見出し画像

「自己流」は事故のもと

「この前筋トレしてたら肩痛めちゃったんです」


ジムで働くようになってから、こんなことをよく耳にします。

「なんでだろう?」ってすごく不思議だったんです。
カラダをよくするための運動なのに、カラダを痛めてしまうなんて、って。

けどどうして痛めてしまうのか、わかったんです。
気づいたらとても簡単なことなんですけど、盲点というか。

なんだと思います?

それは

「自己流」でやっているからです。


「自分なりに」やってしまうと、カラダの故障に繋がってしまいます!!


学生時代に部活などの経験がある人は思い出してほしいのですが、
(私がサッカー部だったのでサッカーを例えにすると)

「ボールを上手に蹴れるようになりたい!」
と思ったときに、まず何をするか?

人によっては
早速蹴ってみたり、教本を買ったり、練習動画を見たりすると思います。

けれど思い出してほしいのは、
それで理想の状態になれたのかってこと。
完璧にマスターできる人は少ないかなと思います。

何が足りないんでしょう?
それは、「人からアドバイスをもらう」ことです。
しかも、大切なのは専門的知識と指導力のある人からのアドバイスです。

感覚でスキルの高い人もいますからね。

「人から教えてもらう」ことのメリットは
個人にカスタマイズされた改善点を提示してくれることです。
本や動画は大衆向けなので、自分に落とし込んだ時に当てはまるかはわかりませんよね。

筋トレも同じです。

筋トレは最近とても身近な運動の一つになっていますし
ダイエットのため、ボディメイクのため、健康のために
筋トレをする人はとても増えました。
しかもそのための動画やSNS、書籍もたくさん出回っています。

ただ、ここで思い出してほしいのは

筋トレのやり方やメニューの組み方などを間違えると
カラダを痛めてしまうっていうこと。

本や動画はあなた仕様にカスタマイズはされていないってこと。


「じゃ、どうしたらいいんだよ!」

ちゃんと専門的な知識のあるトレーナーさんにアドバイスを貰うことです。

理学療法士として働いていた時は
手術後の患者さんが自己流で筋トレしようとしていたら
即、止めます笑
変な癖がついてしまったり、カラダを痛める恐れがあるからです。

その人が
どんな筋トレをしたら良いか、
そもそも筋トレをして良いのか、休んだ方が良いのか、など
適切な指導をしていました。

これは患者さんに限らず、一般の方も同じです。


ちなみに、これはこの業界に入ってとても驚いていますが、
フィットネスジムのトレーナーさんでも知識不足な人は少なくありません。

筋トレが好きだから
自分がダイエット、ボディメイクに成功したから
トレーナーをしている人も少なくありません。

ここで大切なのは
そのトレーナーさんとあなたは違うということ。
それを踏まえたうえで、
「あなたのカラダに合った」筋トレを教えてくれる人が重要です。

「自分はこれで成功した!」
ことが、あなたにも当てはまるかは別のお話ですよね。

まずは「自己流」から卒業することから始めて、
そして次はトレーナー(指導者)選びが大切になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?