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日本一への「呼び水」?DeNAのドラ1トリオが3連発。初回から度会、森、松尾3選手の一撃。「三本の矢」は最大のアピールに。昨年はドジャースの大谷選手らも

個々の活躍ではインパクトに欠けても、束になれば最大のアピールとなる。DeNAのドラフト1位3選手が練習試合の初回からいきなり3連発。「三本の矢」は衝撃的な強さだ。そして昨年はドジャースの大谷翔平選手らも3連発を放った。そして世界一に。DeNAにとって、3連発は日本一への「呼び水」となるのだろうか。

沖縄で行われた2軍クラスの練習試合。先攻のDeNAは初回から打ちまくった。

先頭打者の度会隆輝選手(22)は2023年のドラフト1位。初球のストレートを振り向くとライトポール際へ飛び込む先頭打者ホームラン。

続く2番は森敬斗選手(23)。2019年のドラ1。3球目の内角低めの直球を捉えた。打球は右翼越えの一発となり、2者連続の本塁打。

そして3番打者は松尾汐恩選手(20)。2022年のドラ1だ。初球のほぼ真ん中に入ったストレートを左翼越えのアーチ。ドラ1トリオの3連続本塁打の完成だ。たった5球の電光石火だ。

この試合は結果的にDeNAが16-5で大勝した。これだけ得点シーンが生まれれば、個々の選手がバラバラに一発を放っていたら、インパクトとしては弱かったかもしれない。

しかし初回の先頭打者から、ドラ1トリオの3連発となれば、最大級のアピールとなっただろう。

まさに「三本の矢」。戦国時代に毛利元就が3人の息子に伝えている。一本の矢では弱くて折れやすくても、三本が束になれば、強度が増して折れにくい。だから「3人の兄弟もまとまるように」と。

この試合も、まさに先頭打者からの三連発で、度会、森、松尾3選手には最大級のアピールとなっただろう。

3者連続のアーチとなると、1985年の阪神のバックスクリーン3連発が有名だ。あの年、阪神が日本一となったことで、3連発は伝説となった。

そして海の向こうメジャーリーグでは、ドジャースが昨年8月31日に初回の先頭打者から3連発を放っている。先頭の大谷翔平選手から、ベッツ選手、フリーマン選手が打ち込んだ。この年、ドジャースは世界一に輝いている。

阪神は日本一、ドジャースは世界一。練習試合とはいえ、DeNAの3連発は日本一への「呼び水」となるかもしれない。

少なくとも、DeNAの3選手には最大級のアピールとなっただろう。これを自信にして、さらなる活躍を!

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