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白洲次郎という生き方を読んで

白洲次郎という生き方を読んで

本屋でたまたま見かけた書籍です。

敗戦後の日本において、吉田茂がサンフランシスコ平和条約を日本語で堂々と読む姿に涙したのは、白洲次郎ということをどこかで聞いたことがありました。

どんな人物なのか元々興味があったので読んでみました。

一文要約 by Semple原理原則に従う戦後のイノベーター。

白洲次郎はどんな人?1902年(明治35年)に兵庫県芦屋市に生まれました。名前から分かる通り次男

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Media Makersを読んで

Media Makersを読んで

元々Twitterを通じてこの書籍の評判を聞いて興味があったので、「これからのお金の話をしよう」を購入する際に、田端さんの処女作も読んでみたいと思い、あわせて購入しました。

一文要約 by Semple誰もが発信できるからこそ、メディアの持つ影響力の強さと脆さなどを認識しておく必要がある。

著者はどんな人?livedoorブログやVOGUEなどでメディア担当として働き、ZOZOでコミュニケーシ

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これからのお金の教科書を読んで

これからのお金の教科書を読んで

サラリーマンである自分にも実感の湧くような書籍だと思い、購入しました。田端信太郎氏のことは、就活の時からマーケティングの専門家として興味深いと考えています。

一文要約 by Sempleコスパや効率を追い求めるためのテクニックではなく、金銭を通じて経済活動の楽しみ方が学べる一冊。

著者はどんな人?LINE株式会社で上級執行役員やZOZOでコミュニケーション室長などマーケティングや広報担当として

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地面師たちを読んで。

地面師たちを読んで。

ニュースでちらほら見かける地面師という言葉をもう少し掘り下げたいと思っていた。なぜなら令和のこの時代にも昔ながらの詐欺で騙される人がいることに、どのような詐欺なのか興味があった。

Youtubeで見かけた裏社会ジャーニーでこの本の作者と対談していて面白そうだったので読んでみた。

一文要約 by Semple土地さえあれば、そこに「奴ら」は現れる。

地面師とは?不動産取引を専門とした詐欺。

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2020/09の読書記録

2020/09の読書記録

今月は不動産テックに関する書籍と憲法に関する書籍。
それと文章術と処世術の4冊です。
読書の秋の書籍にお悩みの方、少しでも参考になれば幸いです。

デジタル化を秘めた最後の鉱脈
近年目にする不動産テックにはどのようなものがあり、世の中がどのように便利になっていくのか興味があったので、こちらの書籍を手に取りました。それにしても破壊者とは不穏なタイトルですね。

データの整備

歴史を遡ると、まず不動

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2020/08読書記録

2020/08読書記録

日本の宗教は慣習へ。
書籍購入の背景:神社と仏教の違いを学んでいるうちに、参考図書として出てきたこちらの書籍に興味を抱きました。

大まかな流れ:日本における神道と仏教の違いを歴史的な経緯を踏まえて紹介してくれています。古代から近現代までの日本における宗教が紆余曲折や権力との結びつきを経て、現代の慣習レベルにまで馴染んだ理由が紹介されています。日本に仏教が入る際、土着の信仰から仏教への乗り換えには

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2020/07読書記録

2020/07読書記録

30歳で退職したサラリーマン。FIREとは、経済的自立を達成して早期リタイヤをすることです。端的に言えば、自分の生活費を資産運用の配当で賄うことのできる環境のことです。著者は、資産7000万円を持ってアーリーリタイアしたそうです。FIRE達成です、すなわち「働かない自由を手に入れた状態」とも言えます。

資産運用関係は、今までにもたくさん読んできましたが、先月読んだものとしては、日本人の方がFIR

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