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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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#FPS

【もくじ】ゲーム感想文・ハード別索引

こちらからゲームハード別で記事に飛ぶことが出来ます。 ちなみに50音順です XBOX series X / S & Xbox ONEATOMIC HEART オレンジブラッド CALL OF DUTY GHOST Ghostwire TOKYO サイバーパンク2077 SIGNALIS SUNSET OVERDRIVE Starfield STRAY 挑戦1 Kiss or Kill Telling Lies Touhou Luna Nights BIOHAZARD7 re

復讐と狂気のCoD【 コールオブデューティ WORLD AT WAR 】(PC)キャンペーンレビュー

これが日本未発売CoDの恐怖と狂気CoDシリーズは好きだ。特にキャンペーンは映画のように展開していく戦いは没入感もあってたまらなく好きだ。往年の大戦モノ、モダンウォーフェアにブラックオプスシリーズはもちろん、インフィニットウォーフェアのとんでもSFモノも好きだし、ゴーストやアドバンスドウォーフェアのような未来モノも悪くない。だけど苦手なCoDだってある。 それが日本未発売のCoDシリーズ5作目の「CALL OF DUTY WORLD AT WAR」だ。 CoD4にハマりCo

英ソ米豪混成特殊部隊出陣!【 コールオブデューティ ヴァンガード 】(PS5)キャンペーンレビュー

注意:本記事にはネタバレが含まれます! 大戦末期ナチスの秘密情報を捕えろ!1945年。大戦の決着が見えた中、ナチスの極秘計画「プロジェクト・フェニックス」を追うため、イギリス・ソ連・アメリカ・オーストラリアの英雄たちが一つとなった特殊部隊「ヴァンガード」が動き出していた…。 そんなプロフェッショナルな彼らの活躍を楽しめるのがCoDシリーズ18作目の「CALL OF DUTY VANGUARD」だ。 本作のキャンペーンの見どころは初期のCoD1~3あたりを思わせる各国の一兵

CIAのハチャメチャ大作戦 【 コールオブデューティ ブラックオプス コールドウォー 】(PS5)

[注意:本文章はネタバレを含みます。] アイツらが帰ってきた時は1981年。米国とソ連がしのぎを削り、互いの懐を探り合う諜報戦がベトナム戦争を経ても続く時代。そんな中でCIA工作員のメイソンとウッズも世界を股をかけて戦っていた…そう、彼らが帰ってきたのだ。 シリーズ7作目の「コールオブデューティ ブラックオプス」は個性的なキャラクターで泥臭い大戦後の工作員達の世界を描く個人的は最も好きなCoDだ。ブラックオプスはその後もシリーズを重ね、BO2では過去と未来を交えながら大活

廃墟と郷愁のFPS【 INDUSTRIA 】(PC)

それはAmazonから来た冒険の誘いPrime Gaming。それはAmazonプライム会員の毎月数本PCゲームが配られるPraime Videoに比べるとだいぶ地味なサービス。(あとPrime Readingも地味だ。) 当初は無料ゲームの限定スキンや、洗脳を試みていたのか往年のネオジオゲームばかり配りまくっていたが、最近ではEPIC GAMESやGOG  GALAXYなどのPC向けプラットフォームなどと結託し「バイオショック」「Ghostwire TOKYO」など名作FP

これがFPS原体験 【 ゴールデンアイ 007 】(N64 forNSO)

刺激的すぎるFPSの入り口あれは1997年、小学生4年の頃。デパートのおもちゃ売り場の試遊台にソイツはいた。見たこともない視点で銃を撃ちまくる、あまりに暴力的で刺激的すぎるゲーム「ゴールデンアイ 007」が…。 その瞬間その年の誕生日プレゼントは決まったのであった。 そんな本作「ゴールデンアイ 007」はニンテンドウ64対応の1995年公開の映画「007 ゴールデンアイ」をモチーフとした1997年に発売されたレア社開発のFPS。 今までのニンテンドウ6 4の可愛らしいケ

アメリカを取り戻せ【 HOMEFRONT 】(360)

北朝鮮が世界を支配!?注意:本記事にはネタバレが含まれます そんな攻めた設定の本作は発売当時かなり話題になっていたことを覚えている。(NHKスペシャルでも紹介されていたっけ) 本作の年表を見ると他にも2021年に新種の感染症をが蔓延したり、2024年に北朝鮮が人工衛星を打ち上げなどの記述があったりと微妙に笑えない。 そんな2011年に発売された本作「HOMEFRONT」はコロラド州を舞台にレジスタンスと、北朝鮮こと大朝鮮連邦(KPA)の熾烈な戦いを描くFPS。主人公はレジ

ノスタルジックガンギマリFPS【 Cruelty Squad 】(Steam)

狂った世界で奴を消せ除隊し心を病み、職も無く孤独な生活を送っていた主人公に、友人からの提案で雇用されたのは「Cruelty Squad」という警備会社。しかしそこは企業の要人、政府関係者など陰で暗殺する仕事を請け負う闇の組織であった…。 そんな本作「Cruelty Squad」はフィンランドのConsumer Softproductsが2021年に開発発売したソロプレイ専用FPS。 プレイの目的はシンプル。ショッピングモールや警察署などを舞台に、目的のターゲットを殺して、出

消えた核を追え【 バトルフィールド3 】(360)キャンペーンレビュー

時はHDゲーム黎明期…現在のようにバトルロイヤルFPSが流行る以前、2011年当時のFPSは二大派閥に分かれていた。EAの「バトルフィールド」とアクティビジョンの「コールオブデューティ」が互いにしのぎを削り合うミリタリーFPS全盛期。互いが意識し合うかのように新作をぶつけ合うのが恒例であった。 個人的には、マルチ対戦に関しては乗り物が登場し大人数プレイと破壊描写が楽しいBF、キャンペーンはドラマチックでかっこいい演出がたまらんCoDに軍配が上がるなと思いつつ両方を遊んでいた。

極悪犯罪現場へ突入セヨ!【 Ready or Not 】(Steam)

NSPD OPEN UP!!!ここはアメリカ合衆国ロススエノス。栄えた事で夢を掴むチャンスのある街の一方、凶悪犯罪が横行しまくっているヤバい街。そんな街でもお巡りさんは日夜犯罪に立ち向かっている。この街の犯罪はスケールも武装も日本の比ではない。殺人武器麻薬の製造に輸送、人身売買に密入国斡旋、果ては無差別テロとロクでも無い犯罪が重武装して渦巻いている。 そこで我々特殊部隊SWATの出番だ。立てこもって銃さえあればワンチャンあると勘違いしてるアホどもに現実の厳しさを教えてあげよう

狙撃手はつらいよ【 スナイパー ゴーストウォリアー 】(PS3)

身を潜め、敵を撃てスナイパー。それは遠距離狙撃によって後方から味方を援護する影の立役者。最前線のドンパチよりも、スコープを覗き、呼吸を止めて、敵に狙いを定めて撃つ。そんな静かな戦いが好きな人も少なくないだろう。本作「スナイパー ゴーストウォリアー」はそんな徹頭徹尾スナイパー主題のFPS。開発はポーランドのCl Games。シリーズ的には日本では未発売の一作目「Sniper Art of Victory」(Steamでは配信されているが日本語未対応)に続く二作目だ。ちなみに同じ

超兵士ジミー出陣!【 メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦 】(PS2)

時は2003年。ニンテンドウ64の007ゴールデンアイ、パーフェクトダークとレア社製FPSにドップリ浸かったボンクラ中学生の前に現れたのはEA製の第二次大戦が舞台のミリタリーFPS。銃が撃てるゲームに常に飢えていた僕らにとって新ハードによる新たなオアシスを待ち望んではいたが、本作はまだまだ洋ゲーが難しかった時代のゲーム。少ないヒント、高い難易度、冒頭のオマハビーチのステージから何度もやられる展開に友人含め僕らは本作にボコボコに打ち負かされることになる。 そしていつからか我々

君は凄腕スナイパー【 HEROINE OF THE SNIPER 】(Steam)

Steamサマーセール到来!気になってたあんなゲームやこんなゲームもとにかく安い!まぁこんなことでゲーム増やしてるから,いつまで経っても積みゲーが増える一方なのはわかってるけど、安さに惹かれて買ってしまうのは人間の性。そんなこんなで今年のサマーセールも気になってた本作も購入してプレイしてみました。 俺は美少女スナイパー本作「HEROINE OF THE SNIPER」はスナイパーな女の子が主人公のシューティングゲーム。往年のゴルゴ13やTHE スナイパーのように遠くの目標を

現代地獄巡り【 コールオブデューティ モダン・ウォーフェア 】(PS4)キャンペーンレビュー

現代戦が帰ってきた。時は2019年。ついにCoDの時間軸が現代に戻ってきた。中東の架空国家ウルジクスタンのテロリスト「アル・カターラ」が奪ったロシアのヤバいガス兵器を巡る戦いが始まる。そんな人気FPSシリーズ16作目。もちろんCoD名物プライス大尉も久々に登場だ! まさかCoDも映画のようにリブート作品を出してくるとは思わなかったし、CoD4からこの時にすでに12年も過ぎていたことも信じられない。信じたくない。でもシリーズ屈指の人気作なんだからリブートもそりゃするよね。