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心の葛藤を自分のためにそのまま書いたら、人の温かさに抱きしめられて、何より自分がエールをくれた。

そっか、自分の想いや葛藤って、そのまんま書いていいんだ。



そんな、当たり前すぎて、それでいてとても大切なことに気づかせてもらった。

力みすぎて、「読んでくれる人のためになること」を考えすぎて、忘れちゃってた。


私がnoteでフォローしている人たちの数はそれなりにいるけれど、やっぱり常にその人たちの更新した記事をすべて追える時間はない。そもそもnoteのホーム画面を見ない日も結構あるしね。

それでも、更新されたらなるべく読みたいと思う記事は、その時の自分にとってためになる記事ももちろんあるけれど、
どちらかというと「ココアを飲んだ後みたいな気持ちになれるから」という理由で読むことも少なくない。


いつもそんな気持ちにさせてくれる、あいうえいかさんの記事。


嬉しいことも、葛藤や「?」となったりすることもある日常を、どれも丁寧にそこに「置いておいてくれている」感じがするのです。


「私はこう感じた」


という率直な気持ちと共に。




そんなあいうえいかさんの記事さんが、私にふわりと気づかせてくれた。


「私、今空回りしかけてるじゃないか」って。




メンバーシップのみんなが好きで、そのみんなに喜んでもらいたくて書いているメンバー限定記事。

メンバーにはなれないけど読みたいって声をもらったから、割高にはなっちゃうけど、メンバーさんでなくても読めるようにと最近はせっせとそれを有料記事にしてアップしている。



それは決して悪いことじゃないと思うんだけど、気づけば自分のフィードのサムネイルは同じになっていて、いつの間にか、

「私」

がいなくなっていた。




メンバーさんたちに向けた記事を綴る間にも、私の日々はちゃんと続いていて、
いろんな出来事があって、嬉しかったことや学び、葛藤や時にやるせなさなんかもあって。


「自分のために言葉を綴ることのよろこび。言葉があふれ出す中で気づく、自分自身やその命」



そういったものがただ楽しくて、ずっと学生時代から個人ブログをやってきたっていうのに、誰かの喜びを考えてたらそれを忘れちゃうなんて!



はっとして、それから急に恥ずかしくなった。何やってるんだ、私。

すぐに「自分のために」文字を綴った。そしたらもう、あふれ出すあふれ出す。書いた記事は長くなりすぎちゃったから、一昨日と昨日で2つに分けたくらい笑



けど、どこかに不安はあった。

ディープなトピックも書いた。性のことを知りたくて最近フォローしてくれたり、メンバーになってくれた人からしたら、「そんな話を読みたくてフォローしたんじゃないのに」と嫌な気持ちにさせてしまうかもしれない、って。

もちろんそう感じていたとしたら、心置きなくフォローを外してほしい。




でも、そんな不安と共に公開したら、思ってた以上に反響があった。

メンバーシップのメンバーさんが、すごくあたたかい姿勢と共に記事をシェアしてくれていて、記事に込めた自分のやるせなさや孤独も、そして不安も、どこかに飛んでいってしまった。


「自分のために、葛藤も含めて全部、言葉にしよう。それが一番、自分のよろこびだ」

って思った。書いてる時、本当に楽しかったしね! 今も楽しい!



そして、そんな「葛藤する自分自身のために書く」ことを、これでもかというほどに言語化してくれていたのが、はたゆかさんの記事。言語化の力がすごすぎて、「うおおおお……」といつも痛快なストレートを食らっている。


"「あー、命削ったわー」という仕上がりです。ご賞味ください"

と書かれてたけど、その通りだった。
「命を削る」って自分を犠牲にするという意味じゃなくて、これでもかというほど「自分のために書く」からこそ、命がそこに感じられるような記事。読むというより、その熱を「味わう」記事。

その熱を通して、今の自分にこれでもかっていうほど深いストレートを叩き込んでくれた。



そして最後に。

ヘッダーはなるべく「この人の作品素敵だ! 応援したい!」という方の作品を選ぶようにしているのだけど、
「自分のために書いた」記事のヘッダーを探していたら、ももろさんという方の作品を見つけて、「うわーーーーー!!!」ってなった。好き。めっちゃ好きです!


絵本がもともと好きなのだけれど、特に絵本の中の動物たちの、かわいくていきいきとしているイラストなんかよく悶えてしまう。

『こんとあき』のこんとか、『わすれられないおくりもの』のアナグマたちとか。


ももろさんが、

育児をしているのもあり、イラストでは子供と動物の重なる部分を表現したいと思い日々絵を描いています。
とっても動物だけどなんだかうちの子、見たことある仕草だ!そんな懐かしさと発見のある画面を描けたらと思っています。
懐かしさや日々の小さくて身近な気づきを絵で表現し物にすることで受け取り手と日々の幸せを共有し親近感を感じられる作品づくりを目指しています。

https://momoro66.com


とHPに書かれていて、この「うわーーーーー!!!」って悶えるかわいさ愛おしさの根源は、ここか……! と、延々と作品を眺めてしまった。


記事の内容と照らし合わせながら、好きな作家さんの作品を眺めつつ、「今回はどの作品をヘッダー使わせていただこうかな」と選ぶ時間はすごく好きだから、もう、書き終わった後まで楽しいな。


いつか自分もこんな絵が描けるようになりたいから、ひっそり練習をしようと思う。


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藤峰 みのり
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