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読書感想19「蝶が舞ったら、謎のち晴れ」伊与原新

こんにちは、せ→る→です。

本日は、伊与原新さんの
「蝶が舞ったら、謎のち晴れ
-気象予報士・蝶子の推理-」

のレビューをしようと思います。

著者:伊与原新
イラスト:ふすい
出版社:新潮社 新潮文庫nex
(敬称略)

<あらすじ>
天気予報が大嫌いな気象予報士・菜村蝶子
幼なじみの探偵・右田夏生の元に
舞い込んでくるささやかな
でも奇妙な依頼の数々。

降らなかったはずの雨,半世紀以上前の雷探し
“誘拐”されたバイオリン早咲きの桜に
秘められた想いを解き明かす鍵は天気予報!

明日の天気を願う時,それは誰かの事を想う時
新潮社HP

お天気はゼッタイにえこひいきしない。

天気に絡めたライトミステリー。

探偵事務所の右田気象予報士の蝶子
次々と謎を解いていきます。その過程で
天気が関わっていたり、天気によって生じる
現象が鍵になっていたり、
新鮮でとても面白かったです。

専門知識が全然なくても楽しめました。
蝶子の解説で勉強にもなり、
もっと知りたいと思わせてくれる作品です。

テレビで天気予報のコーナーが始まると、
以前よりも気にして見るようになりました。
蝶子が、仏頂面で予報を伝えている姿
想像すると笑えます。

蝶子は美人だが口は悪く、愛想も良くない。
ですが不思議と、読んでいて全然嫌な気分に
なりませんでした。

右田との掛け合いが楽しいからかな。

蝶子と一緒にお天気コーナーを担当している
女子アナウンサーの子も、話が進むごとに
蝶子の扱いに慣れていく感じが面白いです。

蝶子の天気に関する知識をメモしたり
次のときにはしっかり勉強してきたり
めちゃくちゃ良い子でした。

面白かったです!
ぜひ読んでみてください✨

お読みいただきありがとうございました。
他作品の読書感想も読んでいただけたら
とっても嬉しいです!

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