化し、
強い免疫不全を起こし、進行すると臓器も障害を起こす病気な
ATLから寛解したオカンの話③
2016.02.05 11:22
ATLから寛解したオカンの話②
からの続き
オカンはまず抗ガン剤を投与する治療をした。
ただ、この成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)という病気は、抗ガン剤に耐性がついてどんどん効きにくくなっていくものでもあるので、
抗ガン剤の次の治療法を決めていかなければならなかった。
治療法にはいくつかあって、
*抗ガン剤治療
*造血幹細胞移植
*ポテリジオでの治療(当時
ATLから寛解したオカンの話④
2016.02.06 23:40
ATLから寛解したオカンの話③
からの続き
今思えば、オカンの病気が良い方向へと向かって行ったのは、
自分の状況を受け入れながら、
笑うこと
好きなことを我慢せずやること
いつでも夢を持つこと
これらを「実行」したからなんだと思う。
グーグルでいろいろと治療法や闘病記を検索しても絶望的な記事ばかりで、
この病気の治療の難しさを痛感。
孫をオカンに
ATLから寛解したオカンの話⑤
2016.02.10 12:15
ATLから寛解したオカンの話④からの続き
今は医療が発達したっていうのと、
通院治療ができるならそうさせたい病院側の思惑(いろいろあるらしい)もあって、
オカンは入院治療から通院治療を目指すことになったのだけど、
通院治療にするためには、
血液検査の白血球の数値を退院基準値まで戻さなくてはならないのです。
そのために何をするか。
さらに強い抗ガン剤
ATLから寛解したオカンの話⑥
2016.02.14 14:56
ATLから寛解したオカンの話⑤からの続き
無事に通院治療へと移行したオカンですが、
退院してからというもの、
入院中にやりたかったことをとにかくやるべく実行に移しました。
長らくの入院生活だったので、筋力が相当衰えているらしく、
歩いてリハビリしたり…っていうのは普通にあると思うんですけど、
オカン「今日、バイク乗ってイオンにお買い物行ってきた!」
ATLから寛解したオカンの話⑦
2016.02.20 18:36
ATLから寛解したオカンの話⑥からの続き
そしてオカンが退院した後、私はなんとか出産。
(私の出産話はそれはそれでちょっと医師とのガチ喧嘩とかいろんな話がたくさんあったんだけど割愛)
両親も病院に来てくれたので、孫を見せる事ができました。
親の喜びようは見た事ないほどのもので。
私は今まで何も親孝行ができていなかったのだと反省しました。
さておき。
ATLから寛解したオカンの話⑧
2016.02.23 20:00
ATLから寛解したオカンの話⑦からの続き
オカンが東京に来て我が家に泊まったある日。
脇の下あたりを触りながら、
「んー、もしかしたら再発かも」
とオカンがボソッと言った。
薬の副作用で少しリンパ節が腫れてるくらいなんじゃないかって勝手に私は思っていた。
でも特にしんどそうな気配はなく、
オカンは元気に奈良に帰って行った。
次の病院での検査後、オ
ATLから寛解したオカンの話⑨
2016.03.01 15:49
ATLから寛解したオカンの話⑧からの続き
「ちょっと! お母さん吹き矢一応初段なんですけど!」と、オカンからご指摘いただきました。
すみません。
オカンはスポーツ吹き矢初段です!!
訂正してお詫びします! ごめん、オカン!
さて、
ポテリジオでの治療が無事に終わり、
血液検査の数値も退院基準値になったので、
オカンは晴れて退院することになりました。