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時々、ふと。



時々ふと

うっすらと靄が
全身を包んでいる感覚に

囚われることがある。






生き辛くて
毎日苦しくて

1日をやり過ごすのが
やっと、だったあの頃


それから
数年かけて
自分と丁寧に向き合うことで

生きるのがラクになって

自分でも驚くくらい
内側も外側も豊かになった。




あの頃のように
喉から手が出るほど
欲しいものなんてもうない。


毎日が
ありがたくて
穏やかで
充実してる。 







だけど
時々ふと、感じる。




注意深く見つめないと分からないような

ちっちゃくて些細な

内側の影。





それがあるからといって

目立った苦しみも生じないし 

日常生活に支障が出るなんてこともない。


日々の穏やかさや

充実感やありがたさが

帳消しになることもない。






ただ
そこにあるもの。







なんとなく、だけど

それをただ
今は認識していればいいのだと思う



どうにかしようとしなくても

ただあることを
自分の中に認めててあげる、

そんな感じ。




きっと

いまは薄くなりすぎたけど

過去にはわたしの中に
大きく君臨していたもの


そんな気もするから







ということは

かなり薄まった、といえるのか。




ああ、
それを薄くするために
やってきたことを

ただこれからも
ひたすらにコツコツと

続けるだけなのかもしれない。




正直、
新しい作業じゃないのかと
つまらなくはあるけど



地味でシンプルなことを
コツコツ続けていくことの威力を

実感してきた
忘れようのない体感が
ここにあるから






息を深く吐いたらまた


安心して



この道の先を進もう







"自分と真っ直ぐ向き合うこと" でより満たされた日々を送れるようなヒントになったらとこれまでの研究を言語化して公開を始めました ♔ 繊細で不器用で生きるのが難しい、そんなふうな私でもひたむきに今を生きてる…そんなことを表現できたらなと思ってますꪔ̤̫