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読書感想22「パティスリー幸福堂書店はじめました」秦本幸弥
こんにちは、せ→る→です。
もうクリスマスの時期ですね。
みなさんは何のケーキが好きですか?
私はチョコ系が好きです!
*
ということで今回は、秦本幸弥さんの
「パティスリー幸福堂書店はじめました」
の感想を書いていこうと思います。
1巻を読了した時点でこの記事の下書きを
書いたのですが投稿するまで間が空いたので
結局全巻読んでしまいました。
※ネタバレほぼなし
著者:秦本幸弥
イラスト:とのがや
出版社:双葉社 双葉文庫
巻数:全3巻
(敬称略)
<あらすじ>
祖父の代から続く書店を継いだ本田安子。
しかし、残念ながら経営はずっと赤字続きで
このままでは、お店をつぶしてしまう。
そんな悩みを抱えたある日、安子は
おいしいお菓子やコーヒーを出す、
カフェを併設した書店の存在を知り―。
双葉文庫
<主な登場人物>
本田安子
主人公,「幸福堂書店」オーナー,27歳
洋野創
「シェ・ヒロノ」オーナー,27歳
和倉日向
「シェ・ヒロノ」従業員,24歳
上記のあらすじには書いていないのですが、
裏表紙のあらすじにドSのパティシエって
書いてあったので、どんな毒舌キャラが
出てくるんだと身構えていました…
創はそっけないけど思っていた以上に
穏やかな人で、安子がピンチのときに
助けてくれるし優しい人だと感じました。
なんなら日向の方がSっ気あります。
いつもは優しくてニコニコしてるけど、
意地悪言ったりからかったりしてるので。
*
安子と創は互いのお店が行き詰っている
ことを知り、「幸福堂書店」と
「シェ・ヒロノ」を合体させ、
「パティスリー幸福堂書店」として
リニューアルオープンします。
安子と日向の明るい人柄、
創の美味しいスイーツで
お店は徐々に賑わっていきます。
安子は元気のないお客さんを気にかけ、
悩みを聞いてあげるなど面倒見が良いです。
また、安子は小説だけでなく
育児や家事に関する本、ビジネス書など
幅広いジャンルの本を読むので、
その知識をもとにお客さんに助言をします。
話し上手だし聞き上手だなって思いました。
私も安子みたいな人に
相談乗ってもらいたいです。
*
「常識なんて人それぞれ全然違うんだから、
自分にしか通用しない常識なんて尺度で
人をはからないでください。」
by.安子(1巻P118)
一番好きなセリフです。安子かっこいい。
”常識”もそうだし、”当たり前”とか
”普通”って多用されがちですよね。
自分にも思い当たる節があって
グサッときました。
ポロッと口にしてしまうことがあるので
気をつけたいです。
*
お客さんたちの悩みがとてもリアルで
感情移入しやすかったです。
そしてなんといっても
スイーツがとってもおいしそう。
創のガトーショコラ食べたいっ!
*
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