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プロ野球もレンタル移籍の導入を!ラグビー・リーグワンで今季から導入。セパ交流戦のみの期間限定で試行してみては?

プロ野球もレンタル移籍の導入を!ラグビー・リーグワンは今季から期限付きの移籍(レンタル移籍)を導入することにした。この制度は選手の保有権が完全に移ることなく、他のチームで出場機会を得るシステム。選手の試合経験が増す可能性が高くなり、貸し出す側にも借りる側にもメリットがある。プロ野球もセパ交流戦で試行してみてはどうだろうか。

サッカーのJリーグではすでに導入されている。若手選手の武者修行という意味合いもあり、別のチームで試合経験を増すのは貴重な経験だ。レンタルで移籍していたが、そのまま保有権も移る完全移籍となるケースも少なくない。

今回のラグビー・リーグワンでは、12月21日に開幕する今季に導入される。同一シーズン中には元のチームに戻れない、上限は3人までと制限もある。

プロ野球はサッカーやラグビーと異なり試合数が多い。1シーズンで143試合行われる。まるまるレンタル移籍で手放した場合、ケガのリスクも高まってくる。

そのため、まずはセパ交流戦のみで試行してみてはどうだろうか。例えば、セリーグ、パリーグの同一リーグ間でのレンタルは認めない。そして交流戦で元々の所属チームとの試合に出場することもできないという制限を設けたうえで行うのだ。

この条件をつければ、送り出す側にもメリットがあるだろう。仮に巨人に所属している選手を例にした場合だ。別のリーグ(パリーグ)の6球団のうちのどこかにレンタル移籍する。そしてセリーグとの交流戦に出場することになる。

この選手は交流戦で元々の所属チーム(巨人)以外の5チームとの試合に出場する。この選手がセリーグのチームを倒す活躍をすれば、元々の所属チームの巨人に間接的に貢献したことになる。

元々所属しているチームには利点があっても、不利にならないようにできる制度だ。セパ交流戦は各チーム18試合行う。元々の所属チームとの3試合は不出場となるので、15試合のみの出場だ。

これは選手にとっても、ほかのチームでプレーすることで、別の視点から野球を見ることができるメリットがある。

プロ野球の場合、1軍に出場できなくても、2軍あるいは3軍の試合もある。ただ、トップの1軍でプレーできなければ、気持ちはどうしても萎えてくる。

それならば、1シーズン15試合だけでも1軍でプレーできるチャンスが与えられた方がいいはずだ。1軍の試合に出場できる機会が増える制度を検討してほしい。

プロ野球はほかのスポーツからまだまだ学ぶことは多いはずだ。レンタル制度の導入を!

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