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異業種転職を成功させる人には4つの共通点があった!

どうもこんにちは!
セッション&カンパニーの風巻です。

日頃からキャリア支援を行う中で、転職活動をスムーズに進行させる方もいれば、書類選考が通っても面接が通らない方、そもそも書類も通らない方などいろいろなパターンがあります。

そこで、どのような方がスムーズに転職活動を成功させているのかを振り替えって考えてみることにしました。

今回は、転職活動の中でも異業種への転職を成功させた方に絞って共通点をあらいだしてみましたので、シェアさせて頂けたらと思います!

1.変換して自己PRする

この見出しだけをみても何のことかわかりにくいかと思います。。

補足をしますと、異業種への転職活動については、今までいた職場では当たり前な仕事の進め方だったり、常識的な知識だったりするかもしれませんが、他の業界の人からすると理解されにくかったり、イメージがイマイチしにくかったりと、せっかくの自己PRが選考官にとって刺さらないものになってしまうことがあります。

そのため、自己PRの際は専門用語をつかいすぎず、相手にとってわかりやすい表現になるよう単語を選んだり、話し方を工夫しています。

僕たちセッション&カンパニーでは、特に異業種転職のパターンとして、以下のような事例が多いです。

[元々]            [転職後]
メーカー/商社(有形商材) →  IT/コンサル/人材(無形商材)
飲食などのサービス業     →  営業職

特徴として有形商材から無形商材に行くことが多い傾向にあります。
やはり、自己PRの仕方もかわってきますので、相手の業界にとってもわかりやすい表現に変換する必要があることが想像できるかと思います。

、、、とはいうものの、「変換するといっても、どうやってやるのかがわからないから大変なんじゃないか」という声も聞こえてきますので、その方法について考えていきたいとおもいます!

2.極力、志望先の求人の仕事内容を正しく理解し、求められるスキルを推察する

異業種の仕事内容を正しく理解することはむずかしいかもしれませんが、仕事内容をかぎりなくリアルに推察できるようになるためにはいくつか方法があるとおもいます。

・転職希望先の求人に書いてある仕事内容を読み込む
・同業他社の同じ職種の求人の仕事内容もみてみる
・エージェントの担当者に聞いてみる
・その領域にちかい場所で働いている人にヒアリングしてみる etc…

dodaより抜粋

たとえばこちらの求人であれば、以下のような類似スキルが必要であることが想像できるかとおもいます。

◆お客様のシステム導入支援・サポート業務
 → 何かしらの製品を販売する際に、お客様側で社内で上申する際に確認が必要な資料を準備し提供すること

◆従量課金サービスに関する年次・週次の集計業務
 → 従量課金サービスの取り扱い経験がない場合は、週次や月次で目標売上を追ってきた経験。目標数字から逆算して達成させるまでの工夫。

◆オペレーション業務の設計・マニュアル作成
 → 社内引継ぎ用に、また、業務効率化のためにマニュアルを作成した経験・

◆顧客(EC、通販企業)の要望のヒアリング・課題解決の提案
 → 仮説をもちながらお客様の課題感をヒアリングし、要望に沿った提案骨子の作成経験。

◆PDCAによる業務改善&効率化
 → 日々の業務改善や時短化に向けた動き

といった具合になります。
このように、自分を選考官に対して売り込んでいくにはまずは"相手の好み"を知る必要があるわけですね!

相手の好みに併せて、自分の持ち合わせている経験やスキルというカードを出していくイメージでしょうか。

まるで恋愛におけるデートと同じように、相手の好みを知るためには、なるべく多くの情報源があった方がよいので、類似企業の求人情報やその領域に近いところで働いている人に直接ヒアリングする、といったアクションが大事になってくるわけですね!💡

3.自己PRのエビソードに数字を盛り込んでいる

これは職種的に数字を取り入れやすい職種と、取り入れにくい職種があると思います。例えば、営業職は数字のエピソードが多く、事務職であれば数字のエピソードが少ない、といった具合ですね。

例えば普通に仕事をしていた場合には数字という概念がなく、「転職活動のタイミングでいきなり数字を使って自己PRといわれましても困ってしまう、、、」という方もいらっしゃるかと思います。

そのような場合、仕事の進め方の捉え方次第でかわってきますので、具体的な例を記載できればと思います!

たとえば、エンジニア志望のパティシエの方と一緒に自己PRを考えたときの事例です。

[①ミッションについて]
私が今までで最も困難であったと思うことは、新しいレシピの考案です。
もともと別の調理を担当していたところ、デザートを新しく担当することになりました。
[②困難について]
約1年間で30種類ほどのレシピを考案しましたが、味や見た目がお客様に出せるレベルではないと言う理由で採用されることはありませんでした。
[③工夫した点]
そこで私は、通常の業務をこなしながら製菓の知識を勉強したり、SNSなどで流行のスイーツの情報収集を徹底しました。また、味や見た目の改善に関しては、先輩社員のお時間を定期的に頂くようお願いし、週一回、試作したデザートを実際に食べて頂き、フィードバックをもらい、改善内容をまとめる習慣を続けました。
[④結果]
結果として、4種類のレシピを採用していただくことができました。私はこのような経験から、例え異なる職種にチャレンジし、困難な場面に直面したとしても、自分自身が行うべき努力の方向性を定め、継続的に努力を続けることができます。

このように話の構成が4段階ある中の[②困難について]、[④結果]にて数字を使って仕事内容を表現しております。

こちらの相談者と自己PRを考えているときは、数字と向き合ったことはないとはじめおっしゃってましたが、自分自身のミッションと業務内容の棚卸をすることで、一つ一つの仕事の軌跡を数字化するようにしました。


4.動画に撮って面接練習をする

自分自身が転職活動をしていた際にも行っていたのが、この動画に撮りながら面接練習をすることです。

はじめは一人で話して、一人で動画撮影してなんだか恥ずかしい気もしました😓

ですが、客観的に自分の表情がどうなっているのか、伝わる印象、聞こえ方、話の分かりやすさなど、動画撮影したからこそ見えてくるものが多々あります。

僕にキャリア相談頂く方みなさまにお伝えしているのですが、これを実際にやっているか、やっていないかは意外とよくわかります。

また、実際に動画撮影して練習した方はわりと改善しやすいのか面接での効果を実感しやすい傾向にあります。

自分自身、動画撮影して練習をはじめた当初と、何社か最終面接の段階まできた地点で練習用に撮影したものとを見比べると様子は違っていました。

まわりに家族がいたら恥ずかしいと思うかもしれませんが、その場合は協力してもらって面接官役をやってもらいながら動画撮影すると自然にとれるかも知れません。

以上、「異業種転職を成功させる人には4つの共通点があった!」でした。

いかがでしたがでしょうか?
転職活動中の方や、これから始められる方にとって少しでも「これはやってみようと!」と思っていただけたら嬉しいです。

ではまた!

※最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも共感した、または、よいと思っていただけましたら「スキ」も押していただけると嬉しいです!

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