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読書感想22「パティスリー幸福堂書店はじめました」秦本幸弥

こんにちは、せ→る→です。

もうクリスマスの時期ですね。
みなさんは何のケーキが好きですか?
私はチョコ系が好きです!

ということで今回は、秦本幸弥さんの
「パティスリー幸福堂書店はじめました」
の感想を書いていこうと思います。

1巻を読了した時点でこの記事の下書きを
書いたのですが投稿するまで間が空いたので
結局全巻読んでしまいました。

※ネタバレほぼなし

著者:秦本幸弥
イラスト:とのがや
出版社:双葉社 双葉文庫
巻数:全3巻
(敬称略)

<あらすじ>
祖父の代から続く書店を継いだ本田安子
しかし、残念ながら経営はずっと赤字続き
このままでは、お店をつぶしてしまう。

そんな悩みを抱えたある日、安子は
おいしいお菓子やコーヒーを出す、
カフェを併設した書店の存在を知り―。
双葉文庫

<主な登場人物>
本田安子
主人公,「幸福堂書店」オーナー,27歳
洋野創
「シェ・ヒロノ」オーナー,27歳
和倉日向
「シェ・ヒロノ」従業員,24歳

上記のあらすじには書いていないのですが、
裏表紙のあらすじにドSのパティシエって
書いてあったので、どんな毒舌キャラが
出てくるんだと身構えていました…

はそっけないけど思っていた以上に
穏やかな人で、安子がピンチのときに
助けてくれるし優しい人だと感じました。

なんなら日向の方がSっ気あります
いつもは優しくてニコニコしてるけど、
意地悪言ったりからかったりしてるので。

安子と創は互いのお店が行き詰っている
ことを知り、「幸福堂書店」
「シェ・ヒロノ」を合体させ、
「パティスリー幸福堂書店」として
リニューアルオープンします。

安子日向の明るい人柄、
の美味しいスイーツで
お店は徐々に賑わっていきます。

安子は元気のないお客さんを気にかけ、
悩みを聞いてあげるなど面倒見が良いです。

また、安子は小説だけでなく
育児や家事に関する本、ビジネス書など
幅広いジャンルの本を読むので、
その知識をもとにお客さんに助言をします。

話し上手だし聞き上手だなって思いました。
私も安子みたいな人に
相談乗ってもらいたいです。

「常識なんて人それぞれ全然違うんだから、
自分にしか通用しない常識なんて尺度で
人をはからないでください。」
by.安子(1巻P118)

一番好きなセリフです。安子かっこいい。
”常識”もそうだし、”当たり前”とか
”普通”って多用されがちですよね。

自分にも思い当たる節があって
グサッときました。

ポロッと口にしてしまうことがあるので
気をつけたいです。

お客さんたちの悩みがとてもリアルで
感情移入しやすかったです。

そしてなんといっても
スイーツがとってもおいしそう
創のガトーショコラ食べたいっ!

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#秦本幸弥 #とのがや


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