見出し画像

📚SevenMeets図書館📚Vol.4【カウンセリングに活かす「感情処理法」】

  
皆様、こんにちは(*^-^*)
SevenMeetsです♡
図書館を開館することができました☆彡

ようこそおいでくださいました
ありがとうございます



私たちには、感情があります
だから豊かです
だから美しい
喜びがあるから悲しみもある
私たちの
のように色とりどりの美しく輝く感情
愛しんでいきたいものです

今日、ご紹介したいのは、この1冊です。
【カウンセリングに活かす「感情処理法」】 倉成宣佳



1 著者をご紹介


 倉成 宣佳先生は、臨床心理士・公認心理士でいらっしゃいます。また㈱メンタルサポート研究所代表、山の手クリニックカウンセラー、長崎大学医学部客員研究員、NPOこころサポート理事長、社団法人メンタルヘルス協会副理事長を務めていらっしゃいます。交流分析や感情処理法を使ったカウンセリングを行うかたわら、カウンセラーの養成にも注力なさっています。
 
 我が国において、カウンセリングが身近なものにじわじわ広がってきているのではと私は思いますが、本書のように読みやすく、実際のカウンセリングにおいての感情処理法を豊富な事例を示してわかりやすく解説してくれる書籍が世に出れば、もっとカウンセリングを身近なものに感じられ、そしてたくさんの方の救いとなると思います。このような本を執筆してくださいました著者に満腹の敬意を込めまして、記事にさせて頂いています。

本書ではこのようなことが書かれています。

2 感情処理法とは

  
 感情処理法は、不快な感情を減らしスッキリさせること、その状況にふさわしい自然な感情を体験することを目的とする。多くのカウンセリング臨床現場で活用されています。また、司法・医療・福祉など様々な領域の現場でもプログラムや研修に用いられています。


💡感情の抑圧や抑制により、本来の感情を本人が体験できていないケースは多い→カウンセリングによってほんものの感情として体験できるようにする

3 感情処理法の進め方


 感情処理法の基本的な進め方は

・感情に気付く
・感情を受け入れ
・感情を体験し
・感情を吐き出す

という手順である。これにより、不快感情を減らす、または生起している自然な感情を感じる。

💡気持ちがついていかないままで思考を修正しようとすればするほど、イライラや落ち込みが強くなってしまう→体験に関する未処理のまま放置してある感情を処理することが必要である

4 感情処理の効果


 感情処理が行われると、ポジティブな感情が増えたり、ストレスが減ったり、思考や行動が心地よい方向に変化したりする効果がある。これはすぐに得られる効果で、継続した感情処理により、ストレス耐性が向上したり、感情のコントロールが良好になったりといった効果がある。これが継続により得られる効果である。

5 ラケット感情

 
 感情処理法の対象として、ラケット感情の解決があり、その状況において適応的なほんものの感情(自然な感情)を体験することであるといえる。

💡ラケット感情→自然な感情をカムフラージュした人工的な感情

ラケット感情として「怒り」を使った行動をとるが、ほんものの感情は「悲しみ」であったりするケースなど、様々で、それを本人に気付いてもらい、そして吐き出す。そのプロセスが感情処理といわれるものである。

6 SevenMeets感想


 ラケット感情というものがあったり、複雑な私たちの感情。でも感情があるからこそ人生が彩り豊かになるんですよね。不快感情があるからこそ、ポジティブ感情も生まれる訳で。

 自分に厳しい素敵な方で、溢れそうなくらい、コップ一杯に不快感情を溜めながら頑張る。
 お優しい方で、不快感情を持ってしまう自分というものが受け入れられずその感情を放置しておけば、どうにかならないかとそっと目をつむってしまう。

 感情は適切に処理されるべきものであり、カウンセリングでは色々なアプローチ方法があるということを教えてくれた書籍でした。

私たちの人生を彩る感情

隠れた感情に自分で耳を傾けてみたり

吐き出したり

時には、プロのアプローチに頼りながら、、、

それが不快感情も全て引っくるめて、色とりどりのにじいろの感情の愛しみ方だと思うんです。

そんな乗り越え方を繰り返す姿   

それが私たち人間の美しい姿だと思うのです。




最後までお読みくださり
ありがとうございました。
ご自愛くださいませ。


よろしければサポートお願いします。そのお気持ちに感謝します。息子達との思い出作りに使わせて頂きます。🌈