目に見えない部分こそが、子供の能力の高さの秘密なんだよね。
こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!
noteを始めてから、はや1か月がたちました。
予想以上にたくさんの方に記事を読んでいただき
毎日楽しく執筆することができました。
いつも応援してくださっている皆さま、
本当にありがとうございます!
この1か月間
私のように子育てで辛い思いをしている
ママやパパの助けになれたらと思い、
「今のしんどい」から目をそらさず
「本当の子供の能力を高める」ための
子育ての方法をお伝えしてきました。
今回は改めて
私自身の失敗と反省から
「本当の子供の能力とはなにか?」
について考えてみたいと思います。
▶能力が高い=人よりも優秀?
私自身、二人の子育てをしていますが、
世の中にあふれる子育て情報に
喜んで振り回されるような子育てをして、
結局、
子供も自分も苦しくなっていました。
とくに第一子である息子に対しては、
「子供の能力を高めるために、
できる限りのことをしたい!」
と、かなり意気込んで、
英才教育みたいな子育てをするのに
張り切っていました。
「このおもちゃを使うと、頭がよくなる!」
なんて情報を聞けば、
「息子の発達に合っているかどうか」
「どんな使い方をすれば成長につながるのか」
なんて考えもせず
すぐにそれを買い与えてみたりね。
ていうか、そういったものを与えておけば、
勝手に子供の頭がよくなると考えていたのです。
とにかく、他の赤ちゃんよりも
「早く、いろいろなことができる」
ということが素晴らしく感じられて
息子の発達なんて無視して
独りよがりの子育てをしていたような
気がします。
今思うと、
子育ての方向性なんて
自分の頭でまったく考えていませんでした。
まあ、強いて言えば
「人より優秀な子」を
目指していたのかもしれません。
▶「人より優秀な子」を目指された息子の悲劇
子育てに一生懸命な母のもとに生まれた息子は、
その期待に応えてすくすく育っていきました。
目指すは、「人より優秀であること」!!
同年齢の近所の子と比べて
発達が早ければ安心し、
息子よりもできる子を見れば焦って
もっとやらせなきゃ!と思う。
もちろん、
それによって伸びた能力もたくさんあります。
教育ママのおかげで
運動や言葉の発達は申し分なく、
息子自身もそういった面では、
自信をもってのびのびと過ごしています。
けれども、「人よりも優秀」であることを
目標としていた母は、
息子の心の成長なんて、これっぽっちも
気にしていなかったのです。
とにかく
目に見える能力ばかりを伸ばした結果
「我慢する力」
「気持ちを切り替える力」
「相手の気持ちを考える力」
といった、
社会の一員として生きていくための
目に見えない能力は
すっかり置いてけぼりに。
年齢に合った心の発達ができていない息子は、
小さなことにも我慢ができず
欲求のまま動き回る。
思い通りにいかなければ、
大人も手をつけられないほど暴れまわる。
どんなに運動能力や知能が高くても
息子も親も苦しい毎日です。
しかも、できることはたくさんあるはずなのに
気持ちのコントロールができないので
その力を発揮できない場面も
たくさんありました。
どうすることもできないほど
息子の心がまがった方向に
育ってしまったのを見て、
ようやく
「この子育てではいけないのかも…」
と気付き始めたのでした。
▶知能や運動能力よりも大切なもの
ここまできて、ようやく
自分の子育てについての考えを
振り返ることができました。
知能や運動能力といった
「目で見える能力」だけがあったとしても
それをどんな場面でも
生き生きと発揮できなければ
本当に能力があるとは言えません。
どんなに普段走るのが速くても、
運動会で「負けるのがいやだから」と
嫌がってかけっこに参加しなければ
その運動能力は発揮する場すら
与えられないことに。
「やればできる」という言葉の難しさは
「できる」の部分ではなく
「やる」の部分にあるのだと思います。
だからこそ、
目に見える能力を高めたいなら
目には見えない能力を
しっかりと育てる必要があるのです。
▶土台になるのは「目に見えない力」
それに気づいてからは、
とにかく息子の心を育てることに
シフトチェンジ。
それまでに息子が学んでしまった
間違った考えを、
一つずつ解きほぐしていきました。
暴れても思い通りにはならないこと
気持ちは言葉で伝えること
ちょっとの我慢は大切なこと…
そんなことを毎日伝え、
ようやく息子も落ち着いた日々を
過ごせるようになりました。
以前はちょっと嫌なことがあると
すぐにグズグズと不機嫌になっていたのですが
少しずつ
気持ちのコントロールができるようになり
息子が本来もっていた「目に見える能力」を
発揮できる場面も増えてきました。
「目に見えない能力」こそが
「目に見える能力」を支える土台だったのだと
改めて感じています。
▶おまけ
もちろん、ここまで
すんなりたどり着いたわけではありません。
悩み続けることはや2年。。
その間
毎日繰り返されるかんしゃくに悩み
厳しさを求めるあまり
息子との心のつながりを失ってしまったり
本当に辛い日々もたくさんありました。
ここでは書けないほど
ダークな気持ちになってしまったことも
たくさんあります。
それでも
「私が生んだ命」に責任をもって
息子自身が「生まれてきてよかった」と
思える未来を夢見て
必死に息子の心と向き合いました。
今でもうまくいかないことの連続ですが
その試行錯誤の日々で私が気付いたことこそ
息子の心を育てていったのだと思います。
子育てに正解なんてありません。
ただ、一つ言えるのは
「子供の幸せを思って
親がよりよい方法を考え続けること」
これだけは子育てにおける
真実なのではないかと思っています。
親だって完璧じゃない。
間違えることだって
分かっていてもできないときだって
たくさんある。
けど、「子供に幸せになってほしい」
という思いがあるからこそ
明日もまた頑張れるのだと思います。
私のつたない文章が、
悩み多い日々を打開する
小さなきっかけになることを
願ってやまない毎日です。
毎日、必死にわが子と向き合う
素敵なママ・パパの皆さんが
お子さんと心穏やかな毎日を過ごせますように。
明日も一緒に頑張りましょう!
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